Oracle® Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス 11gリリース2 (11.1.2.2.0) B71704-04 |
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次の項では、Oracle Fusion MiddlewareインフラストラクチャWebサービス(SOAコンポジット、ADFビジネス・コンポーネントおよびWebCenterサービスを含む)用のWebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドについて説明します。これらのコマンドを使用して、コマンド行からWebサービスを管理できます。
この章の内容は次のとおりです:
Webサービスに対するこれらのWLSTコマンドの使用方法の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』を参照してください。
注意: Webサービス・カスタムWLSTコマンドを使用するには、Oracle共通ホーム・ディレクトリからWLSTを起動する必要があります。Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのカスタムWLSTコマンドの使用に関する項を参照してください。 Webサービスおよびクライアント管理、ポリシー管理、デプロイメント・ディスクリプタ移行のコマンドのヘルプを表示するには、実行中のサーバー・インスタンスに接続し、 ポリシー・セット管理およびOracle WSMリポジトリ管理のコマンドのヘルプを表示するには、実行中のサーバー・インスタンスに接続し、 |
WebサービスWLSTコマンドをオンライン・モードで使用して、次のことを実行できます。
Webサービスの構成およびOracle WSMのポリシー管理タスクを実行します
Oracle WSMリポジトリを各リリースでの新しい事前定義済ポリシーでアップグレードします
ADFビジネス・コンポーネントおよびWebCenterサービスの固有デプロイメント記述子(PDD)ファイル内で永続化されているデプロイメント後のポリシー変更を移行し、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスにポリシー変更を伝播します。
WebサービスWLSTコマンドによって、デプロイ済、アクティブ、および実行中のWebサービス・アプリケーションを管理します。それらは、WLSTオンライン・モードでどの場所でも実行できます。例:
wls:/domain/serverConfig wls:/domain/domainRuntime
WebサービスWLST構成およびポリシー管理コマンドは、Fusion Middleware Controlを使用して行えるものと同じ管理機能の多くを実行します。WLSTコマンドを使用して、ADFまたはWebCenterアプリケーションのWebサービスを管理する場合、特定のサーバー上の1つのアプリケーションにデプロイされているWebサービスにのみ変更を適用できます。アプリケーションがクラスタまたはマルチサーバー環境にデプロイされている場合、アプリケーションがデプロイされているサーバーそれぞれに同じ変更を行う必要があります。さらに、ADF、WebCenter Webサービスおよびクライアント・アプリケーションでアタッチ・ポリシーを設定または変更する場合、その変更を有効にするには、アプリケーションを再起動する必要があります。
対照的に、WLSTコマンドを使用してSOAコンポジットを管理する場合は、コマンドを発行する必要があるのは一度のみで、変更はコンポジット内のすべてのサーバー・インスタンスに伝播されます。SOAコンポジットでアタッチ・ポリシーを設定または変更する場合、再起動する必要はありません。SOAファブリック・ランタイム・エンジンによって、ポリシー管理の変更はすべて内部で実装されます。
WebサービスWLSTコマンドは、特定のアプリケーションに対するWebサービスを構成します。したがって、アプリケーション・パス名は、アプリケーション、およびそれがデプロイされているサーバー・インスタンスを一意に識別する必要があります。
Webサービス・アプリケーション名の指定
WLSTコマンドでWebサービス・アプリケーションを指定するには、次の形式を使用します。
[/domain/server/]application[#version_number]
角カッコ[]
内に示すパラメータはオプションです。次の例は、Webサービス・アプリケーション名の形式の例を示しています。
/soainfra/AdminServer/HelloWorld#1_0 /soainfra/server1/HelloWorld#1_0
1つのドメイン内にアプリケーションのデプロイ済インスタンスが1つのみある場合は、次の例に示すようにdomain/server
パラメータを省略できます。
HelloWorld#1_0
他のすべての場合は、domain/server
パラメータが必要です。それが指定されておらず、WLSTによって、そのドメイン内の異なるサーバー上に同じアプリケーションの複数のデプロイメントが検出された場合は、ドメインおよびサーバー名を指定するように要求されます。
Oracle Infrastructure Web Servicesクライアント・アプリケーションは、WebLogic Serverサーバー・インスタンスに直接デプロイされます。クライアント・アプリケーションはそれぞれ別々に管理されます。たとえば、アプリケーションmyapp
が、ドメインmydomain
のAdminServer
とserver1
の両方のインスタンスにデプロイされている場合、適切なアプリケーション・パス名を使用して各サーバーに構成コマンドを発行する必要があります。
/mydomain/AdminServer/myapp#1_0 /mydomain/server1/myapp#1_0
SOAコンポジット名の指定
1つのドメイン内に複数のSOAパーティション・フォルダがある場合、次の形式を使用してパーティション名およびコンポジット名を指定する必要があります。
partition/composite[version]
次の例は、SOAコンポジット・アプリケーション名の形式の例を示しています。
default/myComposite[1.0]
1つのドメイン内に1つのSOAサーバー(非クラスタ化)および1つのみのSOAパーティション・フォルダがある場合、次の例に示すように、partition
パラメータを省略できます。
myComposite[1.0]
サービス名の指定
Webサービス名の複数のバージョン(ネームスペース)がある場合、次の形式を使用してネームスペースおよびサービス名を指定する必要があります。
{http://namespace/}serviceName
次の点に注意してください。
Webサービスおよびクライアント管理コマンド、およびポリシー管理コマンドの場合、該当するサービス名が1つのみである場合は、ネームスペースを入力する必要はありません。そのサービスのバージョンが複数あり、サービス名とともにネームスペースを指定しない場合、例外がスローされます。
ポリシー・セット管理コマンドの場合、ネームスペースとサービス名の両方が必要です。
WebサービスWLSTコマンドは、表14-1に示すカテゴリに分かれています。
表14-1 WebサービスWLSTコマンド・カテゴリ
コマンド・カテゴリ | 定義 |
---|---|
|
サービスおよびクライアントに対するWebサービスを表示および管理します。 |
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サービスおよびクライアントに対して直接アタッチされているポリシーを表示および管理します。 |
|
リポジトリ・セッション内でグローバルに使用可能なポリシー・セットを表示および管理します。 |
|
ソフトウェアの最新のインストールで提供される新しい事前定義済ポリシーでOracle WSMリポジトリを管理するとともに、ドキュメントをリポジトリにインポートおよびリポジトリからエクスポートします。 |
|
クラスタ内でのデプロイ後のポリシー構成変更のスケーリングのため、またはドメイン内のアプリケーションのすべてのサーバー・インスタンスへの変更の伝播のために固有デプロイメント記述子を移行します。 |
表14-2に示すWLSTコマンドを使用して、デプロイ済、アクティブ、および実行中のWebサービス・アプリケーションのためのWebサービスを表示および管理します。
表14-2 Webサービスおよびクライアント管理のWLSTコマンド
このコマンドを使用します... | 次を行うには... | WLSTの使用... |
---|---|---|
|
アプリケーション、コンポジットまたはドメインのWebサービス情報を一覧表示します。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートを一覧表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスおよびポート構成を一覧表示します。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポート構成を設定または変更します。 |
オンライン |
|
アプリケーション、SOAコンポジットまたはドメインのWebサービス・クライアント情報を一覧表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポート情報を一覧表示します。 |
オンライン |
listWebServiceClientStubProperties |
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
setWebServiceClientStubProperty |
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの1つのスタブ・プロパティを設定、変更または削除します。 |
オンライン |
setWebServiceClientStubProperties |
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの一連のスタブ・プロパティを構成します。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーション、SOAコンポジットまたはドメインのWebサービス情報を一覧表示します。Webサービス・アプリケーションもSOAコンポジットも指定しない場合、このコマンドでは、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスのすべてのアプリケーションおよびコンポジットのすべてのサービスが一覧表示されます。
detail
引数を使用すると、出力に表示される情報の量を指定できます。指定した場合、ドメイン内のすべてのアプリケーションおよびコンポジットのエンドポイント(ポート)およびポリシー詳細、エンドポイントのセキュア・ステータス、構成オーバーライドおよび制約、およびそのエンドポイントが有効な構成を持っているかどうかが出力に表示されます。サブジェクトは、それに(直接またはグローバルに)アタッチされているポリシーが認証、認可またはメッセージ保護動作を強制する場合に、セキュアとみなされます。直接またはグローバルにアタッチされているポリシーの優先順位を(reference.priority
構成オーバーライドを使用して)指定できるため、effective
フィールドによって、直接アタッチされているポリシーがそのエンドポイントに対して有効かどうかが示されます。
エンドポイントの管理を簡単にするため、直接アタッチされているポリシーは、それが有効化どうかに関係なくすべて出力に表示されます。対照的に、グローバルにアタッチされているポリシーは、そのエンドポイントに対して有効なもののみが表示されます。詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』の有効なポリシー・セットの計算方法に関する項を参照してください。
次の例に示すように、出力は、デプロイされているアプリケーションごとに一覧表示されます。
/domain/server/application#version_number: moduleName=helloModule, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}service /soainfra/AdminServer/soa-infra: compositeName=default/HelloWorld[1.0], moduleType=soa, serviceName=service
注意:
PS5より前にアセンブルされたアプリケーションの場合、ネームスペースは |
listWebServices (application,composite,[detail])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービスを一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 指定した場合、アプリケーション内のすべてのWebサービスが一覧表示されます。 |
|
Webサービスを一覧表示するSOAコンポジットの名前。たとえば、 指定した場合、コンポジット内のすべてのWebサービスが一覧表示されます。 |
|
オプション。Webサービスのポートおよびポリシー詳細を一覧表示するかどうかを指定します。 有効な値は次のとおりです:
|
次の例では、ドメイン内のすべてのアプリケーションおよびコンポジットのすべてのWebサービスを一覧表示します。この例ではサンプル出力を示します。
wls:/soainfra/serverConfig> listWebServices()
/soainfra/AdminServer/soa-infra :
compositeName=default/HelloWorld[1.0], moduleType=soa, serviceName=service
compositeName=default/Project1[1.0], moduleType=soa, serviceName=bpelprocess1_client_ep
/soainfra/AdminServer/HelloWorld#1_0 :
moduleName=j2wbasicPolicy, moduleType=web, serviceName=WssUsernameService
次の例では、detail
引数をtrue
に設定します。この例ではサンプル出力を示します。直接アタッチされているポリシーは、アプリケーションjaxws-sutのエンドポイントTestPortに対して有効ではありせん。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> listWebServices(detail='true')
/jrfServer_domain/jrfServer_admin/jaxws-sut-no-policy :
