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Oracle® Fusion Middleware Oracle Unified Directoryインストレーション・ガイド
11g リリース2 (11.1.2)
E49805-03
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2 ソフトウェアのインストール

Oracle Unified Directoryは、コマンド行またはOracle Directory Services Manager (ODSM)のグラフィカル・インタフェースを使用して管理できます。ODSMはアプリケーション・サーバーおよびOracle Application Development Frameworkに依存しているため、ODSMを使用する予定である場合、これらのコンポーネントをインストールする必要があります。

この章では、Oracle Unified Directory、Oracle WebLogic Server、IBM WebSphereおよびOracle Application Development Frameworkの入手およびインストールの方法を説明します。Oracle Unified DirectoryをインストールするとODSMビットがインストールされますが、Oracle WebLogic ServerまたはIBM WebSphereおよびOracle Application Development Frameworkをインストールした場合、ODSMを構成する必要があります。


注意:

このマニュアルで説明しているODSMのバージョンは、11.1.2.2.0です。ODSM 11.1.2.2.0を使用して管理できるのは、Oracle Unified Directoryのみです。Oracle Internet DirectoryまたはOracle Virtual Directoryでは使用できません。Oracle Internet DirectoryまたはOracle Virtual Directoryに用意された各バージョンのODSMは、Oracle Unified Directoryでは使用できません。


インストール・プロセスでは、ソフトウェアがインストールされる特定のディレクトリを識別する必要があります。インストール・ディレクトリ構造を完全に理解するために、第1.4項「インストール・ディレクトリの理解」を参照してください。

この項の内容は次のとおりです。

2.1 ソフトウェアの入手

Oracle Unified Directoryをインストールするには、次のソフトウェアを入手する必要があります。

2.1.1 Oracle Unified Directory 11g リリース2 PS2 (11.1.2.2.0)

次の手順で、Oracle Unified DirectoryをOracle Software Delivery CloudのWebサイトから入手できます。

  1. WebブラウザにURL (https://edelivery.oracle.com)を入力します。

  2. プロンプトが表示されたら、言語を選択して「続行」をクリックします。

  3. サイトで指示されているとおりに輸出ライセンス契約をすべて確認し、「続行」をクリックします。

  4. 「メディア・パック検索」ページで、「製品パックを選択」ドロップダウン・リストから「Oracle Fusion Middleware」を選択します。

  5. 「プラットフォーム」ドロップダウン・リストから使用しているプラットフォームを選択し、「実行」をクリックします。「結果」リストに、選択内容と一致するすべての製品が表示されます。

  6. 「Oracle Fusion Middleware Identity Management 11g R2 Media Pack」リンクを選択し、「続行」をクリックします。

  7. ダウンロードするOracle Unified Directory 11g 11.1.2.2.0インストーラのダウンロード・リンクをクリックします。

    各ZIPファイルには一意の部品番号があります。

  8. 保存をクリックします。

  9. ファイルを保存するディレクトリを参照します。保存をクリックしてファイルのダウンロードを開始します。圧縮されたZIPファイルがダウンロードされます。

  10. 選択したディレクトリにZIPファイルを解凍します。このファイルには、選択したプラットフォームに適したインストーラの実行可能ファイルのみが含まれます。


注意:

Oracle Unified Directoryをインストールすると、Oracle Directory Services Managerビットがインストールされます。第2.3項「Oracle Directory Services Manager用のアプリケーション・サーバーの構成」の説明に従って、これにアプリケーション・サーバーを構成する必要があります。


2.1.2 アプリケーション・サーバー

Oracle Directory Services ManagerでOracle Unified Directoryを構成する場合、アプリケーション・サーバーをインストールする必要があります。次のアプリケーション・サーバーがサポートされています。

詳細は、第1.1項「システム要件と動作保証情報」を参照してください。

2.1.2.1 Oracle WebLogic Server

次のいずれかの場所から、Oracle WebLogic Server 11g リリース1 (10.3.6)インストール・プログラムを入手できます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』製品の配布に関する項を参照してください。


注意:

Oracle Unified Directory 11g リリース2 PS2 (11.1.2.2.0)は、Oracle WebLogic Serverインストーラ10.3.6のみをサポートしています。


2.1.2.2 IBM WebSphere

Oracle Unified Directoryは、IBM WebSphere Application Server - Network Deployment (ND) 7.0.0.17をサポートしています。


注意:

IBM WebSphereがサポートしているのは、Oracle Application Development Runtime 11g リリース1 (11.1.1.7.0)以上のみです。


IBM WebSphereソフトウェアを入手およびインストールするには、IBM WebSphereの基本的な概念情報に関してWebSphere Application Serverインフォメーション・センターで入手可能なIBM WebSphereドキュメント、およびIBM WebSphereのインストールに関する詳細を参照してください。

