ページ・プロンプトでは、挿入されたビューの内容を判断する基準を指定できます。Smart Viewは、ページ・プロンプトとプロンプトの両方をサポートします。プロンプトの操作も参照してください。
Smart Viewのページ・プロンプトは、BIアンサーのビュー・プロンプトに相当します。ビュー・プロンプトは、分析内の個々のビューに指定されます。Smart Viewでは、BIアンサーの表プロンプト、グラフ・プロンプト、ゲージ・プロンプトがサポートされています。これらのプロンプトのタイプは、Smart Viewではページ・プロンプトと呼ばれます。
ページ・プロンプトは、分析内のビューごとに異なる場合があります。分析内の個別の表ビューに年のページ・プロンプトを設定し、同じ分析内のピボット・テーブル・ビューに事業部門のページ・プロンプトを設定することができます。
ページ・プロンプトを含むビューを初めて挿入すると、ビューの状態がデフォルトで選択されます。たとえば、分析内の特定のビューに年のプロンプトが指定されており、2010、2011、2012から選択できる場合、挿入時にこれらに対するプロンプトは表示されません。かわりに、ビューのデフォルトの状態が挿入されます。たとえば、選択可能な年のリストで最初の年である、2010のデータが自動的に挿入されます。その後、ページ・プロンプトを編集し、別の年のデータを選択してこのビューに表示することができます。
挿入、またはコピーして貼り付けられたビューのページ・プロンプトを編集できます。
ページ・プロンプトを編集するには:
グラフ・ビュー - グラフを選択します。
表およびピボット・テーブル・ビュー—表内の任意のセルを選択します。
Oracle BI EEのリボンから、「ページ・プロンプトの編集」ボタンを選択し、特定ビューに対するデフォルトのページ・プロンプトの選択内容を表示します。
BIサーバーでレポート定義が変更された場合、選択内容はリセットされているため、すべてのページ・プロンプトを再度選択する必要があります。
「ページ・セレクタ」で、ドロップダウン・リストから選択してページ・プロンプトの選択を変更します。
図45に、年と事業部門が選択された「ページ・セレクタ」ダイアログ・ボックスを表示します。この例では、年は2010、事業部門は電子機器が選択されています。
選択した後に「OK」をクリックすると、ビューがすぐにリフレッシュされて選択内容が反映されます。
