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Oracle Tuxedo Message Queue 12cリリース2 (12.1.3)
日付: 2014年12月
Oracle Tuxedo Message Queue (OTMQ)により、Oracle Tuxedoアプリケーションのみならず、スタンドアロン・アプリケーションにも豊富なキューイング機能が提供されます。詳細は、『Oracle Tuxedo Message Queue製品概要』を参照してください。
Oracle Tuxedo Message Queue 12cリリース2 (12.1.3)では、次の新機能と拡張機能が提供されます。
Oracle MessageQ (OMQ)アプリケーションの互換性のために、PAMS APIがサポートされています。OMQアプリケーションは、再コンパイルおよび再リンクした後で、OTMQを使用して実行できます。
詳細は、「Oracle Tuxedo Message Queue PAMSプログラミング・ガイド」を参照してください。
OMQからOTMQへの移行に使用されるこれらのツールは、構成ファイルを自動的にOMQからOTMQに変換します。
詳細は、「OMQからOTMQ 12cへの移行」を参照してください。
永続キューのメッセージをOracle Databaseに格納する機能が提供されます(Oracle Databaseの様々な高可用性機能を活用できます)。
qspacecreateおよびqcreateコマンドが改善され、Oracle Tuxedo Message Queueの設定が容易になりました。
異なるグループの複数のキュー・サーバーで1つのクラスタを形成でき、同じキュー・サービス名で同時に実行できます。サービス・リクエストをクラスタのグループ間で分散でき、複数のマシンに分散されたキュー・クラスタが提供されます。
詳細は、「Oracle Tuxedo Message Queueリファレンス」を参照してください。
| 注: | このリリースでは、エンキューされたメッセージは別のキュー・サーバー・グループにレプリケートできません。メッセージは、送信側と受信側の両方が同じグループに接続されている場合のみ、デキューが可能です。 |
エンキューされた永続メッセージがメモリー・キャッシュ内に保持されることにより、パフォーマンスが大幅に向上します(特にエンキューとデキューが同時に非常に多く発生する状況において)。
Oracle Tuxedo Message Queue 12cリリース2 (12.1.3)がサポートするプラットフォームは、「OTMQ 12cリリース2 (12.1.3)プラットフォーム・データ・シート」を参照してください。
表1に、Oracle Tuxedo Message Queue 12cリリース2 (12.1.3)の既知の問題を示します。問題の説明と、必要な場合は回避策または解決策を提示しています。
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