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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementデプロイメント・ガイド
11gリリース2 (11.1.2.2.0)
E53414-02
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7 デプロイメントの検証

デプロイメント・プロセスには、すべてが正しく機能していることを確認するためのいくつかの検証チェックが含まれます。この章では健全性の追加確認で実行できる追加チェックについて説明します。

この章では次の項について説明します。

7.1 管理サーバーの検証

次の手順でWebLogic管理サーバーを検証します。

7.1.1 接続の検証

接続を検証するには、選択したトポロジに基づいて次の各項のいずれかを参照してください。

7.1.1.1 Oracle Identity Managerの接続の検証

次の表に示されたURLにアクセスして、管理コンソールおよびOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlにアクセスできることを確認します。表には、これらのURLにアクセスできるユーザーに関する情報も提供されています。

表7-1 Oracle Identity Managerの検証のためのURLおよびユーザー情報

URL ユーザー

http://IGDADMIN.mycompany.com:7778/console

weblogic_idm

http://IGDADMIN.mycompany.com:7778/em

weblogic_idm

http://IGDADMIN.mycompany.com:7778/identity

xelsysadm

http://IGDADMIN.mycompany.com:7778/sysadmin

xelsysadm

http://IGDADMIN.mycompany.com:7778/apm

oamadmin

http://IGDADMIN.mycompany.com:7778/SchedulerService-web

xelsysadm


すべての管理対象サーバーがステータス「実行中」を示していることを確認します。

7.1.1.2 Oracle Access Managementの接続の検証

次の表に示されたURLにアクセスして、管理コンソールおよびOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlにアクセスできることを確認します。表には、これらのURLにアクセスできるユーザーに関する情報も提供されています。

表7-2 Oracle Access Managementの検証のためのURLおよびユーザー情報

URL ユーザー

http://IADADMIN.mycompany.com:7777/console

weblogic_idm

http://IADADMIN.mycompany.com:7777/em

weblogic_idm

http://IADADMIN.mycompany.com:7777/oamconsole

oamadmin


すべての管理対象サーバーがステータス「実行中」を示していることを確認します。

7.1.2 フェイルオーバーの検証

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』のWebLogic管理サーバーの手動でのフェイルオーバーに関する説明に従って、アクセス管理サーバーからOAMHOST2へのフェイルオーバーと、OAMHOST1へのフォールバックをテストします。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』のWebLogic管理サーバーの手動でのフェイルオーバーに関する説明に従って、アイデンティティ・ガバナンス管理サーバーからOIMHOST2へのフェイルオーバーと、OIMHOST1へのフォールバックをテストします。

7.2 Access Managerの構成の検証

ここまでの操作が正しいことを確認する手順は次のとおりです。

  1. OAMコンソール(http://IADADMIN.mycompany.com/oamconsole)にアクセスします。

  2. oamadminユーザーまたは第4.4.1.10項「ユーザー名とパスワードの設定」の入力で特定されたユーザーとしてログインします。

  3. 「システム構成」タブをクリックします。

  4. 「Access Manager」セクションの「SSOエージェント」をクリックします。

  5. 「検索」をクリックします。

  6. WebGateエージェントWebgate_IDMWebgate_IDM_11gIAMSuiteAgentおよびaccessgate-oicが表示されます。

7.3 Oracle Identity Managerの検証

Webブラウザで次のURLを指定してOracle Identity Managerコンソールを起動することによって、Oracle Identity Managerサーバー・インスタンスを検証します。

https://SSO.mycompany.com:443/identity

https://igdadmin.mycompany.com:443/sysadmin

xelsysadmユーザー名とパスワードを使用して、ログインします。

7.4 Web層からのSOAインスタンスの検証

次のURLにアクセスし、SOAを検証します。

http://IDMINTERNAL.mycompany.com:80/soa-infra

また、xelsysadmユーザー名とパスワードを使用して、ログインします。

7.5 WebゲートおよびAccess Managerのシングル・サインオンのセットアップの検証

Webゲートが正しく機能していることを検証するにはWebブラウザを開き、OAMコンソール(http://IADADMIN.mycompany.com/oamconsole)にアクセスします。

これでAccess Managerのログイン・ページが表示されます。OAM管理者のユーザー名(weblogicなど)とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。これでAccess Managerのコンソールが表示されます。

シングル・サインオン設定を検証するには、Webブラウザを開き、WebLogic管理コンソール(http://IADADMIN.mycompany.com/console)およびOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control (http://IADADMIN.mycompany.com/em)にアクセスします。

「Access Managerのシングル・サインオン」ページが表示されます。weblogicユーザーの資格証明を入力してログインします。