Oracle BI EEカタログ

Oracle BI EEプレゼンテーション・カタログは、カタログまたはカタログ・ツリーとも呼ばれ、Smart Viewパネルに表示されます。カタログ・ツリーには、「カタログのルート」というルート・ノードと、デフォルトで「マイ・フォルダ」および「共有フォルダ」という2つのフォルダが表示されます。

図 33. Oracle BI EEカタログまたはカタログ・ツリー

Oracle BI EEサーバーのアドレス、カタログのルート・ノード、「マイ・フォルダ」および「共有フォルダ」というデフォルト・フォルダを表示するOracle BI EEカタログ・ツリーのビュー。

「マイ・フォルダ」に保存したアイテムは、フォルダを展開したときにのみ表示されます。他のユーザーが「マイ・フォルダ」に保存したアイテムは、それらのユーザーにのみ表示されます。

「共有フォルダ」に保存したアイテムは、BIコンシューマ権限でログオンしたすべてのユーザーが表示できます。BIコンシューマ権限を持っている場合、他のユーザーが「共有フォルダ」に保存したアイテムも表示できます。

  アクセスできるフォルダのプロパティ(フォルダ作成者の名前や作成日など)を表示するには、カタログ・ツリーでフォルダを右クリックして「フォルダ・プロパティの表示」を選択します。

カタログ・ツリーのフォルダには、Oracle BI EEとSmart Viewの両方の分析のリストと、作成されたサブフォルダが含まれます。図34に示すように、分析ノード(たとえば、「マイ・フォルダ」の「面チャート2」)を展開すると、そこに保管されているビューのリスト(たとえば、「複合ビュー1」や「表1」)が表示されます。

図 34. 分析ノードのビューが表示されているカタログ・ツリー

分析ノードが展開され、その内容を表示できます。表示されている特定のノードには、複合ビュー、タイトル・ビュー、表ビューおよび3つのチャートが示されています。

  分析作成者の名前、作成日および更新日などを含む分析のプロパティを表示するには、カタログ・ツリーで分析を右クリックして「分析プロパティの表示」を選択します。

BIアンサーでは、編集する分析を選択できます。Smart Viewで作成されたビューの場合は、Smart Viewでそのビューを編集することも可能です。

  BIアンサーで分析を編集するには、カタログ・ツリーで分析を右クリックして「アンサーでの分析の編集」を選択します。

このオプションを選択すると、デフォルト・ブラウザが起動され、BIアンサーで分析編集ウィザードが開きます。BIアンサーにまだログオンしていない場合は、資格証明を入力できるログイン・ダイアログ・ボックスが表示されます。BIアンサーでビューを編集するには、BIコンシューマ権限が必要です。

  Smart Viewで分析を編集するには、カタログ・ツリーで分析を右クリックし、ビュー・デザイナで「起動」を選択します。

この場合、ビューはSmart Viewで作成されたものであることが必要です。編集するビューにアクセスするその他の方法は、ビュー・デザイナの起動を参照してください。

カタログ・ツリーから、表ビュー、ピボット・テーブル・ビュー、グラフ・ビュー、タイトル、および複合ビューをSmart Viewに挿入することもできます。詳細は、Oracle BI EEの分析、ビューおよびダッシュボードの操作を参照してください。