moduleName=jaxws-service, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}TestService
enableTestPage: true
enableWSDL: true
TestPort http://host.domainexample.com:9315/jaxws-service/TestService
enable: true
enableREST: false
enableSOAP: true
maxRequestSize: -1
loggingLevel: NULL
wsat.flowOption: NEVER
wsat.version: DEFAULT
Constraint: No Constraint
(global) security : oracle/wss_saml_or_username_token_service_policy, enabled=true
/policysets/global/all-domains-default-web-service-policies : Domain("*")
reference.priority=1
Constraint: HTTPHeader('VIRTUAL_HOST_TYPE','external')
(global) security : oracle/wss10_message_protection_service_policy, enabled=true
/policysets/global/domainExternal : Domain("*")
Attached policy or policies are valid; endpoint is secure.
/jrfServer_domain/jrfServer_admin/jaxws-sut :
moduleName=jaxws-sut-service, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}TestService
enableTestPage: true
enableWSDL: true
TestPort http://host.domainexample.com:9315/jaxws-sut-service/TestService
enable: true
enableREST: false
enableSOAP: true
maxRequestSize: -1
loggingLevel: NULL
wsat.flowOption: NEVER
wsat.version: DEFAULT
management : oracle/log_policy, enabled=true
security : oracle/wss_username_token_service_policy , enabled=true , effective=false
Constraint: No Constraint
(global) security : oracle/wss_saml_or_username_token_service_policy, enabled=true
/policysets/global/all-domains-default-web-service-policies : Domain("*")
reference.priority=1
Constraint: HTTPHeader('VIRTUAL_HOST_TYPE','external')
(global) security : oracle/wss10_message_protection_service_policy, enabled=true
/policysets/global/domainExternal : Domain("*")
Attached policy or policies are valid; endpoint is secure.
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポート名およびエンドポイントURLを一覧表示します。
出力には、Webサービス・ポートのポート名およびエンドポイントURLが表示されます。例:
JRFWssUsernamePort http://localhost:7001/j2wbasicPolicy/WssUsername
listWebServicePorts(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポート情報を一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 アプリケーションのポート情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート情報を一覧表示するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポート情報を一覧表示するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
ポート情報を一覧表示するアプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
次の例では、soainfra/AdminServer/HelloWorld#1_0
アプリケーションのj2wbasicPolicy
サービスのWebサービス・ポートおよびエンドポイントURLを一覧表示します。WssUsernameService
モジュール名が指定されており、moduleType
がweb
に設定されていることに注意してください。
wls:/soainfra/serverConfig> listWebServicePorts ( '/soainfra/AdminServer/HelloWorld#1_0', 'WssUsernameService','web','{http://namespace/}j2wbasicPolicy') JRFWssUsernamePort http://localhost:7001/j2wbasicPolicy/WssUsername
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポート構成を一覧表示します。
出力には、Webサービス・ポートの構成情報が表示されます。例:
enableREST: false maxRequestSize: -1
listWebServiceConfiguration(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName, [subjectName])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポート構成を一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポート構成を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート構成を一覧表示するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポート構成を一覧表示するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
ポート構成を一覧表示するアプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
オプション。構成情報を一覧表示するポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作。 |
次の例では、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
のWebサービスおよびポート構成情報を一覧表示します。この例では、Webモジュール名はj2wbasicPolicy
であり、サービス名はWssUsernameService
であり、サブジェクトはJRFWssUsernamePort
という名前のポートです。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceConfiguration ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort')
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポート構成を設定または変更します。
このコマンドの使用方法の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のWebサービス・エンドポイントの構成に関する項に記載されています。
setWebServiceConfiguration(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName, subjectName,itemProperties)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポート構成を設定または変更するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポート構成を設定または変更するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート構成を設定または変更するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポート構成を設定または変更するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
ポート構成を設定または変更するアプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
構成情報を設定または変更するポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作名。 |
|
設定または変更できる構成可能プロパティ。次の形式を使用してプロパティを指定します。
有効なポート構成の名前と値のペアは次のとおりです:
原始性トランザクション・プロパティの詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のWebサービス原始性トランザクションの構成に関する項を参照してください。 注意: 構成アイテムに認識されないプロパティ名または無効な値が含まれている場合、この設定コマンドは拒否され、エラー・メッセージが表示されます。 |
次の例では、Webモジュールj2wbasicPolicy
のサービスWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
を有効化します。このサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
にあります。
wls:/wls-domain/serverConfig>setWebServiceConfiguration ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort',[("enable", "true")])
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーション、SOAコンポジットまたはドメインのWebサービス・クライアント情報を一覧表示します。アプリケーションもコンポジットも指定しない場合、このコマンドでは、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスのすべてのアプリケーションおよびコンポジットのすべてのWebサービス・クライアントに関するコマンド・リスト情報が一覧表示されます。
detail
引数を使用すると、出力に表示される情報の量を指定できます。指定した場合、ドメイン内のクライアントのエンドポイント(ポート)およびポリシー詳細、エンドポイントのセキュア・ステータス、構成オーバーライドおよび制約、およびそのエンドポイントが有効な構成を持っているかどうかが出力に表示されます。サブジェクトは、それに(直接またはグローバルに)アタッチされているポリシーが認証、認可またはメッセージ保護動作を強制する場合に、セキュアとみなされます。直接またはグローバルにアタッチされているポリシーの優先順位を(reference.priority
構成オーバーライドを使用して)指定できるため、effective
フィールドによって、直接アタッチされているポリシーがそのエンドポイントに対して有効かどうかが示されます。
エンドポイントの管理を簡単にするため、直接アタッチされているポリシーは、それが有効化どうかに関係なくすべて出力に表示されます。対照的に、グローバルにアタッチされているポリシーは、そのエンドポイントに対して有効なもののみが表示されます。詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』の有効なポリシー・セットの計算方法に関する項を参照してください。
次の例に示すように、出力は、デプロイされているアプリケーションごとに一覧表示されます。
この例では、unsecuredエンドポイントの出力を示します。
/soa_domain/soa_server1/soa-infra : compositeName=default/Basic_SOA_Client[1.0], moduleType=soa, serviceRefName=Service1 Basic_soa_service_pt serviceWSDLURI=http://host.domainexample.com:38001/soa-infra/services/default/Basic_SOA_service/Basic_soa_service.wsdl oracle.webservices.contentTransferEncoding=base64 oracle.webservices.charsetEncoding=UTF-8 oracle.webservices.operationStyleProperty=document wsat.flowOption=WSDLDriven oracle.webservices.soapVersion=soap1.1 oracle.webservices.chunkSize=4096 oracle.webservices.session.maintain=false oracle.webservices.preemptiveBasicAuth=false oracle.webservices.encodingStyleProperty=http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/ oracle.webservices.donotChunk=true No attached policies found; endpoint is not secure.
