| Oracle® Fusion Middleware Oracle Exalytics In-Memory Machineインストレーションおよび管理ガイド for Linux Exalyticsソフトウェア・リリース1.0.0.4 for Exalytics X2-4およびX3-4 E52965-02 |
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この序章では、Oracle Exalyticsリリース1パッチセット4 (1.0.0.4)のコンポーネントの新機能と動作保証について説明します。
以前のパッチセットの新機能および動作保証のリストは、次のリンク先にある『Oracle Fusion Middleware Oracle Exalytics In-Memory Machineインストレーションおよび管理ガイド』の新機能に関する序章を参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E41246_01/bi.1/e39709/toc.htm
Oracle Exalyticsリリース1パッチセット4には、次の各項で説明しているコンポーネントの追加の動作保証と新機能が含まれています。
Base Image 1.0.0.6アップグレード・ユーティリティには、非仮想デプロイメント用の次の拡張機能が含まれています。
Oracle Enterprise Linux 5.8に対応する、2.6.100から2.6.32-400にアップグレードされたカーネル。
セキュリティ更新。
リリース1パッチセット4アップグレード・ユーティリティ: リリース1パッチセット3 (Base Image 1.0.0.5)を使用している既存のユーザーは、このユーティリティを使用して、リリース1パッチセット4 (Base Image 1.0.0.6)にアップグレードできます。
Exalytics Domain Management Utility (Base Image 1.0.0.6に組み込まれている)を使用すると、次のExalyticsドメイン管理およびOracle Business Intelligenceライフサイクル管理の機能を仮想と非仮想の両方のデプロイメントで実行できるようになります。
単一の仮想または非仮想Exalytics Machineでの複数のExalyticsドメインの作成
仮想または非仮想Exalytics Machine上の各ドメインに、Exalytics Domain Management Utilityによって、Oracle WebLogic Server、Oracle BI EE、Oracle Essbase、Oracle TimesTenが自動的にインストールされて、構成されます。また、BIドメインが構成され、オプションでスキーマが作成されます。
Exalyticsドメインの起動と停止
Exalyticsドメインの現在のステータスの表示
Exalyticsドメインのリスト作成
Exalyticsドメインのスケールアウト
Exalyticsドメインの削除
Exalytics Domain Management Utilityの実行の詳細は、第4章「Exalytics Machineへのソフトウェアのインストール」を参照してください。
詳細は、Oracle VMユーザーズ・ガイド、リリース3.2.1を参照してください。
次のアプリケーション・ソフトウェア・コンポーネントの新しいリリースは、Oracle Exalyticsリリース1パッチセット4での動作が保証されています。
Exalyticsでのアプリケーション・ソフトウェア・コンポーネントの最新の動作保証については、次のリンク先にあるOracle Exalytics動作保証マトリクスを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11.1.1.7.140715には、Oracle Exalyticsを構成するコンポーネントのbug修正が数多く含まれています。これらのbug修正については、コンポーネント専用のREADMEファイルで説明されています。
Oracle TimesTen for Exalytics 11.2.2.6では、次の点が強化されています。
Oracle Exalytics内のOracle BI EEの問合せのパフォーマンスが大きく向上しました。
SQL Optimizerの強化によって、選択したOracle Business Intelligenceアプリケーション(FinancialsやCRMなど)での問合せの応答時間が短縮されます。
SQL準備時間の短縮によって、Oracle BI EEのダッシュボードでのレポート作成用のデータ取得が速くなります。
star-join問合せ最適化の追加によって、データ・マートおよびデータ集計の問合せ応答時間が短縮されます。
SQL実行計画の選択および生成が向上しました。
インデックス・アドバイザの強化によって、より的確な推奨を行えるようになりました。
SQL Developer 4.0の統合
Oracle Databaseから既存のデータを使用してTimesTenの表に移入する際に使用できる新しいデータ・ロード・ウィザード
問合せパフォーマンスの調整に使用する新しいインデックス・アドバイザ・ウィザード
パフォーマンスのレポート作成を簡素化する新しいパフォーマンス・メトリック・ウィザード
クイック・スタート・ガイド: データ・ロードおよび問合せパフォーマンスの調整のための新しい手順書
詳細は、次のリンク先のOracle TimesTen In-Memory Databaseのドキュメントを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/products/timesten/documentation/index.html
また、Oracle TimesTen In-Memory Databaseドキュメントへのリンクは、Oracle Exalyticsドキュメント・ライブラリからも利用できます。
Oracle Endeca Information Discovery (3.0および3.1)およびOracle Endeca Server (7.5.1および7.6.0)は両方とも、Exalytics Machineでの動作が保証されています。Oracleの広範囲に渡るビジネス分析製品およびソリューションの主要な部分を占めるこれらのコンポーネントは、お客様の決定が賢明かつ迅速に行われるように設計されています。詳細は、次のリンク先のOracle Exalytics動作保証マトリクスを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
また、Oracle Exalyticsドキュメント・ライブラリから利用可能なOracle Endeca Information Discoveryのドキュメントも参照してください。
Oracle BI Applicationsの新機能の使用に関する詳細は、Oracle Exalyticsドキュメント・ライブラリから利用可能なOracle Business Intelligence Applications 11.1.1.7.1のドキュメントを参照してください。