Oracle BI EEデータ・ソースには、プライベート接続の作成の説明に従い、プライベート接続を使用して接続します。共有接続を使用して接続するには、XMLファイルからの共有接続へのアクセスの説明に従い、ファイルに共有接続情報を保存する必要があります。
また、Smart Viewでは、1つのOfficeワークシート、スライドまたはドキュメントにおいて、複数のOracle BI EEプライベート接続がサポートされています。
たとえば、あるワークシートに、異なる2つのBIカタログから2つのグラフを挿入し、シートをリフレッシュできます。各グラフは、異なる2つのサーバーの最新データで更新されます。
Oracle BI EEバージョン11.1.1.7.10以降では、複数の接続がサポートされています。これより前のバージョンのOracle BI EEに接続している場合、使用できるのは1つの接続のみです。
複数のOracle BI EEサーバーに接続している場合は、次のことが可能です:
Smart Viewパネルの接続間で切替えを行い、それぞれのカタログを参照できます。
同じOfficeドキュメントに異なる接続からビューを挿入できます。
ビュー・デザイナがSmart Viewのリボンから起動され、Oracle BI EEのビューが選択されていない場合、ビュー・デザイナは、最後に使用したOracle BI EEサーバーに接続されます。
Smart Viewのリボンから貼付けを起動して、BIアンサーのコンテンツを貼り付ける場合、その貼付けアクションでは、最後に使用されたOracle BI EE接続が使用されます。
異なる接続のビューを含むドキュメントをリフレッシュすると、ビューは、挿入元のサーバーに対してリフレッシュされます。
Excelワークシートごとに使用できるExcelピボット・テーブルは、1つのみです。また、Excelピボット・テーブル・ビューは、常に新しいワークシートに挿入されます。データ・ソース接続が1つの場合も複数の場合も、これが既定の動作です。
複数のOracle BI EEプライベート接続に接続するには:
「Smart Viewホーム」、またはの横にある矢印をクリックすると表示されるメニューで、「プライベート接続」をクリックします
「プライベート接続」パネルで、ドロップダウン・メニューから接続を選択し、「データ・ソースに接続」にデータ・ソースのユーザー名およびパスワードを入力します。
Oracle BI EEカタログからビューを挿入したものと仮定します。手順3に進みます
「データ・ソースに接続」に、2つ目のデータ・ソースのユーザー名およびパスワードを入力します。
これで、新たに接続されたデータ・ソースからOfficeドキュメントにビューを挿入できます