この例では、securedエンドポイントの出力を示します。
/soa_domain/soa_server1/AsynchronizedBC_asyncbc : moduleName=Asychronized-AsynchronizedBC-context-root, moduleType=web, serviceRefName=callback owsm.qa.server.serviceinterface.AppModule_asyncServiceImpl/_oracleAsyncResponseClient Constraint: No Constraint (global) security : oracle/wss_username_token_client_policy, enabled=true /policysets/global/web_callback_add_1 : Module("*") Attached policy or policies are valid; endpoint is secure. /soa_domain/soa_server1/ADF_DC_4 : moduleName=wsdl, moduleType=wsconn, serviceRefName=TestService TestPort serviceWSDLURI=http://host.domainexample.com:12345/jaxws-sut-service/TestService?wsdl security : oracle/wss_username_token_client_policy, enabled=true, effective=false Constraint: No Constraint (global) security : oracle/wss11_username_token_with_message_protection_client_policy, enabled=true /policysets/global/PolicySet-Testport : port('TestPort') reference.priority=1 Attached policy or policies are valid; endpoint is secure. /soa_domain/AdminServer/adf_dc_to_bc : moduleName=ADF_BC, moduleType=wsconn, serviceRefName=AppModuleService AppModuleServiceSoapHttpPort serviceWSDLURI=http://host.domainexample.com:12345/ADF_BC-ADF_BC-context-root/AppModuleService?wsdl Constraint: No Constraint (global) security : oracle/wss11_username_token_with_message_protection_client_policy, enabled=true /policysets/global/web_reference_add_1 : Domain("soa_domain") Attached policy or policies are valid; endpoint is secure.
listWebServiceClients(application,composite,[detail])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアントを一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 指定した場合、アプリケーション内のすべてのWebサービス・クライアントが一覧表示されます。 |
|
Webサービス・クライアントを一覧表示するSOAコンポジットの名前。たとえば、 指定した場合、コンポジット内のすべてのWebサービス・クライアントが一覧表示されます。 |
|
オプション。Webサービス・クライアントのポートおよびポリシー詳細を一覧表示するかどうかを指定します。 有効な値は次のとおりです:
|
次の例では、ドメイン内のすべてのWebサービス・クライアントの情報を一覧表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients()
次の例では、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.10
のWebサービス・クライアントを一覧表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients('soainfra/soa1/jwsclient_1#1.10')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のWebサービス・クライアントを一覧表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients(None,'default/HelloWorld[1.0]')
次の例では、ドメイン内のすべてのWebサービス・クライアントの詳細を一覧表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients(None,None,true)
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアントのWebサービス・ポート名およびエンドポイントURLを一覧表示します。
出力には、Webサービス・クライアントおよび参照ポートの名前が表示されます。例:
AppModuleServiceSoapHttpPort
listWebServiceClientPorts(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceRefName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポート情報を一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポート情報を一覧表示するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポート情報を一覧表示するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
Webサービス・クライアント・ポート情報を一覧表示するアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 クライアントが非同期Webサービス・コールバック・クライアントである場合、 |
次の例では、/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーションのWssUsernameClient
Webモジュールのクライアント・ポートを一覧表示します。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/soainfra/serverConfig> listWebServiceClientPorts ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient')
次の例では、default/HelloWorld[1.0]
SOAコンポジットのクライアント・ポートを一覧表示します。moduleType
がsoa
に設定されており、serviceRefName
がclient
に設定されていることに注意してください。
wls:/soainfra/serverConfig> listWebServiceClientPorts(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client')
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
listWebServiceClientStubProperties(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName, portInfoName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート・スタブ・プロパティ情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを一覧表示するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポート・スタブ・プロパティ情報を一覧表示するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを一覧表示するアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 |
|
スタブ・プロパティを一覧表示するクライアント・ポートの名前。 |
次の例では、/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーションのWssUsernameClient
WebモジュールのJRFWssUsernamePort
ポートのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを一覧表示します。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/soainfra/serverConfig>listWebServiceClientStubProperties ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort')
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
setWebServiceClientStubProperty(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName,portInfoName,propName,[propValue])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを設定するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを設定するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを設定するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを設定するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティを設定するアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 |
|
スタブ・プロパティを設定するクライアント・ポートの名前。 |
|
設定、変更または削除するスタブ・プロパティ名。たとえば、 |
|
オプション。スタブ・プロパティ値。たとえば、 プロパティを削除するには、空白 |
次の例では、クライアント・ポートJRFWssUsernamePort
に対してクライアント・ポート・スタブ・プロパティkeystore.recipient.alias
を値oracle
に設定します。ポートは、/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーションのWssUsernameClient
Webモジュールのクライアント・ポートです。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/soainfra/serverConfig>setWebServiceClientStubProperty ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort','keystore.recipient.alias','oracle')
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの一連のスタブ・プロパティを構成します。
このコマンドは、クライアントにアタッチされているOracle WSMクライアント・セキュリティ・ポリシーのすべてのスタブ・プロパティを構成またはリセットします。このコマンドで一覧表示する各プロパティが、指定した値に設定されます。前に設定したプロパティが、このコマンドに明示的に指定されていない場合、それはそのプロパティのデフォルトにリセットされます。デフォルトが存在しない場合、そのプロパティは削除されます。
setWebServiceClientStubProperties(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName, portInfoName, properties)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティをリセットするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを構成またはリセットするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティをリセットするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを構成またはリセットするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
Webサービス・クライアント・ポート・スタブ・プロパティをリセットするアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 |
|
スタブ・プロパティをリセットするクライアント・ポートの名前。 |
|
設定または変更するプロパティのリスト。次の形式を使用してプロパティを指定する必要があります。
例:
プロパティを削除するか、それに割り当てられた値をクリアするには、空白
クライアント・ポートのすべてのプロパティを削除するには、この引数を クライアント・ポート・スタブ・プロパティの例は、次のとおりです:
構成可能なプロパティの完全なリストは、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のWebサービス・クライアントの構成に関する項を参照してください。 |
次の例では、クライアント・ポート・スタブ・プロパティwsat.flowOption
およびwsat.Version
をSUPPORTS
およびDEFAULT
にそれぞれリセットします。このクライアント・ポートに対して前に設定した他のプロパティはすべて、デフォルトにリセットされるか削除されます。クライアント・ポートは、/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーションのWssUsernameClient
WebモジュールのJRFWssUsernamePort
です。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/soainfra/serverConfig>setWebServiceClientStubProperties('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0', 'WssUsernameClient','wsconn','WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', [("wsat.flowOption","SUPPORTS"),("wsat.Version","DEFAULT")] )
表14-3に示すWLSTコマンドを使用して、直接アタッチされたOracle WSM Webサービスおよびクライアント・ポリシーを管理します。
ADF、WebCenter Webサービスおよびクライアント・アプリケーションでアタッチされたポリシーを設定または変更する場合、その変更を有効にするには、アプリケーションを再起動する必要があります。ポリシーの変更が完了した後、アラーム・メッセージが表示され、アプリケーションを再起動するように求められます。標準のstopApplication
およびstartApplication
WLSTコマンドを使用してアプリケーションを停止および再起動できます。これらのコマンドの詳細は、「デプロイメント・コマンド」を参照してください。
表14-3 WebサービスのWLSTの直接アタッチされたポリシーの管理コマンド
このコマンドを使用します... | 次を行うには... | WLSTの使用... |
---|---|---|
listAvailableWebServicePolicies |
すべての使用可能なOracle Web Services Manager (WSM)ポリシーのリストをカテゴリまたはサブジェクト・タイプ別に表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスのWebサービス・ポート・ポリシー情報を一覧表示します。 |
オンライン |
|
1つのポリシーを、アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートにアタッチします。 |
オンライン |
|
複数のポリシーを、アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートにアタッチします。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされている複数のポリシーを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートから1つのOracle WSMポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートから複数のOracle WSMポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポート・ポリシー情報を一覧表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートに1つのOracle WSMポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