このマニュアルの発行時における最新の修正パックは、Fix Pack 27 (7.0.0.13)でした。詳細は、「WebSphere Application Serverインフォメーション・センター」を参照してください。IBM WebSphere 7.0に使用可能な修正パックの詳細は、IBM Support WebサイトのIBM WebSphere Application Server V7.0の修正リストを参照してください。

この情報は、このマニュアルの発行時点のものです。Oracle Fusion MiddlewareでサポートされているIBM WebSphere Application Serverに関して最も正確かつ最新の情報については、第1.1項「システム要件と動作保証情報」で説明しているOracle Technology Network (OTN)の動作保証情報を参照してください。


注意:

このガイドでは、IBM WebSphereはIBM WebSphere Application Server Network Deployment (ND)を指しています。特定の製品名は必要に応じて使用しています。


2.1.3 Oracle Application Development Framework 11g リリース1 (11.1.1.7.0)

Oracle Technology Network (OTN)の次の場所からOracle Application Development Frameworkをダウンロードします。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/adf/downloads/index.html

2.2 Oracle Unified Directoryのインストール

Oracle Unified Directoryをインストールする手順は、次のとおりです。

  1. 第2.1項「ソフトウェアの入手」の説明に従ってソフトウェアを入手したことを確認します。

  2. 選択したディレクトリにZIPファイルを解凍します。このファイルには、選択したプラットフォームに適したOracle Unified Directoryインストーラの実行可能ファイルのみが含まれます。インストーラは、ZIPファイルの部品番号ディレクトリに格納されています。

  3. cdコマンドを使用して、現在の作業ディレクトリから、ZIPファイルのコンテンツを抽出したディレクトリに移動します。

    UNIX

    $ cd download-path/oud/Disk1
    

    Windows

    cd download-path\oud\Disk1
    
  4. runInstaller (UNIX)またはsetup.exe (Windows)スクリプトを実行してOracle Universal Installer (OUI)を起動し、有効なJavaインストール(Java 6以上)の場所を指定します。


    注意:

    UNIXの場合、ルート・ユーザーとしてOracle Unified Directoryインストーラを実行しないでください。


    UNIXシステムの場合:

    <full path to the runInstaller directory>/runInstaller -jreLoc <full path to the JRE/JDK directory>
    

    次に例を示します。

    ./runInstaller -jreLoc /usr/lang/JAVA/jre1.6.0_35
    

    Windowsシステムの場合:

    <full path to the setup.exe directory>\setup.exe -jreLoc <full path to the JRE/JDK directory>   
    

    次に例を示します。

    C:\oud\Disk1>setup.exe -jreLoc C:\Progra~1\Java\jre1.6.0_35
    

    注意:

    Windowsシステムでは、Javaインストールへのパスに空白文字が含まれる場合、前の例に示すようにDOS 8.3形式でパスを指定する必要があります。


  5. UNIXおよびSolarisの各システムでは、これがシステムにインストールする最初のOUIベース製品である場合、「インベントリ・ディレクトリの指定」画面が表示されます。次の手順を実行します。

    1. インベントリ・ディレクトリを指定します。

      「中央インベントリ」ディレクトリに、このホストにインストールされたすべてのOracle製品に関連する情報が格納されています。ここには、inventory.xmlファイルおよびログ・ディレクトリが含まれます。inventory.xmlファイルには、システムにインストールされたOracleホームがリストされます。また、各Oracleホームについて、ホーム名、ホーム索引およびホームがインストールされているノードがリストされます。インストールおよびパッチの適用に影響する可能性があるため、このファイルは削除または手動で編集しないでください。

    2. インベントリ・ディレクトリへの書込みアクセス権を持つグループのIDを入力します。

    3. 「OK」をクリックして続行します。インベントリの場所の確認ダイアログが表示されます。

    4. 別の端末のウィンドウで、root権限を持つユーザーとして、
      /inventory-directory/createCentralInventory.sh
      にあるスクリプトを実行します。ここでは、inventory-directoryはステップaで指定したパスです。

      createCentralInventory.shスクリプトにより、次のことが実行されます。

      • インベントリ・ディレクトリおよびグループ名が、ステップaおよびbで指定した内容に設定されます。

      • Oracleインベントリ・ポインタ・ファイル(/var/opt/oracle/oraInst.loc)が作成されます。

      • インベントリ・ディレクトリの権限が770に変更されます。

    5. スクリプトを実行したら、インベントリの場所の確認ダイアログで「OK」をクリックします。

    このマシンへのrootアクセス権がない場合にインストールを続行するには、ローカル・インベントリを使用して続行を選択します。

    その他のOracle製品がこのシステムにインストールされている場合、インベントリ画面は表示されません。

    Windowsシステムの場合、インベントリ・ディレクトリの指定を求められません。インベントリ・ディレクトリは、C:\Program Files\Oracle\Inventoryにあるデフォルトの場所に作成されます。

