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Oracle® Big Data Applianceオーナーズ・ガイド
リリース2 (2.5)
E53258-01
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『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』のこのリリースでの変更点

内容は次のとおりです。

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.5)での変更点

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.5)の変更点は次のとおりです。

新機能

  • ソフトウェアのアップグレード

    このリリースでは、Cloudera's Distribution including Apache Hadoop (CDH) 4.6、Cloudera Manager 4.8.2などを含めてソフトウェアの新しいバージョンがインストールされます。

    「Oracle Big Data Applianceでのソフトウェアのアップグレード」『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティ・バージョン2.5

    Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティではラック内拡張キットとオンディスク暗号化をサポートしています。

    「Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティの概要」を参照してください。

  • Apache Sentry

    MammothユーティリティはApache Sentryを自動的に構成します。これは、Hadoopに格納されているデータおよびメタデータにファイングレインのロールベース認証を提供します。

  • オンディスク暗号化

    Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティおよびMammothユーティリティではオンディスク暗号化(ファイル・システム暗号化とも呼ばれます)がサポートされています。これは、ディスク上のHadoopデータを保護します。

    「オプション・ソフトウェアの構成の変更」および『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • bdacliコマンドライン・ユーティリティ

    このユーティリティは、ラックの設定および現在のクラスタの構成に関する情報を提供します。mammoth-reconfigユーティリティを呼び出すための代替インタフェースも提供します。

    「bdacli」を参照してください。

  • Perfect Balance

    oracle.hadoop.balancer.linearKeyLoad.feedbackDir構成プロパティを使用すると、自動的にチューニングするようにPerfect Balanceを構成できます。

    『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

非推奨になった機能

次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。

  • Perfect Balance

    oracle.hadoop.balancer.tools.printRecommendation構成プロパティは、このリリースで非推奨となりました。

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.4)での変更点

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.4)の変更点は次のとおりです。

新機能

  • ソフトウェアのアップグレード

    このリリースでは、Cloudera's Distribution including Apache Hadoop (CDH) 4.5、Cloudera Manager 4.8、Impala 1.2、Search 1.1などを含めてソフトウェアの新しいバージョンがインストールされます。

    「Oracle Big Data Applianceでのソフトウェアのアップグレード」『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • ネットワーク暗号化

    ネットワーク暗号化の自動構成は、CDH Hadoopクラスタのインストール・オプションです。

    「Kerberos」および「Mammoth再構成ユーティリティの構文」を参照してください。

  • Oracle NoSQL Databaseクラスタの拡張サポート

    Mammothユーティリティは、Oracle Big Data Appliance上の追加サーバーに対するOracle NoSQL Databaseクラスタの拡張をサポートしています。

    「既存のクラスタの追加」を参照してください。

  • Oracle Linux Kernelのアップグレード

    Mammothユーティリティは、クラスタのアップグレード時にすべてのサーバー上のOracle Linux Unbreakable Enterprise Kernel (UEK)をアップグレードします。

    「オペレーティング・システムのバージョンについて」を参照してください。

非推奨になった機能

次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.3)での変更点

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.3)の変更点は次のとおりです。

新機能

  • Oracle Big Data Appliance X4-2

    Oracle Big Data Applianceラックは現在、Sun Server X4-2Lサーバーが付属して出荷されています。

    「サーバー・コンポーネント」を参照してください。

  • Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティ

    Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティは、構成ワークシートおよびスプレッドシートを置き換えます。ユーザーは構成の詳細を指定し、構成ファイル自体を生成できるようになりました。

    第4章を参照してください。

  • セキュア・クラスタの構成の自動化

    このリリースでは、Kerberos認証を使用するセキュア・クラスタの構成が完全に自動化されます。

    「Kerberos」と『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • 監査の構成の自動化

    このリリースでは、Oracle Audit Vault and Database FirewallでHadoop監査証跡を公開することによって、完全に自動化された監査の構成がサポートされます。

    「Audit Vault」『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • ソフトウェアのアップグレード

    このリリースでは、Cloudera's Distribution including Apache Hadoop (CDH) 4.4、Cloudera Manager 4.7およびJava 7などを含めてソフトウェアの新しいバージョンがインストールされます。

    「Oracle Big Data Applianceでのソフトウェアのアップグレード」『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • ソース・コードを修正せずにPerfect Balanceを使用可能

    次の構成プロパティを使用すると、Perfect Balanceを自動的に呼び出すことができます。

    • oracle.hadoop.balancer.autoAnalyze

    • oracle.hadoop.balancer.autoBalance

    • oracle.hadoop.balancer.runMode

    『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

非推奨になった機能

次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。

  • Perfect Balance構成プロパティ

    次の構成プロパティは、このリリースで非推奨となりました。

    • oracle.hadoop.balancer.driver.balance

    • oracle.hadoop.balancer.submitJob

    • oracle.hadoop.balancer.tools.useCountingReducer

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.2.1)での変更点

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.2.1)の変更点は次のとおりです。

新機能

  • 個別パッチのインストールのサポート

    Mammothは現在、個別パッチをサポートしています。

    「個別パッチのインストール」を参照してください。

  • Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン

    Mammothは、Oracle Big Data ApplianceでのEnterprise Managerエージェントのデプロイに対する追加サポートを提供します。