attachWebServiceClientPolicies |
複数のポリシーを、アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートにアタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化します。 |
オンライン |
enableWebServiceClientPolicies |
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートから1つのポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
detachWebServiceClientPolicies |
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポート・ポリシー・オーバーライド・プロパティを構成します。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
listAvailableWebServicePolicies([category],[subject])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・カテゴリ。たとえば、 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。たとえば、 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスのWebサービス・ポート・ポリシー情報を一覧表示します。
この出力では、Webサービス・ポート名、それにアタッチされているOWSMポリシー、および該当する場合は、ポリシー・オーバーライド・プロパティを表示します。例:
HelloWorldPort: security : oracle/wss_username_token_service_policy , enabled=true
listWebServicePolicies(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName,subjectName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポート・ポリシー情報を一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポート・ポリシー情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート・ポリシー情報を一覧表示するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポート・ポリシー情報を一覧表示するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
ポート・ポリシー情報を一覧表示するアプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作名。 |
次の例では、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
のWebサービス・ポート・ポリシー情報を一覧表示します。この例では、Webモジュール名はj2wbasicPolicy
であり、サービス名はWssUsernameService
であり、サブジェクトはJRFWssUsernamePort
という名前のポートです。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServicePolicies ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のポート・ポリシー情報を一覧表示します。moduleType
がSOA
に設定されており、サービス名がHelloService
であり、サブジェクトがHelloWorld_pt
というポートであることに注意してください。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServicePolicies (None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','{http://namespace/}HelloService','HelloWorld_pt')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
1つのポリシーを、アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートにアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて、使用可能になっている場合、policyURIはOracle WSM Policy Manager APIを介して検証されます。このコマンドで指定するPolicyURIが、すでにアタッチされているか存在している場合、そのポリシーが無効化されていると、このコマンドによってそれが有効化されます。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか、使用不可になっている場合、このコマンドは実行されません。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
attachWebServicePolicy(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURI, [subjectType=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにポリシーをアタッチするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
にポリシーoracle/wss_username_token_service_policy
をアタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServicePolicy ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort','oracle/wss_username_token_service_policy')
次の例では、ポリシーoracle/log_policy
を、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のサービスHelloService
のポートHelloWorld_pt
にアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','{http://namespace/}HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
複数のポリシーを、アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートにアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて、使用可能になっている場合、policyURIはOracle WSM Policy Manager APIを介して検証されます。このコマンドで指定するポリシーのいずれかが、すでにアタッチされているか存在している場合、このコマンドによって、すでにアタッチされているポリシーが有効化され(そのポリシーが無効化されている場合)、その他のものはアタッチされます。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか、使用不可になっている場合、このコマンドは実行されません。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
attachWebServicePolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURIs, [subjectType=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにポリシーをアタッチするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URIのリスト。たとえば、 指定するポリシーのいずれかが、すでにアタッチされているか存在している場合、このコマンドによって、すでにアタッチされているポリシーが有効化され(そのポリシーが無効化されている場合)、その他のものはアタッチされます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
にポリシー"oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"
をアタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServicePolicies ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効化または無効化します。
このコマンドで指定するポリシーがポートにアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
enableWebServicePolicy(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURI, [enable], [subjectType=None] ))
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポリシーを有効化するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにアタッチされているポリシーを有効化するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポリシーを有効化するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効化するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
にアタッチされているポリシーoracle/wss_username_token_service_policy
を有効化します。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort',"oracle/wss_username_token_service_policy",true)
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のサービスHelloService
のポートHelloWorld_pt
にアタッチされているポリシーoracle/log_policy
を有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','{http://namespace/}HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のサービスHelloService
のポートHelloWorld_pt
にアタッチされているポリシーoracle/log_policy
を無効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','{http://namespace/}HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy',false)
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされている複数のポリシーを有効化または無効化します。
このコマンドで指定するpolicyURIsがポートにアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
enableWebServicePolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURIs,[enable],[subjectType=None] ))
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポリシーを有効化するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにアタッチされているポリシーを有効化するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポリシーを有効化するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効化するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URIのリスト。たとえば、 指定するpolicyURIsがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
にアタッチされているポリシー["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"]
を有効化します。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort',["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"],true)
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートから1つのOracle WSMポリシーをデタッチします。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
detachWebServicePolicy(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURI, [subjectType=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートからポリシーをデタッチするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポートからポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
からポリシーoracle/wss_username_token_service_policy
をデタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicy ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort','oracle/wss_username_token_service_policy')
次の例では、ポリシーoracle/log_policy
を、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のサービスHelloService
のポートHelloWorld_pt
からデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','{http://namespace/}HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートから複数のOracle WSMポリシーをデタッチします。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか、使用不可になっている場合、このコマンドは実行されません。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
detachWebServicePolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURIs, [subjectType=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートからポリシーをデタッチするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのポートからポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URIのリスト。たとえば、 指定するpolicyURIがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
からポリシー"oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"
をデタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicies ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポート・ポリシー情報を一覧表示します。
この出力では、Webサービス・クライアント/参照ポート名、およびそれにアタッチされているOracle WSMポリシーを表示します。例:
test-port: security: oracle/wss_username_token_client_policy, enabled=true
listWebServiceClientPolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName,portInfoName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポート・ポリシー情報を一覧表示するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポート・ポリシー情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート・ポリシー情報を一覧表示するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポート・ポリシー情報を一覧表示するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