  6. 「ようこそ」画面で、「次へ」をクリックします。

    「ソフトウェア更新のインストール」画面が表示されます。

  7. 「ソフトウェア更新のスキップ」を選択し、「次へ」をクリックします。

    「前提条件チェック」画面が表示されます。

  8. 前提条件チェックを監視します。

    問題がある場合は、エラーまたは警告メッセージが表示されます。問題を調査して解決します。問題を解決したら、「再試行」をクリックして、前提条件チェックを再開します。

    問題を解決せずにインストールを続行するには、「続行」をクリックします。ただし、前提条件チェックの際に問題が解決できない場合、インストールの後半でさらに問題が発生することがあります。

    すべての前提条件の確認が完了したら、「次へ」をクリックします。

    「インストール場所の指定」画面が表示されます。

  9. 次の情報を入力します。

    • OUDベースのホーム: ミドルウェア・ホームとして使用するディレクトリを指定します。このディレクトリには、代替インスタンス・ディレクトリ・パスを指定しないかぎり、後の段階で構成されたOracle Unified Directoryインスタンスがすべて格納されます。たとえば、/Oracle/Middlewareなどです。

    • Oracleホーム・ディレクトリ。インストーラは、このフィールドに入力する名前を使用して、「OUDベースの場所」フィールドに入力するミドルウェア・ホームの場所の下にOracleホーム・ディレクトリを作成します。インストーラは、Oracle Unified Directoryをホストするために必要なファイル(バイナリ、ライブラリなど)を、Oracleホーム・ディレクトリにインストールします。Oracleホーム・ディレクトリは、通常ORACLE_HOMEと呼ばれます。Oracle Unified DirectoryのデフォルトのOracleホーム・ディレクトリは、Oracle_OUD1です。

    「次へ」をクリックします。

    「インストール・サマリー」画面が表示されます。

  10. インストールおよび構成情報を確認します。

    「保存」をクリックして、インストールのレスポンス・ファイルを保存します。このファイルには、インストーラのプロンプトとフィールドに対するレスポンスが含まれます。このレスポンス・ファイルを使用して、サイレント・インストールを実行できます。

    インストールのレスポンス・ファイルは、デフォルトでは保存されません。保持するには「保存」をクリックしてください。

    「インストール」をクリックします。

    「インストールの進行状況」画面が表示されます。

  11. 「次へ」をクリックします。

    「インストール完了」画面が表示されます。

  12. インストールの詳細を確認し、「終了」をクリックします。

Oracle Unified Directoryをインストールした後、ディレクトリ・サーバー、プロキシ・サーバーまたはレプリケーション・ゲートウェイとしてサーバー・インスタンスを構成できます。詳細は、第1.2項「サーバー・ロールの選択」を参照してください。

2.2.1 サイレント・インストールの実行

Oracle Unified Directoryでは、以前のインストールで指定したレスポンスのセットを使用して、サイレント・インストール(ユーザーの操作を必要としないインストール)を実行できます。サイレント・インストールを実行するには、前の手順のステップ1-9を実行してから、次の操作を行います。

  1. 「インストール・サマリー」画面で「保存」をクリックします。

  2. レスポンス・ファイルの保存先とする場所(Unixでは/tmp/oud-install.rspなど)を指定し、「保存」をクリックします。

  3. レスポンス・ファイルが保存されたら、インストールを取り消します。

  4. 次のコマンドを実行してサイレント・インストールを実行します。

    UNIXの場合

    $ download-path/oud/Disk1/runInstaller -jreLoc JAVA_HOME -silent -responseFile /tmp/oud-install.rsp
    

    Windowsの場合

    download-path\oud\Disk1\setup.exe -jreLoc JAVA_HOME -silent -responseFile \tmp\oud-install.rsp
    

2.3 Oracle Directory Services Manager用のアプリケーション・サーバーの構成

Oracle Directory Services ManagerでOracle Unified Directoryを管理する予定である場合、次のいずれかのアプリケーション・サーバーをインストールおよび構成する必要があります。

この項の内容は次のとおりです。

2.3.1 Oracle Directory Services Manager用のOracle WebLogic Serverの構成

Oracle Directory Services ManagerでOracle Unified Directoryを管理する予定である場合、次のステップを実行して、Oracle WebLogic Serverをインストールおよび構成できます。

2.3.1.1 Oracle WebLogic Serverのインストール

Oracle WebLogic Serverのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』「インストールの準備」および「グラフィカル・モードでのインストール・プログラムの実行」を参照してください。


