「実行プリファレンス」ダイアログの「試行」タブでは、シミュレーションを停止するプリファレンス(試行回数、計算エラー、および精度コントロール)を設定します。一般的な手順については、実行プリファレンスの設定を参照してください。
現在のシミュレーションは、精度コントロール設定が有効になる前にリセットする必要があります。
「実行プリファレンス」ダイアログの「試行」タブには、次の設定があります:
実行する試行回数 - Crystal Ballでシミュレーションを停止する前に実行する最大試行回数を定義します。このダイアログでいずれかのチェック・ボックスを選択したときに、Crystal Ballでは、予測結果が最初に他の停止基準と一致しない場合は試行の最大回数のみが使用されます。
計算エラー時に停止 - 選択すると、任意の予測セルで数学的エラー(ゼロによる除算など)が発生したときにシミュレーションを停止します。計算エラーが発生すると、Crystal Ballでは、エラーを見つけやすくするために、セル値は復元されません。計算エラーが発生しない場合、「実行する試行回数」に達するか、指定した精度(設定されている場合)に達するまでシミュレーションは続行されます。
注: | 最高速モードでは、エラーが発生した場合、シミュレーションはエラーの検出直後ではなく試行のバーストの最後に停止します。 |
精度コントロール限度に達したら停止 - 選択すると、特定の統計量が指定した精度レベルに達したらシミュレーションを停止します。統計量を選択し、各「予測の定義」ダイアログでこのオプションをトリガーする精度を定義します。手順については、「精度」タブを参照してください。シミュレーションを停止するには、精度コントロールを使用するよう設定されているすべての予測が信頼度レベル内で指定された精度に達する必要があります。精度コントロールを使用するよう設定されているすべての予測が指定された精度に達しない場合、シミュレーションは「実行する試行回数」に達したときに停止します。デフォルトでは、精度コントロールはオンです。