クライアント・ポート名。 |
次の例では、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
のWebサービス・クライアント・ポート・ポリシー情報を一覧表示します。この例では、Webモジュール名はWssUsernameClient
であり、モジュール・タイプはwsconn
であり、サービス参照名はWssUsernameClient
であり、クライアント・ポート名はJRFWssUsernamePort
です。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClientPolicies ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートに1つのOracle WSMポリシーをアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて、使用可能になっている場合、policyURIはOracle WSM Policy Manager APIを介して検証されます。このコマンドで指定するPolicyURIが、すでにアタッチされているか存在している場合、そのポリシーが無効化されていると、このコマンドによってそれが有効化されます。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか、使用不可になっている場合、このコマンドは実行されません。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
attachWebServiceClientPolicy(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName, portInfoName, policyURI, [subjectType=None] )
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートにポリシーをアタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、この引数が必要です。 |
|
ポリシーをクライアント・ポートにアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
Oracle WSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポート。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 指定するポリシーが、すでにアタッチされているか存在している場合、そのポリシーが無効化されていると、このコマンドによってそれが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameClient
のポートJRFWssUsernamePort
にクライアント・ポリシーoracle/wss_username_token_client_policy
をアタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicy ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort',"oracle/wss_username_token_client_policy")
次の例では、クライアント・ポリシーoracle/log_policy
を、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のクライアント・ポートHelloWorld_pt
にアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicy (None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
複数のポリシーを、アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートにアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて、使用可能になっている場合、policyURIはOracle WSM Policy Manager APIを介して検証されます。このコマンドで指定するポリシーが、すでにアタッチされているか存在している場合、このコマンドによって、すでにアタッチされているポリシーが有効化され(そのポリシーが無効化されている場合)、その他のものはアタッチされます。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか、使用不可になっている場合、このコマンドは実行されません。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
attachWebServiceClientPolicies(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURIs, [subjectType=None] )
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートにOracle WSMクライアント・ポリシーをアタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、この引数が必要です。 |
|
ポリシーをクライアント・ポートにアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
Oracle WSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポート。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 このコマンドで指定するポリシーが、すでにアタッチされているか存在している場合、このコマンドによって、すでにアタッチされているポリシーが有効化され(そのポリシーが無効化されている場合)、その他のものはアタッチされます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameClient
のポートJRFWssUsernamePort
にポリシーoracle/wss_username_token_client_policy
をアタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicy ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort',"oracle/wss_username_token_client_policy")
次の例では、ポリシーoracle/log_policy
を、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のクライアント・ポートHelloWorld_pt
にアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicy (None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化します。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
enableWebServiceClientPolicy(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURI,[enable],[subjectType=None] )
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化するには、この引数が必要です。 |
|
クライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
Oracle WSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポートの名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameClient
のポートJRFWssUsernamePort
のクライアント・ポリシーoracle/wss_username_token_client_policy
を有効化します。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', "oracle/wss_username_token_client_policy",true)
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のクライアント・ポートHelloWorld_pt
のクライアント・ポリシーoracle/log_policy
を有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のクライアント・ポートHelloWorld_pt
のクライアント・ポリシーoracle/log_policy
を無効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy', false )
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化します。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
enableWebServiceClientPolicies(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURIs,[enable], [subjectType=None] )
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化するアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートの複数ポリシーを有効化または無効化するには、この引数が必要です。 |
|
クライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化するWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
Oracle WSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポートの名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URIのリスト。たとえば、 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameClient
のポートJRFWssUsernamePort
のクライアント・ポリシーoracle/log_policyおよびoracle/wss_username_token_client_policy
を有効化します。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicies ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_client_policy"], true )
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートから1つのポリシーをデタッチします。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
detachWebServiceClientPolicy(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName, portInfoName, policyURI, [subjectType=None] )
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートからポリシーをデタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートからポリシーをデタッチするには、この引数が必要です。 |
|
ポリシーをクライアント・ポートからデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポートからポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
Oracle WSMクライアント・ポリシーをデタッチするクライアント・ポート。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameClient
のポートJRFWssUsernamePort
からクライアント・ポリシーoracle/wss_username_token_client_policy
をデタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicy ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort','oracle/wss_username_token_client_policy')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のクライアント・ポートHelloWorld_pt
からクライアント・ポリシーoracle/log_policy
をデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy' )
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチします。
注意: このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。ADFおよびWebCenterアプリケーションの場合、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
detachWebServiceClientPolicies(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURIs, [subjectType=None] )
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするには、この引数が必要です。 |
|
複数のポリシーをクライアント・ポートからデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットのクライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
Oracle WSMクライアント・ポリシーをデタッチするクライアント・ポート。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
次の例では、WebモジュールWssUsernameClient
のポートJRFWssUsernamePort
からクライアント・ポリシーoracle/log_policy
およびoracle/wss_username_token_client_policy
をデタッチします。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicies ('/soainfra/soa1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_client_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
setWebServicePolicyOverride(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceName, portName,policyURI,properties)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Webサービス・ポート・ポリシーをオーバーライドするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにアタッチされているポリシーのプロパティをオーバーライドするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート・ポリシーをオーバーライドするWebモジュールまたはSOAコンポジット( SOAコンポジットにアタッチされているポリシーのプロパティをオーバーライドするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです:
|
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。例: {http://namespace/}serviceName |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
Oracle WSMポリシー名URI。たとえば、オーバーライド・プロパティが適用される 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
ポリシー・オーバーライド・プロパティ。次の形式を使用してプロパティを指定する必要があります。
例: この引数を |
次の例では、WebモジュールWssUsernameService
のポートJRFWssUsernamePort
のポリシーoracle/wss10_message_protection_service_policy
のオーバーライド・プロパティを構成します。このWebサービスは、ドメインsoainfra
にあるサーバーsoa1
のアプリケーションHelloWorld#1_0
の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>setWebServicePolicyOverride ('/soainfra/soa1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy', 'web','{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', "oracle/wss10_message_protection_service_policy", [("keystore.sig.csf.key","sigkey")])