    「Mammothインストールのステップ」を参照してください。

    Enterprise Managerコマンドライン・ユーティリティ(emcli)がOracle Big Data Applianceにインストールされます。

    『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • アップグレードされたソフトウェア・バージョン

    このリリースではJava HotSpot Virtual Machine 6 Update 51およびCloudera Manager Enterprise 4.6.3がインストールされます。

    『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.2)での変更点

Oracle Big Data Appliance リリース2 (2.2)の変更点は次のとおりです。

新機能

  • Oracle NoSQL Database用の別のクラスタ

    HDFSとOracle NoSQL Databaseはクラスタを共有しません。クラスタは、CDH専用またはOracle NoSQL Database専用のいずれかです。2.1以前のクラスタをアップグレードする場合は、最初にOracle NoSQL Databaseを削除する必要があります。

    「Oracle Big Data Applianceでのソフトウェアのアップグレード」を参照してください。

  • 1つのラックに複数のクラスタ

    複数の異なる構成で、1つのラックに複数のクラスタを構成できます。

  • JobTrackerの高可用性

    1つは常に稼働しているように、クラスタで2つのJobTrackerをサポートします。この変更をサポートするために、クラスタの別のノードでいくつかのソフトウェア・サービスが実行されます。

    『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • Perfect Balance

    Perfect Balanceは、MapReduceの一部のジョブのパフォーマンスを改善する新しいツールです。

    『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

その他の変更点

  • いくつかのサービスの場所が変更され、スタータ・ラック、フル・ラック、および複数ラック・クラスタ間でわずかに異なります。

    • JobTrackersおよびフェイルオーバー・コントローラは、node03とnode04で実行されます。

    • ZooKeeperは、node01、node02、およびnode03で稼働するサーバーで構成されます。

    • Oozieは、node04で稼働するサーバーで構成されます。


    関連項目:

    バージョン2.2のソフトウェアの詳細は、『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.1)での変更点

次に、Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.1)に関する『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』での変更点を示します。

新機能

  • スタータ・ラックとラック内アップグレード・キット

    Oracle Big Data Applianceは18サーバーのフル・ラックのかわりに、6サーバーのスタータ・ラックを使用できます。アップグレード・キットはスタータ・ラックをサーバーを12に拡張し、2番目のアップグレード・キットはサーバーを18に拡張します。

    「Oracle Big Data Applianceラック・コンポーネント」「Oracle Big Data Applianceラックのレイアウト」を参照してください。

  • ラック内の複数のクラスタ

    Oracle Big Data Applianceのフル・ラックで複数のHadoopクラスタを構成できるようになりました。最小のクラスタ・サイズは6サーバーです。クラスタのサーバー数は3の倍数で拡張する必要があります。

    このサポートは、Oracle Big Data Appliance構成ワークシート、ネットワーク構成およびMammothソフトウェアのインストールに影響します。

    第7章を参照してください。

  • Clouderaソフトウェアのアップグレード

    Mammoth 2.2.0は、Cloudera's Distribution including Apache Hadoop (CDH) 4.3.0とCloudera Manager 4.6.0をインストールします。HiveはCloudera Managerによって管理されるため、Hiveの開始、停止および構成にはCloudera Managerを使用する必要があります。

    Oracle Big Data Appliance 2.1、2.0または1.1ソフトウェアからアップグレードできます。

    「Oracle Big Data Applianceでのソフトウェアのアップグレード」を参照してください。

  • Oracle NoSQL Database Enterprise Edition

    ライセンスがある場合、Community EditionのかわりにMammothにOracle NoSQL Database Enterprise Editionをインストールできます。

    「「Cluster」ページ」を参照してください。

  • dcliユーティリティは、BdaDeploy.jsonファイルとBdaShip.jsonファイルに格納されたイーサネットIPアドレスを使用します。rack-hosts-infinibandファイルは廃止されました。

    第13章を参照してください。

その他の変更点

  • いくつかのサービスの場所が変更されました。

    • Cloudera Managerはnode03で実行されます。

    • MySQL Databaseマスターはnode03で実行され、バックアップ・データベースはnode02で実行されます。

    • クラスタのすべてのノードでマウントされたディレクトリは、node03からエクスポートされます。

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.0.1)での変更点

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.0.1)の『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』での変更点を次に示します。

新機能

Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.0)での変更点

次に、Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.0)に関する『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』での変更点を示します。

新機能

  • Oracle Big Data Appliance X3-2

    Oracle Big Data Applianceラックは、現在、Oracle Big Data Appliance X3-2という異なるハードウェア構成で出荷されています。Sun Server X3-2Lベース・ラックによって、Sun Fire X4270 M2ベース・ラックは置き換えられました。Oracle Big Data Applianceソフトウェアのすべてのバージョンは、両方のハードウェア構成で実行されます。

    「Oracle Big Data Applianceラック・コンポーネント」を参照してください。

  • Cloudera's Distribution including Apache Hadoopバージョン4 (CDH4)

    CDH4によって、CDH3は置き換えられました。CDH4では、NameNodeの自動フェイルオーバーが提供され、CDH3とは異なるサービスが使用されます。

    CDH4で使用されるポートは、「Oracle Big Data Applianceソフトウェアのポート割当て」を参照してください。

    CDH4の使用方法の詳細は、『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。