Predictorウィザードで実行したとおり、データに季節性があるか(一定の循環で増減するか)どうか、またその場合はどの季節または循環かを把握する必要があります。「入力データ」パネルで「自動検出」を選択できますが、実測データのグラフも表示し、Predictorを実行する前に季節性の選択を確認する必要があります。Predictorウィザードの「データ属性」パネルで、実測データのそれぞれの系列のデータ値と自己相関のグラフ表示を選択できます。
注: | 「入力データ」パネルで「欠損値の入力」を選択してある場合、実測データと自己相関のグラフには、欠損値に値が入力されて表示されます。データ数には入力した値も含まれます。ただし、「外れ値の調整」を選択してある場合は、これらのグラフには外れ値調整とデータ数は含まれません。外れ値を含むよう調整したデータ件数を含め、調整済データを表示するには、「スクリーニング・データを参照」を選択します。 |
系列別に実測データを表示するには、「データ属性」で「季節性を表示」をクリックします。「実測データ - 季節性」ダイアログが開きます(図3.1「「実測データ - 季節性」ダイアログ」)。
系列グラフ、左上 - デフォルトでの、選択した系列の実測データのプロット;自己相関係数も表示できます(詳細は、自己相関による季節性の識別を参照)。両方のビューで、季節性は繰返しパターンで示されます。
系列グループ、左下 - 選択したスプレッドシートのセル範囲にあるすべてのデータ系列をリストします。グラフには現在選択されている系列が表示されます。次を含みます:
系列 - 選択された系列
季節性 - 現在の系列の季節性設定
循環 - 現在の系列の、それぞれの季節または循環の期間数
すべての系列に適用 - 現在の設定をすべての系列に適用
季節データの統計: データ値の数、最小値、平均値、最大値、値の標準偏差、循環内の期間数(1年で12か月など)
季節性のないデータの自己相関と確率を評価するLjung-Box統計
3つの最大自己相関係数(データ・ポイント数の半分までのラグ)
グラフのコピーおよび印刷(「編集」メニュー)
実測データ・グラフ、データ自己相関グラフ、およびデータ表の間の切替え(「表示」メニュー)
統計量の表示および非表示(「表示」メニュー)
グラフ・プリファレンスの設定(「プリファレンス」メニュー)
Predictorヘルプのオープン(「ヘルプ」メニュー)
傾向修正をグラフおよび統計量表で表示または除去するには、「トレンド除去後ラグの表示」を選択または選択解除します。
異なるタイム・ラグのデータ間で自己相関を使用して季節性を確認するには、「自己相関の表示」をクリックします。季節性チャートが自己相関ビューに変わります(自己相関による季節性の識別)。
ヒント: | 複数の実測データ系列を選択してある場合は、「系列」リストから別のデータ系列を選択してグラフに表示するよう変更します。 |