ポリシー・セットは、1つ以上のポリシーをサブジェクト・タイプにグローバルにアタッチするメカニズムを提供することで、エンタープライズのセキュリティおよび管理性を向上します。ポリシー・セットを使用すると、管理者は、何も直接アタッチすることなく、強制するポリシーのデフォルト・セットを指定できます。ポリシー・セットをアタッチできるリソースのタイプおよび範囲の決定の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のポリシー・セットの作成と管理に関する項を参照してください。
すべてのポリシー・セットの作成、変更または削除コマンドは、リポジトリ・セッションのコンテキストで実行する必要があります。リポジトリ・セッションは、1つのドキュメント上でのみ機能できます。
注意: この章の手順は、Oracle Infrastructure Web Serviceにのみ適用されます。 この項で説明するWLSTコマンドのヘルプを表示するには、実行中のサーバー・インスタンスに接続し、 |
表14-4に示すWLSTコマンドを使用して、グローバルに使用可能なWSM Webサービス・ポリシー・セットを管理します。
表14-4 WebサービスのWLSTのグローバルに使用可能なポリシー・セット管理コマンド
このコマンドを使用します... | 次を行うには... | WLSTの使用... |
---|---|---|
|
Oracle WSMリポジトリを変更するセッションを開始します。 |
オンライン |
|
Oracle WSMリポジトリに現在のセッションのコンテンツを書き込みます。 |
オンライン |
|
現在のリポジトリ・セッションのコンテンツを記述します。 |
オンライン |
|
現在のOracle WSMリポジトリ変更セッションを中止し、そのセッション中にリポジトリに対して行われた変更をすべて破棄します。 |
オンライン |
|
新しい空のポリシー・セットを作成します。 |
オンライン |
|
リポジトリ内のポリシー・セットを一覧表示します。 |
オンライン |
|
既存のポリシー・セットから新しいポリシー・セットをクローニングします。 |
オンライン |
|
指定したポリシー・セットの構成を表示します。 |
オンライン |
|
現在のセッションで変更する既存のポリシー・セットを指定します。 |
オンライン |
|
現在のポリシー・セットのポリシー参照に構成オーバーライドを追加します。 |
オンライン |
|
セッション内で選択されたポリシー・セットのための実行時制約値を指定します。 |
オンライン |
|
ポリシー・セットを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
ポリシーのURIを使用してポリシー・セットのポリシー・アタッチメントを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
セッション内で選択されたポリシー・セットのための説明を指定します。 |
オンライン |
|
リポジトリ内またはセッション内の既存のポリシー・セットを検証します。 |
オンライン |
|
指定したポリシー・セットを削除します。 |
オンライン |
|
Oracle WSMリポジトリ内からすべてのポリシー・セットまたは選択したポリシー・セットを削除します。 |
オンライン |
|
指定されたリソース範囲にポリシー・セットをアタッチします。 |
オンライン |
|
ポリシーのURIを使用してポリシー・セットにポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
ポリシーのURIを使用してポリシー・セットからポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
直接ポリシー・アタッチメントをグローバル・ポリシー・アタッチメントに(それらが同一である場合)移行します。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
現在のセッションのコンテンツを記述します。これは、セッションが空であることを示すか、更新されるドキュメントの名前を、更新のタイプ(作成、変更または削除)とともに一覧表示します。現在のセッションがない場合、エラーが表示されます。
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内に新規の空のポリシー・セットを作成します。新規ポリシー・セットを作成する際には、ポリシー・セットの適用先のポリシー・サブジェクトのタイプを指定して、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義するサポートされる式を指定する必要があります。
このコマンドをリポジトリ・セッション外で発行するとエラーになります。
createPolicySet(name,type
,attachTo
,[description=None
],[enable='true'
])
引数 | 定義 |
---|---|
|
新規の空のポリシー・セットの名前。 |
|
新規ポリシー・セットが適用されるポリシー・サブジェクトのタイプ。ポリシー・サブジェクトのタイプは、次の値のいずれかにする必要があります。
|
|
指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のリソース・スコープに関する項を参照してください。 |
|
オプション。新規ポリシー・セットの説明。説明を指定しないと、新規ポリシー・セットの説明は、「 |
|
オプション。新規ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
最初の例では、新規ポリシー・セットを作成し、リソース・スコープをbase_domain
ドメインのws-service
タイプ(Webサービス・エンドポイント)のみに指定します。2番目の例では、新規ポリシー・セットを作成しますが、リソース・スコープをドメイン内のsoa_server1
サーバーのsca-service
タイプ(SOAサービス)のみに絞り込みます。
wls:/wls-domain/serverConfig>createPolicySet('myPolicySet','ws-service','Domain("base_domain")') wls:/wls-domain/serverConfig>createPolicySet('myPolicySet','sca-service','Server("soa_server1")','My policySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ内のポリシー・セットを一覧表示します。このコマンドによって、現在のセッション内で作成、変更または削除されるポリシー・セットも表示されます。すべてのポリシー・セットを一覧表示することも、特定のポリシー・サブジェクト・リソース・タイプに適用されるもののみを含むように表示を制限することもできます。
listPolicySets([type=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。表示するポリシー・セットのタイプを指定します。ポリシー・サブジェクト・リソース・タイプは、次の値の1つにする必要があります。
この引数を |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内で、既存のポリシー・セットから新規のポリシー・セットをクローニングします。既存のポリシー・セットをクローニングする際には、ソース・ポリシー・セットのすべての値とアタッチメントが新規ポリシー・セットにコピーされます。ただし、リソース・スコープを指定する別の式を指定することもできます。この式は、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義する必要があります。
このコマンドをリポジトリ・セッション外で発行するとエラーになります。
clonePolicySet(name,source
,[attachTo=None
],[description=None
],[enable='true'
])
引数 | 定義 |
---|---|
|
新規ポリシー・セットのクローンの名前。 |
|
クローニングされるソース・ポリシー・セットの名前。 |
|
オプション。指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のリソース・スコープに関する項を参照してください。 この引数を |
|
オプション。新規ポリシー・セットの説明。 この引数を |
|
オプション。ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
最初の例では、既存のmyPolicySet
ポリシー・セットをクローニングして新しいmynewPolicySet
を作成することでポリシー・セットを作成します。2番目の例でも、ポリシー・セットを作成しますが、リソース・スコープをドメイン内の指定されたsoa_server1
サーバーのポリシー・サブジェクトに絞り込みます。
wls:/wls-domain/serverConfig>clonePolicySet('myNewPolicySet','myPolicySet') wls:/wls-domain/serverConfig>clonePolicySet('myNewPolicySet','myPolicySet','Server("soa_server1")')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
指定したポリシー・セットの構成を表示します。現在のセッションでポリシー・セットが変更されている場合、そのバージョンが表示されます。それ以外の場合は、リポジトリ内の最新バージョンが表示されます。ポリシー・セットが存在しない場合、エラーが表示されます。
このコマンドは、リポジトリ・セッションの外で発行できます。
displayPolicySet([name])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。表示されるポリシー・セットの名前。 名前が指定されていない場合、現在のセッションのポリシー・セットの構成(存在する場合)が表示されるか、エラー・メッセージが表示されます。 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
現在のリポジトリ・セッションで変更する既存のポリシー・セットを指定します。指定したポリシー・セットの最新バージョンが現在のセッションにロードされます。別のポリシー・セットがセッションにすでに含まれている場合は、エラーが表示されます。指定したポリシー・セットがすでにセッションに含まれている場合、アクションは実行されません。この後、指定したポリシー・セットを変更しようとすると、セッションにある現在のバージョンが表示されます。
このコマンドをリポジトリ・セッション外で発行するとエラーになります。
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
現在のポリシー・セット内のアタッチされたポリシー参照に、name
とvalue
のペアで記述される構成オーバーライドを追加します。value
引数はオプションです。value
引数を省略すると、name
引数で指定されたプロパティが、ポリシー・セットのポリシー参照から削除されます。name
引数で指定されたプロパティがすでに存在しており、value
引数が指定されている場合、現在の値がvalue
引数で指定されている新しい値で上書きされます。
作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
setPolicySetPolicyOverride(uri,name,[value=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WSMポリシーURIを表す文字列。たとえば、オーバーライド・プロパティを適用する |
|
オーバーライド・プロパティの名前を表す文字列。 例: |
|
オプション。プロパティの値を表す文字列。この引数を指定しない場合、 |
次の例では、oracle/wss10_saml_token_service_policy
のreference.priority
プロパティの構成オーバーライドを1
の値に指定します。
setPolicySetPolicyOverride('oracle/wss10_saml_token_service_policy', 'reference.priority','1')
次の例では、ポリシー・セットのoracle/wss10_saml_token_service_policy
からプロパティreference.priority
を削除します。
setPolicySetPolicyOverride('oracle/wss10_saml_token_service_policy', 'reference.priority')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
セッション内で選択されたポリシー・セットのための実行時制約値を指定します。作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のポリシー・セットの実行時制約の指定に関する項を参照してください。
setPolicySetConstraint(constraint)
引数 | 定義 |
---|---|
|
ポリシー・セットが適用される実行時コンテキストを指定する式。指定しない場合、そのポリシー・セットがすべての実行時コンテキストに適用されます。 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内の現在のポリシー・セットを有効化または無効化します。指定しない場合、このコマンドによってポリシー・セットが有効化されます。
作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
enablePolicySet([enable=True])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内で、現在のポリシー・セット内の指定されたURIで特定されるポリシー・アタッチメントを有効化または無効化します。指定しない場合、このコマンドによってポリシー・セットが有効化されます。特定されたポリシーがそのポリシー・セットに現在アタッチされていない場合は、エラーが表示されます。
作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
enablePolicySetPolicy(uri,[enable=true])
引数 | 定義 |
---|---|
|
ポリシー・セット内のポリシー・アタッチメントを指定するURI。 |
|
オプション。ポリシー・セット内のURIで指定されるポリシー・アタッチメントを有効化するか無効化するかを指定します。有効なオプションは次のとおりです:
この引数を省略した場合、ポリシー・セット・アタッチメントが有効になります。 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
既存のポリシー・セットを検証します。ポリシー・セット名を指定すると、指定されたポリシー・セットが検証されます。ポリシー・セット名を指定しないと、現在のリポジトリ・セッション内のポリシー・セットが検証されます。
ポリシー・セットが存在しない場合、名前が指定されておらず、セッションがアクティブでない場合または適切なポリシー・セットがOracle WSMリポジトリに含まれていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
validatePolicySet([name=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。検証するポリシー・セットの名前。名前が指定されていない場合、現在のセッション内で作成中または変更中のポリシー・セットが検証されます。 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内の指定されたポリシー・セットを削除します。セッションにすでに別のポリシー・セットが含まれている場合は、エラーが表示されます。セッションに、指定したポリシー・セットがすでに含まれている場合、作成は行われず、変更は削除に変換されます。
このコマンドをリポジトリ・セッション外で発行するとエラーになります。
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
Oracle WSMリポジトリ内からすべてのポリシー・セットまたは選択したポリシー・セットを削除します。すべてのポリシー・セットを強制的に削除するか、削除するポリシー・セットを個別に選択するようプロンプト表示するかを指定できます。いずれかのポリシー・セットの削除が失敗すると、この操作で例外がスローされます。いずれのポリシー・セットも削除されません。
deleteAllPolicySets([mode])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・セット削除を行うために実行されるアクション。有効なオプションは次のとおりです:
モードを指定しない場合、この引数はデフォルトで |
次の例では、プロンプトを表示しないでリポジトリからすべてのポリシー・セットを自動的に削除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets("force")
Starting Operation deleteAllPolicySets ...
All policy sets were deleted successfully from repository.
deleteAllPolicySets Operation Completed.
次の例では、リポジトリから、選択したポリシー・セットを削除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets()
または
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets('prompt')
Starting Operation deleteAllPolicySets ...
