Crystal Ballでは、「グラフ・プリファレンス」ダイアログ内の軸設定を変更することにより、予測結果の特定の範囲にフォーカスを置くことができます。手順については、グラフ軸および軸ラベルのカスタマイズを参照してください。
表示範囲を定義するには:
予測グラフで、「グラフ・プリファレンス」、「軸」、「尺度」、「タイプ」の順に選択します。
尺度タイプを選択します:
自動 - Crystal Ballでは、デフォルトの表示範囲である、平均値からの2.6標準偏差が使用されます。これには、約99%の予測値が含まれます。(後続の「標準偏差」を参照してください。)
固定 - 表示範囲の端点を手動で設定し、特定の値範囲にフォーカスを置けるようにします。たとえば、正の値にフォーカスを置き、損益予測の利益のみを確認できます。
標準偏差 - 標準偏差の観点から表示範囲の端点を設定します; 平均値の両側に表示する価値のある値の標準偏差の値を定義し、平均値を中心にして値を配置します。標準偏差の観点から表示範囲を設定することを選択する場合、表示範囲を平均値から1標準偏差に設定すると、予測値の約68%を表示できます。
パーセンタイル - パーセンタイルの観点から表示範囲の端点を設定します。
デフォルトでは、x軸の数値が自動的に調整され、予測が読みやすくなるように数値が丸められます。軸グラフ・プリファレンス設定には、表示範囲に制約を課して数値を丸める「表示範囲の丸め」が含まれます。この設定の選択を解除すると、丸められていない実際の数値が表示されます。
これ以外にも、データを別の方法で表示することによってシミュレーションの結果を解釈する上で役立つグラフのカスタマイズが用意されています(グラフ・プリファレンスの設定)。
また、メニュー・コマンドを使用せずにグラフの表示形式を変更する方法については、ショートカット・キーを使用したプリファレンスの設定を参照してください。