POVツールバーからのメンバーの選択

Essbase接続については、EssbaseでのPOVツールバーからのメンバーの選択を参照してください。

POVとは、データ・ソース接続におけるディメンションのデフォルトの開始点です。POVツールバーから、グリッドに追加する各ディメンションのメンバーとフィルタを選択し、グリッドに、またはグリッドからメンバーを移動できます。

各接続に関連付けられるのは1つのPOVのみですが、ワークブックの複数のワークシートに対する1つの接続で、異なるPOVを設定することは可能です。

POVは、POVマネージャの説明に従って管理できます。

注:

Financial Managementには、デフォルトでユーザーの視点が表示されます。詳細は、Oracle Hyperion Financial Management User's Guideを参照してください。

POVツールバーからグリッドへのメンバーとディメンションの配置

  POVツールバーからディメンションとメンバーを選択するには:

  1. 次のいずれかの操作を行います:

    • POVツールバーでメンバーの名前を対応するディメンションの上に入力して、POVツールバーで「リフレッシュ」をクリックします。

    • POVツールバーでディメンションの横にある下矢印をクリックし、メンバー・セレクタからのメンバーの選択の説明に従ってメンバーを選択します。

  2. POVツールバーでメンバーの横にある下矢印を右クリックし、それをグリッドにドラッグします。

    メンバーまたはディメンションを編集するためにPOVツールバーに移動するには、そのセルを右クリックしてPOVツールバーにドラッグします。

  3. 必要に応じて繰り返して、グリッドに追加するすべてのディメンションとメンバーを配置します。

  4. これらのPOV選択をワークシートに保存するには、ワークシートの保存前にリフレッシュする必要があります。

POVツールバーの非表示

POVツールバーでの作業を終了後、再び必要になるまで非表示にしておくことができます。POVツールバーを非表示にするには、データ・ソースのリボンで「POV」をクリックします。「POV」ボタンにより、POVツールバーの表示と非表示が切り替わります。

注:

Essbaseのリボンでは、「POV」ボタンの操作は異なります。EssbaseでのPOVツールバーからのメンバーの選択を参照してください。

図3には、左から右に、次の条件でPOVが表示されます:

図 3. POV

前の段落で説明しているPOVを示しています