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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド
11gリリース2 (11.1.2)
B70751-03
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6.1 このリリースでの新機能

Oracle Reports 11gリリース2 (11.1.2)では、Oracle Enterprise Managerの機能が大幅に強化されました。たとえば、Oracle Reports Servicesの管理や構成を実行する際には、構成ファイルを編集するのではなく、Oracle Enterprise Managerユーザー・インタフェースから実行できるページが追加されました。新機能の概要は、表6-1(表1-1「11gの機能と10gの機能との比較」の一部)を参照してください。

表6-1 11gのOracle Enterprise Manager機能と10gの機能との比較

11gの新機能 10gにおける同等機能

監視と管理


新しい機能が豊富にありカスタマイズ可能なOracle Enterprise Managerユーザー・インタフェース(次の機能に対応)

  • ファーム全体およびすべてのコンポーネントが階層的に表示されるナビゲーション・ペイン

  • レポート環境全体における包括的な管理、マネージメント、構成、チューニングおよび診断を行うためのOracle Reports用の新しいページ

  • 監視とチューニングにおける多数のメトリック

  • 起動、停止、再起動、グループ化、サーブレット、プラグイン登録などに即座にアクセスできる管理ダッシュボード

  • 構成パラメータ数とカテゴリ数の大幅削減

  • リアルタイム・パフォーマンスと履歴パフォーマンスに関して広範囲なメトリック

  • Reports Server監査

  • Oracle Internet Directoryの再関連付け

  • ポータル・メタデータ・リポジトリと関連付け

  • Oracle Enterprise Managerからドキュメントや関連資料に直接アクセスできる機能

Oracle Enterprise Manager Application Server (AS) Controlと構成ファイルの手動編集

新しい傾向グラフ、キーとなる統計。初期の兆候によって一般的な問題を予測します。

該当なし

ジョブの管理とスケジュール

詳細は、第6.7項「ジョブの管理およびスケジュール」を参照してください。


強化されたジョブ・キュー管理機能:Oracle Enterprise Managerにおける包括的なジョブ・キュー管理ユーザー・インタフェース(検索とフィルタ、ジョブの再送信、エラーの表示など)

基本的なジョブ・キュー用ユーザー・インタフェース

機能が豊富なカレンダベース型スケジューリング用ユーザー・インタフェース:Oracle Enterprise Managerには包括的なReports Server用ジョブ・スケジューリング機能があります。

Oracle Reports Queue Manager (rwrqm)、Oracle Portalユーザー・インタフェースまたはコマンドラインのみによりReports用ジョブ・スケジューリングが実行されます。

セキュリティ

詳細は、第6.8項「Oracle Reports Servicesの保護」を参照してください。


強化されたOracle Enterprise Managerユーザー・インタフェース:管理者はOracle Enterprise Managerを使用して、レポート、Webコマンドおよびフォルダへのアクセスに対して詳細なセキュリティ・ポリシーをより簡単に定義したり管理できます。

ポリシーの定義に使用されるOracleAS Portalの基本UI:ハードコーティングされたWebコマンドによりOracle Reportsの生成済ロールにアクセスします。フォルダ・レベルでなくファイル(レポート)レベルでのみポリシーにアクセスします。