注意:

  • Oracle WebLogic Serverは、Oracle Unified Directoryをインストールしたのと同じユーザーとしてインストールする必要があります。

  • Oracle Unified Directoryのインストール時に作成された既存のミドルウェア・ホームを使用する必要があります。

  • 第2.1項「ソフトウェアの入手」の説明に従って必要なソフトウェアを入手したことを確認します。

  • UNIXの場合、ルート・ユーザーとしてOracle WebLogicインストーラを実行しないでください。


2.3.1.2 Oracle WebLogic Server用のOracle Application Development Frameworkのインストール

Oracle Directory Services Managerは、Oracle WebLogic Serverコンテナ内で実行されるJ2EEアプリケーションであり、Oracle Unified Directoryソフトウェアとともにインストールされない特定のライブラリに依存します。これらのライブラリは、Oracle Application Development Frameworkに提供されています。このため、ODSMでOracle Unified Directoryを管理する予定である場合、Oracle Application Development Frameworkをインストールする必要があります。


注意:

Oracle Application Development Frameworkは、Oracle Unified Directoryをインストールしたのと同じユーザーとしてインストールする必要があります。


Application Developerのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド』を参照してください。

2.3.1.3 Oracle WebLogicドメインを作成するためのOracle Fusion Middleware構成ウィザードの実行

Oracle Application Development Frameworkをインストールしたら、ODSM用の新規WebLogicドメインを作成する必要があります。次の手順は、UNIXシステムにおける構成を示しています。

  1. 次の場所から構成ウィザードを実行します:

    $MW_HOME/oracle_common/common/bin/config.sh
    

    Windowsシステムの場合、同等のconfig.cmdスクリプトを実行します。

  2. 「ようこそ」画面で「新しいWebLogicドメインの作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

    「ドメイン・ソースの選択」画面が表示されます。

  3. Oracle Directory Services Manager - 11.1.2.2.0チェック・ボックスを選択します。

    Oracle JRFが自動的に選択されます。

    「次へ」をクリックします。

    「ドメイン名と場所の指定」画面が表示されます。

  4. ドメイン名を入力し、その場所を指定します。

    新規WebLogicドメインがこの場所に作成され、ODSMおよびその関連コンポーネントがこのドメインにデプロイされます。

    次の手順でWebLogicドメインの起動に必要となるため、ドメインの場所をメモしておいてください。

    「次へ」をクリックします。

    「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面が表示されます。

  5. このドメインを管理するユーザーの名前およびパスワードを入力します。

    パスワードは8文字以上の長さで、数字または特殊文字を1つ以上含む必要があります。パスワードを確認して、「次へ」をクリックします。

    次の手順でWebLogicドメインの起動または再起動に必要となるため、これらの詳細をメモしておいてください。

    「次へ」をクリックします。

    「サーバーの起動モードおよびJDKの構成」画面が表示されます。

  6. 「本番モード」および有効なJDKを選択します。

    「次へ」をクリックします。

    「オプションの構成」画面が表示されます。

  7. 「次へ」をクリックします。

    「構成のサマリー」画面が表示されます。

  8. ドメインの詳細を確認し、「作成」をクリックします。

    「ドメインの作成中」画面が表示されます。

  9. ドメイン作成プロセスが完了したら、「完了」をクリックして構成ウィザードを終了します。

    Windowsシステムで構成ウィザードを終了した後に管理サーバーを起動する場合は、「管理サーバーの起動」チェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスは、UNIXシステムでは使用できません。

2.3.1.4 Oracle WebLogic Server用のOracle Directory Services Managerへのアクセス

前述のとおりWebLogicドメインを作成したら、管理サーバーを起動し、ブラウザでODSMにアクセスできます。次の項では、UNIXシステムでのプロセスを示しています。

  1. 次の場所から管理サーバーを起動するためのスクリプトを実行します。

    $ domain-home/bin/startWebLogic.sh
    

    この場合、domain-homeは、前の手順のステップ4で作成したドメインです。次に例を示します。

    $ OUD-Base-Location-Home/user_projects/domains/base_domain/bin/startWebLogic.sh
    

    Windowsシステムでは、実行するコマンドは次のとおりです。

    domain_home\startWebLogic.cmd
    

    ここで要求されるユーザー名およびパスワードは、前の手順のステップ6のものに相当します。

  2. ブラウザで次のURLを使用してODSMにアクセスします。

    http://hostname:7001/odsm
    

    この場合、hostnameはWebLogic Serverがインストールされているサーバーの名前です。7001はWebLogic管理サーバーのデフォルトの管理ポートです。


    注意:

    ODSMにアクセスする前に、管理サーバーが起動しており、稼働中であることを確認してください。サーバーの起動プロセスが正常に完了すると、次のメッセージが表示されます。

    <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000360> <Server started in RUNNING mode>


2.3.2 Oracle Directory Services Manager用のIBM WebSphereの構成

IBM WebSphereを使用してOracle Directory Services ManagerでOracle Unified Directoryを管理する予定である場合、次のステップを実行して、IBM WebSphereをインストールおよび構成できます。


注意:

IBM WebSphereにおけるOracle Fusion Middlewareトポロジの詳細は、Oracle Fusion Middlewareサードパーティ・アプリケーション・サーバー・ガイドのIBM WebSphereにおけるOracle Fusion Middlewareのトポロジの理解に関する項を参照してください。


2.3.2.1 IBM WebSphereのインストール

Oracle Fusion MiddlewareをIBM WebSphereでインストールおよび構成するには、まず、IBM WebSphere7.0をインストールし(ただし構成はしません)、IBM WebSphere 7.0用の次の修正パックを適用する必要があります。

  • 7.0.0-WS-WAS-LinuxX64-FP0000027.pak

  • 7.0.0-WS-WASSDK-LinuxX64-FP0000027.pak

IBM WebSphereソフトウェアのインストールについては、IBM WebSphereドキュメントを参照してください。IBM WebSphereの基本的な概念情報に関してWebSphere Application Server Information Centerで入手可能なIBM WebSphereドキュメント、およびIBM WebSphereのインストールに関する詳細。

修正パックのインストールには、IBM WebSphere Update Installerを使用します。詳細は、IBM Support WebサイトのMaintenance Download Wizard for WebSphere Application Server V7.0を参照してください。


注意:

  • IBM WebSphereは様々なプラットフォームで使用できます。Linux 64ビット・プラットフォームなど、一部のプラットフォームでは固有のIBM WebSphereインストーラが必要です。IBM WebSphereをインストールする前に、ご使用のプラットフォームに適切なIBM WebSphereインストーラを取得していることを確認してください。

  • IBM WebSphereのインストール・プロセス中は、サンプル・アプリケーションをインストールしたり、プロファイルを作成することのないようにしてください。目標は、あとで実行するOracle Fusion Middlewareソフトウェアのインストールに使用可能なディレクトリ内のディスクにIBM WebSphereソフトウェアをインストールすることです。Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用して、必要なIBM WebSphereプロファイルを構成します。

  • Oracle Unified Directoryのインストール先と同じホストに、IBM WebSphereソフトウェア用のWAS_HOMEを作成する必要があります。WAS_HOMEMW_HOME.と同じレベルに作成する必要があります。


2.3.2.2 IBM WebSphere用のOracle Application Development Frameworkのインストール

Oracle Directory Services Managerは、IBM WebSphereコンテナ内で実行されるJ2EEアプリケーションであり、Oracle Unified Directoryソフトウェアとともにインストールされない特定のライブラリに依存します。これらのライブラリは、Oracle Application Development Frameworkに提供されています。このため、ODSMでOracle Unified Directoryを管理する予定である場合、Oracle Application Development Frameworkをインストールする必要があります。


注意:

Oracle Application Development Frameworkは、Oracle Unified Directoryをインストールしたのと同じユーザーとしてインストールする必要があります。


Application Developerのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド』を参照してください。

2.3.2.3 新規IBM WebSphereセルでコンポーネントを構成するためのOracle Fusion Middleware構成ウィザードの実行

この項では、構成ウィザードを使用して、単純なIBM WebSphereセルでOracle Directory Services Managerを構成する方法を説明します。

IBM WebSphereにおけるOracle Fusion Middleware構成ウィザードの詳細は、Oracle Fusion Middleware IBM WebSphere Application Server構成ガイド構成の概要に関する項を参照してください。

ここに示す手順は、構成ウィザードを使用してコンポーネントを構成する方法を説明しています。ただし、IBM WebSphere wsadminコマンド行ユーティリティを使用して、Oracle Fusion Middlewareコンポーネントを構成することもできます。wsadminを使用したコンポーネントの構成方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware IBM WebSphere Application Server構成ガイドwsadminを使用したOracle Fusion Middlewareの構成に関する項を参照してください。


注意:

  • DB2データベースを使用している場合は、構成ウィザードを最初に起動してOracle Fusion Middleware製品を構成する前に、db2jcc4.jardb2jcc_license_cu.jarの両方へのフルパスを含むようにDB_DRIVER_CLASSPATH環境変数を設定してください。これを実行しないと、DB2接続テストはすべて失敗します。

