Toledo Gas社の住宅部門に勤務していると仮定します。公益事業委員会では、この会社が確実に需要を満たすことができるように、翌年度のガス使用量の予測を求めています。
チュートリアルを開始するには:
Crystal Ballを起動すると、Microsoft Excelが自動的に開始されます。
Crystal Ballリボンの「ヘルプ」グループで、「リソース」、サンプル・モデルの順に選択します。次に、「モデル名」リストでToledo Gasを選択します。
Toledo Gasスプレッドシートが開きます(図A.4「Toledo Gasスプレッドシート」)。
セルC5を選択します。
Crystal Ballリボンの「Predictor」を選択します。
「次」を選択して「データ属性」を表示します。
デフォルト設定が選択されていることを確認します: 「月」、「自動検出」および「欠損値の入力」。次に、「次」をクリックして「手法」を開きます。
「手法」パネルには、「多重線形回帰」を含む4つの手法が表示されます。研究によって、住宅ガス使用量は基本的に、新規使用開始、気温、天然ガス価格の3つの変数に影響されることがわかります。ただし、それぞれがガス使用量にどの程度影響するかは不明です。従属変数(関連すると思われる変数)に影響する独立変数があるため、この予測には回帰をお薦めします。
Toledo Gasスプレッドシートでは、従属変数は実測の住宅ガス使用量です。独立変数:
発行された占有許可証の数(新規住宅提供完了)
月の平均気温
天然ガスのユニット費用
「手法」で、4つの手法がすべて選択されていることを確認し、「多重線形回帰」をクリックして、多重線形回帰詳細ペインを表示します。
注: | 「多重線形回帰」チェック・ボックスが選択されたままになっていることを確認します。 |
「変数の選択」をクリックして「回帰変数」ダイアログを開きます。
必要に応じて、「回帰変数」で使用量(ft3)を選択し、を使用して「従属変数(Y)」に移動します。チェック・ボックスが選択されていることを確認し、他の3つの変数が「独立変数(X)」にリストされていることを確認します。
「OK」をクリックして、「回帰変数」を閉じます。
「手法」が再度表示されます。
多重線形回帰詳細ペインで、「手法」が「標準」に設定されており、「回帰式に定数を含める」が選択されていることを確認します。
「次」をクリックします。
「オプション」パネルが開き、これらのデフォルトが表示されます: 「RMSE - 2乗平均平方根誤差」および「標準予測」。
「実行」をクリックして予測を実行し、「Predictorの結果」ウィンドウを表示します(図A.5「「Predictorの結果」ウィンドウ、Toledo Gasの例」)。