Policy Set Name: create_policyset_6
Select "create_policyset_6" for deletion (yes/no/cancel)? no
Policy Set Name: create_policyset_8
Select "create_policyset_8" for deletion (yes/no/cancel)? yes
Policy Set Name: create_policyset_21
Select "create_policyset_21" for deletion (yes/no/cancel)? no
Policy Set Name: create_policyset_10
Select "create_policyset_10" for deletion (yes/no/cancel)? yes
All the selected policy sets were deleted successfully from repository.
deleteAllPolicySets Operation Completed.
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内で、指定したリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式を設定します。この式は、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義する必要があります。
作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
attachPolicySet(expression)
引数 | 定義 |
---|---|
|
指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。 リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のリソース・スコープに関する項を参照してください。 |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内で、指定されたURIで特定されるポリシーを現在のポリシー・セットにアタッチします。
作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
リポジトリ・セッション内で、指定されたURIで特定されるポリシーを現在のポリシー・セットからデタッチします。
作成または変更中のポリシー・セットを含むリポジトリ・セッションの外でこのコマンドを発行すると、エラーになります。
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
外部グローバル・ポリシー・アタッチメントと等しい直接(ローカル)ポリシー・アタッチメントを移行します。移行しない場合は現在のドメインで各ポリシー・サブジェクトにアタッチされます。強制的に移行するか、移行の前に確認のプロンプトを毎回表示するか、実行される移行を単に一覧表示するのかを指定できます。直接ポリシー・アタッチメントのURIがグローバル・ポリシー・アタッチメントで提供されるものと同じで、スコープが設定された構成オーバーライドがない場合は、直接ポリシー・アタッチメントは同一です。
注意: スコープが設定されていないオーバーライドがある直接アタッチメントは移行されますが、スコープが設定されたオーバーライドがあるアタッチメントは移行されません。これは、 |
強制の場合でもプロンプトが表示される場合でも、移行された各直接ポリシー・アタッチメントが一覧表示されます。この出力では、変更されたポリシー・サブジェクト、同一のポリシー参照のURI、および直接アタッチメントを重複させたグローバル・ポリシー・アタッチメント・ドキュメントの名前が特定されます。
migrateAttachments([mode])
引数 | 定義 |
---|---|
|
移行可能な各ポリシー・アタッチメントに対して実行されるアクション。有効なオプションは次のとおりです:
モードを指定しない場合、この引数はデフォルトで |
表14-5に示すコマンドを使用して、Oracle WSMリポジトリに格納されているWSMドキュメントを管理します。Oracle WSMリポジトリ内のドキュメントのアップグレードまたは移行の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のリポジトリ内のOracle WSMポリシーのアップグレードに関する項を参照してください。
追加のMDS WLSTコマンドは、第8章「メタデータ・サービス(MDS)カスタムWLSTコマンド」で説明します。
表14-5 ポリシー・リポジトリ管理コマンド
このコマンドを使用します... | 次を行うには... | WLSTの使用... |
---|---|---|
|
Oracle Fusion Middlewareソフトウェアの最新インストールで提供されている新しい事前定義済ポリシーでOracle WSMリポジトリに格納されているOracle WSM事前定義済ポリシーをアップグレードします。 |
オンライン |
|
Oracle WSMリポジトリに格納されている既存のポリシーを削除し、それをOracle Fusion Middlewareソフトウェアの新しいインストールで提供されている事前定義済ポリシーの最新セットでリフレッシュします。 |
オンライン |
|
サポートされているZIPアーカイブに、リポジトリから一連のドキュメントをエクスポートします。指定されているアーカイブがすでに存在している場合、アーカイブを上書きするか、ドキュメントを既存のアーカイブにマージするのかを選択できます。 |
オンライン |
|
サポートされているZIPアーカイブからリポジトリに一連のドキュメントをインポートします。ソース環境からターゲット環境に物理情報をマップする方法を記述するファイルの場所を指定できます。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: ポリシー・リポジトリ管理
WLSTでの使用: オンライン
Oracle Fusion Middlewareソフトウェアの最新インストールで提供されている新しい事前定義済ポリシーでOracle WSMリポジトリに格納されているOracle WSM事前定義済ポリシーをアップグレードします。リポジトリが空である場合、インストールに含まれている事前定義済ポリシーのすべてがリポジトリにロードされます。
このコマンドで、リポジトリ内の既存の事前定義済ポリシーおよびユーザー定義カスタム・ポリシーが削除されることはありません。事前定義済ポリシーが後続のリリースで変更されたか廃止された場合、次のいずれかになります。
廃止されたポリシーの場合、廃止されたポリシーを一覧表示するメッセージが表示されます。この場合、それらのポリシーの参照を停止し、Oracle Enterprise Managerを使用してそれらを削除することをお薦めします。
後続のリリースで変更されたポリシーの場合、変更されたポリシーを一覧表示するメッセージが表示されます。この場合、Oracle Enterprise Managerを使用してそれらのポリシーの最新バージョンをインポートすることをお薦めします。
コマンド・カテゴリ: ポリシー・リポジトリ管理
WLSTでの使用: オンライン
Oracle WSMリポジトリに格納されている既存のポリシーを削除し、それをOracle Fusion Middlewareソフトウェアの新しいインストールで提供されている事前定義済ポリシーの最新セットでリフレッシュします。新しい事前定義済ポリシーをロードする前に、clearStore
引数を使用して、Oracle WSMリポジトリから、カスタム・ユーザー・ポリシーを含めて、すべてのポリシーを削除するかどうかを指定できます。
resetWSMPolicyRepository([clearStore='false'])
引数 | 定義 |
---|---|
|
削除するポリシー・セット。有効な値は次のとおりです:
|
コマンド・カテゴリ: ポリシー・リポジトリ管理
WLSTでの使用: オンライン
サポートされているZIPアーカイブに、Oracle WSMリポジトリから一連のドキュメントをエクスポートします。指定されているアーカイブがすでに存在している場合、次のオプションが提示されます。
The specified archive already exists. Update existing archive? Enter "yes" to merge documents into existing archive, "no" to overwrite, or "cancel" to cancel the operation.