  • 「セル、プロファイルおよびノード名情報の指定」画面で入力した値をメモしておきます。これらの値は、あとでセルを開始したり管理したりする際に必要になります。特に、「デプロイメント・マネージャ・プロファイル名」フィールドと「アプリケーション・サーバー・プロファイル名」フィールドに入力した値をメモしておきます。


  1. Windowsのコマンド・プロンプトまたはUNIXコマンド・シェルから、グラフィカル・モードで構成ウィザードを起動する手順は、次のとおりです。

    1. 製品がインストールされているシステムにログインします。

    2. MS-DOSコマンド・プロンプト・ウィンドウ(Windowsの場合)またはコマンド・シェル(UNIXの場合)を開きます。


      注意:

      一部のWindowsオペレーティング・システムでは、ユーザー・アカウント制御(UAC)を有効にしている場合、「管理者として実行」コマンドを使用してコマンド・ウィンドウを起動する必要があります。そうしないと、セルの作成またはノードのフェデレートができない可能性があります。


    3. 次のディレクトリに移動します。

      • Windows: MW_HOME\oracle_common\common\bin\

      • UNIX: MW_HOME/oracle_common/common/bin

      ORACLE_HOMEを、Oracle Fusion Middleware製品をインストールしたディレクトリと置き換えます。

    4. 次のコマンドを実行します。

      • Windows: was_config.cmd

      • UNIX: ./was_config.sh

      「ようこそ」画面が表示されます。

      この画面は、現在のIBM WebSphereインストールが無効であるか、Oracle Fusion Middleware製品のインストール後にIBM WebSphereがアンインストールされた場合のみ表示されます。


      注意:

      構成ウィザード・セッションのログ・ファイルを作成するには、コマンドに-log=config.log -priority=debugパラメータを含めます。config_today.logなど、ログ・ファイルのために任意のファイル名を指定できます。ログ・ファイルは、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリのlogsディレクトリ内に格納されます。


  2. 「参照」をクリックして、新しいセルの構成、既存のセルの更新またはマシンのフェデレートを行うIBM WebSphereインストール環境のホーム・ディレクトリに移動します。ディレクトリに移動した後で、「開く」をクリックします。

    「次」をクリックして続行します。

    「構成オプションの選択」画面が表示されます。

  3. 「セルの作成と構成」を選択して新規セルを作成します。

    「次へ」をクリックします。

    「セル、プロファイルおよびノード名の情報を指定してください」画面が表示されます。

  4. 次のフィールドに適切な値を入力します。各フィールドは必須です。各フィールドでは英数字のみ使用します。

    • セル名: 新しいセルの一意の名前を入力します。これは、次の2つのディレクトリの下の、セルが作成されるディレクトリの名前です:

      • IBM WebSphere NDのみ: WAS_HOME/profiles/DepMgrProfile/config/cellsWAS_HOMEはIBM WebSphere NDインストール・ディレクトリ、DepMgrProfileはデプロイメント・マネージャ・プロファイルの名前です。

      • IBM WebSphere ASおよびIBM WebSphere ND: WAS_HOME/profiles/AppSrvrProfile/config/cellsWAS_HOMEはIBM WebSphereインストール・ディレクトリ、AppSrvrProfileはアプリケーション・サーバー・プロファイルの名前です。

      デフォルト名はmachine_nameCellnで、machine_nameは現在のマシン名、nはそのマシンの次の順序を示す2桁の数字です。たとえば、マシン名がmachine1でCell01がすでに存在する場合、デフォルトのセル名はmachine1Cell02です。

    • デプロイメント・マネージャ・プロファイル名: このセルの一意のデプロイメント・マネージャ・プロファイル名を入力します。これは、WAS_HOME/profilesの下の、デプロイメント・マネージャ・プロファイルが作成されるディレクトリの名前です。

      デフォルト名はDmgrnで、nは次の順序を示す2桁の数字です。たとえば、デプロイメント・マネージャ・プロファイルDmgr01がすでに存在する場合、このフィールドのデフォルトはDmgr02です。

    • デプロイメント・マネージャ・ノード名: このセルの一意のデプロイメント・マネージャ・ノード名を入力します。

      デフォルト名はmachine_nameCellManagernで、machine_nameは現在のマシン名、nは次の順序を示す2桁の数字です。たとえば、マシン名がmachine1CellManager01がすでに存在する場合、デフォルトのノード名はmachine1CellManager02です。

    • アプリケーション・サーバー・プロファイル名: このセルの一意のアプリケーション・サーバー・プロファイル名を入力します。これは、WAS_HOME/profilesの下の、アプリケーション・サーバー・プロファイルが作成されるディレクトリの名前です。

