詳細オプション

詳細オプションはグローバル・オプションで、現在のワークブック全体(現在のワークブックに追加された新しいワークシートを含む)、および今後作成されるすべてのワークブックおよびワークシートに適用されます。グローバル・オプション設定への変更は、すべての既存および新規のMicrosoft Officeドキュメントのデフォルトになります。

これらのオプションで、「すべてのワークシートに適用」または「デフォルト・オプションとして保存」を使用する必要はありません。

注:

すべてのデータ・プロバイダで、表に表示されているすべてのオプションがサポートされているわけではありません。

表16に記載されている管理タスクおよびその他の高度なタスクのオプションを設定するには、Smart Viewのリボンで「オプション」をクリックし、左ペインで「詳細」を選択します。完了したら、「OK」をクリックします。

表 16. 詳細オプション

オプション

説明

一般

一般

共有接続URL

すべての接続に対するデフォルトのURLを指定します。構文http://<server>:19000/workspace/SmartViewProvidersを使用します。

注:

Smart Viewのオンライン・ヘルプを使用できるようにするには、このフィールドにOracle Hyperion Enterprise Performance Management WorkspaceのURLを入力する必要があります。

元に戻す処理の数

1回の操作で許可される元に戻す処理とやり直し処理の数(0から100)。

「元に戻す」と「やり直し」の使用方法を参照してください。

最後に使用したアイテム数

「Smart Viewホーム」、およびSmart Viewのリボンの「開く」メニューに表示される、最後に使用した接続の数(15以下)。

すべてのMRUアイテムの削除

最後に使用したアイテム・リストの全アイテム(リストに固定されたアイテムを含む)を削除します。

ロギング

ロギング

ログ・メッセージ表示

接続されたデータ・ソースからのすべてのエラー、警告および情報メッセージが、それぞれの発生時に表示されますが、どのメッセージ・レベルをログ・ファイルに記録するかを選択できます。表示および記録のメッセージ・レベルを選択します:

  • 情報: 警告とエラーを含むすべてのメッセージ。これは、問題を診断する場合に推奨される選択です。パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 警告: 警告およびエラーのレベルのメッセージ。パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

  • エラー: エラー・メッセージのみ - 一般的な用途に推奨されます。パフォーマンスにわずかな影響があります。

  • なし: すべてのメッセージが抑制されます。

  • 拡張情報: 情報レベル・メッセージおよびサーバーのすべてのレスポンスとリクエスト。パフォーマンスが低下します。

メッセージをファイルに送る

ログ・メッセージをファイルに保存します。ログ・ファイルの場所を変更するには、省略記号ボタンをクリックします。

次回起動時にログ・ファイルをクリア

Excelが閉じた後に表示される次のログ・メッセージの生成が開始されると、ログ・ファイルがクリアされます。

プロファイリングの有効化(これはサポート・エンジニアから推奨された場合にのみ行ってください)

拡張情報ログ・エントリおよび関数呼出しの大部分を指定します。アクティブなSmart Viewで各OfficeアプリケーションのXMLファイルを作成します。デバッグを目的としています。パフォーマンスに大きく影響します。

プロファイル・ファイルの場所は次のとおりです:

                     %APPDATA%\Oracle\SmartView\Profile
                  

例:

                     C:\Users\
                     username
                     .
                     domain
                     \AppData\Roaming\Oracle\SmartView\Profile
                  

表示

表示

言語

Smart Viewを表示する言語を選択します。言語を変更したら、Officeアプリケーションを再起動する必要があります。「デフォルト」は、Smart Viewのインストール時に指定した言語です。

Smart Viewショートカット・メニューのみを表示

ショートカット・メニューにSmart Viewのメニュー・アイテムのみを表示します。このオプションを設定しない場合、ショートカット・メニューにはExcelとSmart Viewの両方のアイテムが表示されます。

OutlookでSmart Viewを無効にする

OutlookでSmart Viewタスク・リストを使用しない場合に、OutlookでSmart Viewを使用不可にします。

リボン・コンテキストの変更を有効にする

Smart Viewのリボンのボタンを使用した後に、アクティブなデータ・プロバイダのリボンを自動的に表示します。

アクティブな接続に対して無効なオプションを使用不可にする

アクティブな接続に対して無効な「オプション」ダイアログ・ボックスのオプションを使用不可にします。

ドリル・スルー・レポートのツールチップの表示

セル上にマウスを移動したときに使用可能なドリルスルー・レポートのリストをデフォルトで表示します。

進捗情報を表示するまでの時間(秒)

操作が始まってから「Smart View進捗」スタータス・バーが表示されるまでの時間を秒単位で指定します。

互換性

互換性

Excelファイル・サイズの縮小

Smart Viewのワークブックを含むExcelファイルに保持されているメタデータを圧縮します。

注:

このオプションは、Smart Viewの異なるバージョン間の相互運用性に関係します。

組織のすべてのユーザーがSmart View 9.3.1.6以上の場合、このオプションは必ず選択する必要があります。

次の状況では、このオプションを選択解除します:

  • リリース9.3.1.6より前のSmart Viewのユーザー、またはSmart ViewのリリースにかかわらずMicrosoft Office 2002以前のユーザーにExcelワークブックを送信します。これらのワークブックでは:

    • 関数を含むグリッドは、データを表示する前にリフレッシュする必要があります。

    • アド・ホック・モードで、POV設定が失われます。この動作は、新規のアド・ホック・グリッドの動作と同じです。

  • リリース9.3.1.6より前のSmart Viewのユーザー、またはSmart ViewのリリースにかかわらずMicrosoft Office 2002以前のユーザーから送信されたワークブックを開きます。

向上したメタデータ・ストレージ

内部データ構造のより効率のよい記憶域を使用できます。

このオプションがオフの場合、Smart Viewは互換性の目的でメタデータのコピーを2つ保持します。その結果、全体的なパフォーマンスが低下する場合があります。

注:

このオプションは、Smart Viewの異なるバージョン間の相互運用性に関係します。

組織のすべてのユーザーがSmart View 9.3.1.6以上の場合、このオプションは必ず選択する必要があります。

次の状況では、このオプションを選択解除します:

  • リリース9.3.1.6より前のSmart Viewのユーザー、またはSmart ViewのリリースにかかわらずMicrosoft Office 2002以前のユーザーにExcelワークブックを送信します。

  • リリース9.3.1.6より前のSmart Viewのユーザー、またはSmart ViewのリリースにかかわらずMicrosoft Office 2002以前のユーザーから送信されたワークブックを開きます。

選択した関数とその従属をリフレッシュ

選択した関数を実行する前に、従属関数を同じシートで実行します。

モード

モード

操作にダブルクリックを使用

ダブルクリックすると空のワークシートにデフォルトのグリッドが取得され、セル・コンテンツがズーム・インまたはズーム・アウトされます。選択しない場合、ダブルクリックは標準のExcel機能のままで、セルは編集モードになります。

Oracle Essbase Spreadsheet Add-inとSmart Viewが同じコンピュータにインストールされており、まだSmart ViewおよびSpreadsheet Add-inの手順を完了していない場合は、ダブルクリックすると、Spreadsheet Add-inにログインするようプロンプトが表示されます。