仮定の相関について

予測精度を最も高くするためには、関連する仮定を相関する必要があります(仮定間の相関の定義)。相関を定義する場合、相関係数(関係の強度を表す-1.0と+1.0の間の数値)を割り当てます。正の値の場合、1つの仮定の値が大きければ、他の値も大きくなる可能性が高いことを意味します。負の値の場合、仮定が反比例関係にあることを意味します; つまり、1つの値が大きければ、他の値は小さくなる可能性が高くなります。

Crystal Ballの「相関の定義」機能を使用すると、仮定の間の相関を2つの方法で定義できます:

ペアでの相関の定義は、仮定のペアに直接適用されます。マトリックスの相関定義は、ダイアログまたはワークブックで連続するセルに作成され、一連の仮定に適用されます。どちらの方法も「相関の定義」ダイアログを使用します。詳細は、「相関の定義」ダイアログについてを参照してください。

相関のガイドラインは、仮定の相関のガイドラインを参照してください。

相関マトリックスは、複数の仮定が相関するときに必ず作成されます。それぞれの仮定は1つのマトリックスにしか属することができません。相関されていない仮定は、現在のマトリックスにいつでも追加できます。リスト・ビューとマトリックス・ビューは両方とも、同じマトリックスのビューです。Crystal Ballの相関マトリックスの詳細は、Crystal Ball相関マトリックスについてを参照してください。

注:

Crystal Ballでは、すべての相関計算にスピアマン順位相関を使用して、仮定を別の分布タイプに関連付けます。スピアマン相関の詳細は、Oracle Crystal Ballリファレンスおよびサンプル・ガイドの統計定義に関する章を参照してください。