      IBM WebSphere NDのデフォルト名はCustomnで、nは次の順序を示す2桁の数字です。たとえば、アプリケーション・サーバー・プロファイルCustom01がすでに存在する場合、このフィールドのデフォルトはCustom02です。

    • アプリケーション・サーバー・ノード名: このセルの一意のアプリケーション・サーバー・ノード名を入力します。

      デフォルト名はmachine_nameNodenで、machine_nameは現在のマシン名、nはそのマシンの次の順序を示す2桁の数字です。たとえば、マシン名がmachine1でNode01がすでに存在する場合、デフォルトのノード名はmachine1Node02です。

    「次へ」をクリックします。

    「デプロイメント・マネージャ情報の指定」画面が表示されます。

  5. 次の詳細を入力します。

    • デプロイメント・マネージャ・ホスト名: 新しいセルを作成する場合、このフィールドはデフォルトで現在のマシンのホスト名になります。

      マシンをフェデレートする場合は、リモート・ノードを管理するデプロイメント・マネージャのホスト名を入力します。

    • 管理ユーザー名: 新しいセルを作成する場合は、デプロイメント・マネージャの起動または停止に使用する管理者ユーザー名を入力します。

      マシンをフェデレートする場合は、指定したホスト上のデプロイメント・マネージャに対して構成された管理者ユーザー名を入力します。

    • パスワード: 新しいセルを作成する場合は、セルで使用する管理者パスワードを入力します。

      マシンをフェデレートする場合は、指定したホスト上のデプロイメント・マネージャに対して構成された管理者パスワードを入力します。


      注意:

      IBM WebSphere管理者アカウントのパスワードです。パスワードは、8文字以上で、1文字以上の数字または次の文字のうちのいずれか1文字以上を含む必要があります。

      ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] î _ ` { | } ~


    • パスワードの確認: このフィールドは、新しいセルを作成する場合にのみ表示されます。管理者パスワードを再入力して確認します。このエントリは、「パスワード」フィールドのエントリと完全に一致する必要があります。


      注意:

      ここで入力した管理者ユーザー名とパスワードは、デプロイメント・マネージャへの接続、デプロイメント・マネージャ、ノード・マネージャ、管理サーバー、アプリケーション・サーバーの停止に使用されます。


    「次へ」をクリックします。

    セルの進行状況画面が表示されます。

  6. この画面には、セルの作成、セルのロードまたはマシンのフェデレート・プロセスのステータスが表示されます。画面のタイトルは現在のタスクによって異なります。

    • 新しいセルを作成している場合、画面のタイトルは「セルの作成中」です。

    • 既存のセルを更新している場合、画面のタイトルは「セル情報のロード中」です。

    • リモート・マシンをセルにフェデレートしている場合、画面のタイトルは「マシンのフェデレート中」です。

    進捗バーが100%に達し、「セル情報が正常に読み取られました。「次」をクリックしてください。」というメッセージが下部のウィンドウに表示された場合は、「次へ」をクリックします。

    「セルへの製品追加」画面が表示されます。

  7. Oracle Directory Services Manager for WebSphere - 11.1.2.2.0 [Oracle_common]を選択し、「次へ」をクリックして続行します。

    「オプションの構成を選択」画面が表示されます。

  8. 詳細な構成を実行するカテゴリ(存在する場合)を選択します。選択した各カテゴリの適切な構成画面が表示され、詳細な構成を実行できます。この画面で項目を選択しない場合は、「構成のサマリー」画面が次に表示されます。


    注意:

    この画面に表示されるカテゴリは、セルで選択したテンプレートに定義されているリソースによって異なります。


    • アプリケーション・サーバー、クラスタおよびエンド・ポイント: 次のいずれかのタスクを実行するには、このオプションを選択します。

      • アプリケーション・サーバーの追加、削除またはクローン作成

      • アプリケーション・サーバーの名前の変更

      • アプリケーション・サーバーの開発モードのオンとオフの切替え

      • セルへのクラスタの追加とクラスタへのサーバーの追加

      • 管理サーバーまたは任意のアプリケーション・サーバーのエンド・ポイント(ポート)の構成

      • ログ・ディレクトリ、永続ストア・ディレクトリ、一時ストア・ディレクトリなど、クラスタのファイル・ストア共有ディレクトリの場所の変更

    • デプロイメントとサービス: 以下のタスクを実行するには、このオプションを選択します。

      • クラスタまたはサーバーのデプロイメント・ターゲットの変更

      • クラスタまたはサーバーのサービス・ターゲットの変更

      • サーバーのカスタム・サービス・ターゲットの変更

      • サーバーのリソース・アダプタ・ターゲットの変更

    • JDBC: クラスタまたはサーバーのJDBCデータ・ソース・ターゲットを変更するには、このオプションを選択します。

    • JMS: クラスタまたはサーバーのJMSリソース・ターゲットを変更するには、このオプションを選択します。

    適切な構成オプションを選択した後で、「次」をクリックして続行します。次に表示される画面は、選択したオプションによって異なります。

    「構成のサマリー」画面が表示されます。

  9. 続行する前に、セル構成の設定の詳細を確認します。

    左側の「サマリー」セクションでアイテムを選択して、そのアイテムに関する詳細を右側の「詳細」セクションに表示します。

    「サマリー・ビュー」リストからフィルタ・オプションを選択することで、「サマリー」セクションに表示されるアイテムを限定できます。たとえば、各クラスタとサーバーに割り当てられているJDBCデータ・ソースを表示するには、「サマリー・ビュー」リストから「JDBC」を選択します。

    構成を変更するには、「前」をクリックして適切な画面に戻ります。

    構成の確認が終了したら、次をクリックします:

    • 作成 (新しいセルを作成する場合)

    • 拡張 (既存のセルを変更する場合またはマシンをフェデレートする場合)

    「セルの構成中」画面が表示されます。

  10. この画面には、セル構成プロセスの進行状況が示されます。

    セル構成プロセスが完了したときは、「完了」をクリックして構成ウィザードを終了します。

    Windowsオペレーティング・システムで、構成ウィザードを終了した後にデプロイメント・マネージャを起動する場合は、デプロイメント・マネージャの起動チェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスは、UNIXオペレーティング・システムでは使用できません。

2.3.2.4 IBM WebSphere用のOracle Directory Services Managerへのアクセス

前述のとおりIBM WebSphereドメインを作成したら、IBM WebSphereデプロイメント・マネージャ、ノードおよびOracle Directory Services Managerを起動できます。

次の手順は、デプロイメント・マネージャ、ノード、サーバーをセルで起動するために必要な順序を示しています。

次の各例では、デプロイメント・マネージャ名およびプロファイル名を、第2.3.2.3項「新規IBM WebSphereセルでコンポーネントを構成するためのOracle Fusion Middleware構成ウィザードの実行」で構成ウィザードに入力した値と置き換えます。

  1. デプロイメント・マネージャを起動します。

    IBM WebSphereのホームで次のディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。

    (UNIX) profiles/deployment_mgr_name/bin/startManager.sh 
                     -profileName dmgr_profileName
    (Windows) profiles\deployment_mgr_name\bin\startManager.cmd 
                     -profileName dmgr_profileName
    
  2. ノードを起動します。

    IBM WebSphereのホームで次のディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。

    (UNIX) profiles/profile_name/bin/startNode.sh -profileName profileName
    (Windows) profiles\profile_name\bin\startNode.cmd -profileName profileName
    
  3. OracleAdminServerサーバーを起動します。

    IBM WebSphereのホームで次のディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。

    (UNIX) profiles/profile_name/bin/startServer.sh OracleAdminServer
             -profileName profileName
    (Windows) profiles\profile_name\bin\startServer.cmd OracleAdminServer
             -profileName profileName
    
  4. ブラウザで次のURLを使用してOracle Directory Services Managerにアクセスします。

    http://hostname:9003/odsm
    

    hostnameはIBM WebSphereがインストールされているサーバーの名前です。9003はODSMポートです。

2.4 Oracle Directory Integration Platformと組み合せたOracle Unified Directoryの構成

Oracle Directory Integration Platformは、ご使用のアプリケーションやディレクトリ(サード・パーティのLDAPディレクトリなど)とOracle Unified Directoryとの統合を可能にするJava EEアプリケーションです。

Oracle Directory Integration Platformは、他のエンタープライズ・リポジトリとともに同期化ソリューションをデプロイできるようにするためのサービスとインタフェースを提供します。Oracle Unified Directoryとサード・パーティのメタディレクトリ・ソリューションとの相互運用性を実現するためにも使用できます。

たとえば、Oracle Fusion Middleware環境では、Oracleコンポーネントへのアクセスは、Oracleディレクトリに格納されているデータに基づいて行いますが、企業の中央ディレクトリとしてMicrosoft Active Directoryも使用できます。これらのディレクトリのユーザーがOracleコンポーネントにアクセスできるのは、Oracle Directory Integration Platformにより、Microsoft Active Directory内のデータを、Oracle Unified Directory内のデータと同期化できるためです。

Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイドOUD/ODSM/ODIP/Fusion Middleware ControlおよびOVD/ODSMの構成に関する項で説明しているように、Oracle Unified Directory、Oracle Directory Services Manager、Oracle Directory Integration PlatformおよびFusion Middleware ControlをOracle WebLogic Serverドメインに構成できます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Directory Integration Platform管理者ガイド』を参照してください。