エクスポートするドキュメントのリストを指定することもできます。または、検索式を使用してリポジトリ内の特定のドキュメントを見つけることもできます。
exportRepository(archive,[documents=None],[expandReferences='false']
)
引数 | 定義 |
---|---|
|
アーカイブ・ファイルの名前。指定されているアーカイブがすでに存在している場合、アーカイブを上書きするか、ドキュメントを既存のアーカイブにマージするのかを選択できます。 オーバーライド中に、元のアーカイブがバックアップされ、メッセージにバックアップ・アーカイブの場所が示されます。 |
|
オプション。アーカイブにエクスポートするドキュメント。ドキュメントを指定しない場合、すべてのアサーション・テンプレート、インテント、ポリシーおよびポリシー・セットがエクスポートされます。エクスポートするドキュメントのリストを指定できます。または、検索式を使用してリポジトリ内の特定のドキュメントを見つけることもできます。 |
|
オプション。ポリシー参照をエクスポート中に拡張するかどうかを指定します。 |
次の例では、リポジトリ・エクスポート・セッションを示します。最初の例では、すべてのOracle WSMドキュメントをpolicies.zip
ファイルにエクスポートします。
wls:/wls-domain/serverConfig>exportRepository("/tmp/policies.zip")
この例では、sca-component
、sca-reference
、およびsca-service
ポリシー・セットのみが、policies.jar
ファイルにエクスポートされ、エクスポート・プロセス中にすべてのポリシー参照出力が拡張されます。
wls:/wls-domain/serverConfig>exportRepository("/tmp/policies.jar", ["/policysets/sca_component,/policysets/sca_reference,/policysets/sca_service]", true)
この例では、ワイルドカードを使用してポリシー・セットをsome_global_with_noreference_2
ファイルにエクスポートします。
wls:/wls-domain/serverConfig>exportRepository('./export/some_global_with_noreference_2', ['policysets:global/web_%','policysets:global/web_ref%', 'policysets:global/web_call%'], false)
コマンド・カテゴリ: ポリシー・リポジトリ管理
WLSTでの使用: オンライン
サポートされているZIPアーカイブからOracle WSMリポジトリに一連のドキュメントをインポートします。map
引数を使用して、ソース環境からターゲット環境に物理情報をマップする方法を記述するファイルの場所を指定できます。たとえば、マップ・ファイルを使用して、ポリシー・セット・ドキュメント内のアタッチメント式がDomain("foo")=Domain("bar")
などのようにターゲット環境に一致するように更新されるようにすることができます。
importRepository(archive,[map=None],[generateMapFile='false'
])
引数 | 定義 |
---|---|
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アーカイブ・ファイルの名前。 |
|
オプション。ソース環境からターゲット環境に物理情報をマップする方法を記述するサンプル・マップ・ファイルの場所。
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オプション。マップ引数で指定されている場所にサンプル・マップ・ファイルを作成するかどうかを指定します。この引数を ファイルが作成されたら、任意のテキスト・エディタを使用してそれを編集できます。 |
次の例では、リポジトリ・インポート・セッションを示します。
最初の例では、policies.zip
ファイルのコンテンツがリポジトリにインポートされます。
wls:/wls-domain/serverConfig>importRepository("/tmp/policies.zip")
この例では、generateMapFile
引数を使用してマップ・ファイルを生成します。
wls:/wls-domain/serverConfig>importRepository("./export/some_global_with_noreference_2', map="./export/some_global_with_noreference_2_map', generateMapFile=true)
生成されたマップ・ファイルの例は次のとおりです:
This is an auto generated override file containing the document names given in the archive file and their corresponding attachTo values. The attachTo value can be updated according to the new environment details. If there is no update required for any document name,that entry may be either deleted or commented using the character ("#") [Resource Scope Mappings ] sca_component_add_1=Composite("*Async*") sca_reference_add_1=Composite("*Basic_SOA_Client*") sca_reference_no=Server("*") sca_service_add_1=Composite("*Basic_SOA_service") web_callback_add_1=Application("*") web_client_add_1=Module("*") web_reference_add_1=Domain("*") web_service_add_1=Domain("*domain*") and Server("*soa*") and Application("*ADF*") ws_service_no_1=Server("*Admin*")
この例では、生成されたマップ・ファイル/some_global_with_noreference_2_map
を使用してドキュメントをインポートする方法を示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>importRepository('../export/export_all', 'export_all_map')
表14-6に示すコマンドを使用して、ADFビジネス・コンポーネントおよびWebCenterサービス固有デプロイメント記述子(PDD)ファイルを、テストから本番など環境間で移行します。
これらのコマンドの使用方法の詳細は、『Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』の環境間のアプリケーションの移行の管理に関する項を参照してください。
表14-6 デプロイメント・ディスクリプタ移行のコマンド
このコマンドを使用します... | 次を行うには... | WLSTでの使用 |
---|---|---|
|
ADFビジネス・コントロールまたはWebCenterアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをJavaアーカイブ(JAR)ファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
ADFビジネス・コントロールまたはWebCenter Webサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをエクスポートされたJARファイルから新しい環境、たとえば、本番環境や、クラスタ内のスケーリングされたサーバー・インスタンスにインポートします。 |
オンライン |
savePddToAllAppInstancesInDomain |
ADF BCまたはWebCenter Webサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタを、エクスポートされたJARファイルから、接続されているドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスにインポートします。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: デプロイメント・ディスクリプタの移行
WLSTでの使用: オンライン
ADFビジネス・コントロールまたはWebCenterアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをJavaアーカイブ(JAR)ファイルにエクスポートします。JARファイルの名前を指定しない場合、出力では、JARファイルのデフォルト名およびパスが表示されます。
exportJRFWSApplicationPDD(application,pddJarFileName=None)
引数 | 定義 |
---|---|
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構成情報をエクスポートするアプリケーションの名前とパス。たとえば、 |
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オプション。JARファイルのユーザー指定の名前。デフォルトは、 |
コマンド・カテゴリ: デプロイメント・ディスクリプタの移行
WLSTでの使用: オンライン
ADFビジネス・コントロールまたはWebCenter Webサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをエクスポートされたJARファイルから新しい環境、たとえば、本番環境や、クラスタ内のスケーリングされたサーバー・インスタンスにインポートします。
注意: このWLSTコマンドを使用して行った変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。デプロイメント・ディスクリプタをインポートした後、アプリケーションの再起動を促すメッセージが表示されます。 |
importJRFWSApplicationPDD(application,pddJarFileName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
構成情報をインポートするアプリケーションの名前と完全修飾パス。たとえば、 |
|
インポートするPDDファイルを含むJARファイルの名前。たとえば、 |
次の例では、サーバーManagedServer2
に移行済のADFBCHelloWorld
アプリケーションのWebサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをインポートします。このコマンドでは、exportJRFWSApplicationPDD
コマンドの実行時に生成されたJARファイルの名前を使用します。
wls:/wls-domain/serverConfig>importJRFWSApplicationPDD ('/wls-domain/ManagedServer2/ADFBCHelloWorld', '/tmp/exportPDD.jar') application /wls-domain/ManagedServer2/ADFBCHelloWorld PDD has been reset, please restart application now to uptake changes!
コマンド・カテゴリ: デプロイメント・ディスクリプタの移行
WLSTでの使用: オンライン
ADF BCまたはWebCenter Webサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタを、エクスポートされたJARファイルから、接続されているドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスにインポートします。オプションのrestartApp
引数を使用して、アプリケーションを自動的に再起動することもできます。
savePddToAllAppInstancesInDomain(applicationName,pddJarFileName,restartApp=true)
引数 | 定義 |
---|---|
|
構成情報をインポートするアプリケーションの名前。たとえば、 |
|
インポートするPDDファイルを含むJARファイルの名前。たとえば、 |
|
オプション。アプリケーションを再起動します。有効な値は次のとおりです:
|
次の例では、ドメイン内のすべてのサーバーに事前にエクスポートされたADFBCHelloWorld
アプリケーションのWebサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをインポートし、アプリケーションを再起動します。
wls:/wls-domain/serverConfig>savePddToAllAppInstancesInDomain 'ADFBCHelloWorld', '/tmp/exportPDD.jar' , true saving pdd to com.bea:ServerRuntime=ManagedServer,Name=ADFBCHelloWorld, Location=ManagedServer,Type=ApplicationRuntime saving pdd to com.bea:ServerRuntime=ManagedServer2,Name=ADFBCHelloWorld, Location=ManagedServer2,Type=ApplicationRuntime restarting application ADFBCHelloWorld Stopping application ADFBCHelloWorld. <Mar 24, 2010 10:50:07 AM PDT> <Info> <J2EE Deployment SPI> <BEA-260121> <Initiating stop operation for application, ADFBCHelloWorld [archive: null], to Cluster-1 .> .Completed the stop of Application with status completed Current Status of your Deployment: Deployment command type: stop Deployment State : completed Deployment Message : no message Starting application ADFBCHelloWorld. <Mar 24, 2010 10:50:11 AM PDT> <Info> <J2EE Deployment SPI> <BEA-260121> <Initiating start operation for application, ADFBCHelloWorld [archive: null], to Cluster-1 .> .Completed the start of Application with status completed Current Status of your Deployment: Deployment command type: start Deployment State : completed Deployment Message : no message
次の例では、ドメイン内のすべてのサーバーに事前にエクスポートされたADFBCHelloWorld
アプリケーションのWebサービス・アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタをインポートしますが、アプリケーションを自動的に再起動することはありません。この例では、アプリケーションを手動で再起動するために入力する必要があるコマンドを示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>savePddToAllAppInstancesInDomain ('ADFBCHelloWorld', '/tmp/exportPDD.jar', false) saving pdd to com.bea:ServerRuntime=ManagedServer,Name=ADFBCHelloWorld, Location=ManagedServer,Type=ApplicationRuntime saving pdd to com.bea:ServerRuntime=ManagedServer2,Name=ADFBCHelloWorld, Location=ManagedServer2,Type=ApplicationRuntime application ADFBCHelloWorld PDD has been reset, please restart application now to uptake changes! wls:/wls-domain/serverConfig> stopApplication('ADFBCHelloWorld') wls:/wls-domain/serverConfig> startApplication('ADFBCHelloWorld')