次の項では、Oracle Tuxedo System and Applications Monitor Plus (TSAM Plus)製品の概要について説明します。
Oracle Tuxedoは、ミッション・クリティカルなアプリケーションを開発および使用する企業で広く使用されています。それは、分散コンピューティング環境におけるインフラストラクチャ層として機能します。Oracle Tuxedoおよびその上で実行されるアプリケーションが複雑なため、パフォーマンスの測定作業は非常に複雑になります。
Oracle TSAM Plusは、Oracle Tuxedoのシステムおよびアプリケーションに、包括的なモニタリングおよびレポート機能を提供します。Oracle TSAM Plusは、Tuxedoがサポートするエンタープライズ・コンピューティング環境のパフォーマンスに影響する主な領域をモニターします。これを使用すると、リアル・タイムでパフォーマンス・ボトルネックとビジネス・データの変動をモニターしたり、サービス・モデルを決定したり、事前定義済のしきい値の違反が発生したときに通知したりすることができます。Oracle TSAM Plusには、Oracle TSAM Plusエージェント、Oracle TSAM PlusマネージャおよびEnterprise Manager for Oracle Tuxedoという3つのコンポーネントが含まれています。
Oracle TSAM Plusエージェントを使用すると、アプリケーションの様々なパフォーマンス・メトリック(呼出しパス、トランザクション、サービス、システム・サーバーなど)を収集できます。Oracle TSAM Plusマネージャは、1つまたは複数のTuxedoドメインから収集されたパフォーマンス・メトリックを、関連付けたり集約したりするためのグラフィカルなユーザー・インタフェースを提供します。なお、これらの情報はインタラクティブなリアル・タイムで表示されます。Enterprise Manager for Oracle Tuxedoを使用すると、Tuxedoの管理とモニタリングがOracle Enterprise Managerに統合され、Tuxedoのインフラストラクチャとアプリケーションのモニタリングおよび管理が他のOracle製品と同じコンソールから可能になります。
Oracle Tuxedoフレームワークおよびアプリケーションは広くデプロイされているので、包括的なモニタリングおよびレポート機能が重要になります。たとえば、次のような情報を得ることができます。
Oracle TSAM Plusはこの情報を提供するので、ボトル・ネックを容易に検出でき、問題を速やかに解決できます。Oracle TSAM Plusを使用すると、パフォーマンス・チューニングとキャパシティ・プランニングを行うこともできます。
Oracle TSAM Plusにより、イベントの警告も定義できます。警告がトリガーされ、適切な処理を行うようにメッセージが表示されると、Oracle TSAM Plusコンソールがイベントを報告します。
次に、Oracle TSAM Plusの機能の一覧を示します。
UBBCONFIG
およびBDMCONFIG
。詳細は、Oracle TSAM Plusユーザー・ガイドを参照してください。
Oracle TSAM Plusエージェントは、Tuxedo側のすべてのバック・エンド論理を処理します。TSAM PlusマネージャおよびEnterprise Manager for Oracle Tuxedoとともに動作します。Oracle TSAM Plusエージェントには次のサブ・コンポーネントが含まれています。
追加データを処理するために、独自のプラグインを開発できます。カスタマイズ・プラグインは、既存のプラグイン・チェーンとリンクすることも、デフォルトのプラグインを置き換えることもできます。
servopts(5)
の-a
オプションで生成されたアカウント作成情報およびチャージバック情報を分析するユーティリティOracle TSAM Plusマネージャは、J2EE技術に基づき構築されています。これには、次のコンポーネントが含まれます:
Oracle TSAM Plusマネージャは、Javaアプリケーション・サーバーで実行します。サポートされるJavaアプリケーション・サーバーの詳細は、「Oracle TSAM Plusマネージャのサポート対象プラットフォーム、WebコンテナおよびDBMS」を参照してください。
Oracle TSAM Plusは、リレーショナル・データベースを使用して、次の情報を格納します。
Oracle TSAM Plusは、自動的なデータベース再接続をサポートしています。TSAM Plusマネージャのすべてのバックグラウンド・スレッド(データ永続性、呼出しパターン計算など)は、接続が回復すると、自動的にデータベースの再接続を試行します。ただし、データベース接続が切断された場合は、TSAM Plusコンソールに再度ログオンする必要があります。
詳細は、『Oracle TSAM Plusデプロイメント・ガイド』を参照してください。
Enterprise Manager for Oracle TuxedoはOracle Enterprise Managerのプラグインです。これにより、ユーザーはWeblogic ServerやOracle Databaseのような他の製品との共通のコンソールからOracle Tuxedo製品ファミリをモニターおよび管理できます。
図2には、次の主要なコンポーネントが含まれています。
tlisten
プロセス TuxedoとEnterprise Managerエージェントの間でプロキシおよびエージェントとして機能します。JMXエージェントが組み込まれており、関連したTuxedoドメイン内のすべてのターゲット・インスタンスが、JMXドメイン内のMBeanインスタンスに対応しています。JMXエージェントはEnterprise Managerエージェントからメトリックとジョブ・リクエストを受け取り、それらを対応するTuxedoターゲット・インスタンスに転送します。
接続されたJMXエージェントのtlisten
に埋め込まれたMBeanインスタンスと、自身が実行されているTuxedoドメインとの間に整合性があるかどうかを確認します。
tux_snmpd
Oracle Tuxedoイベント・コレクションおよびOracle ARTバッチ・システム・サーバーのために起動している必要があります。Enterprise Managerエージェント上のOracle TSAM Plusは、受信ポートの構成後、tux_snmpd
からイベント・トラップを受信します。
1つのTSAM Plusエージェントに対して2つのTSAM Plusマネージャを構成できます。1つ目はマスターです。マスター・マネージャが使用不可になった場合は、TSAM Plusエージェントはバックアップである2つ目のマネージャへの接続を試行します。
Oracle TSAM Plusマネージャでは、次のタスクを同時に実行します。
非常に多数のOracle Tuxedoアプリケーションを有するエンタープライズの場合、TSAM Plusマネージャは大量のデータおよびリクエストを処理する必要があります。高スループットおよび低レイテンシ要件を満たせるよう複数のTSAM Plusマネージャ・インスタンスを構成できます。
図4で示すように、1つのOracle TSAM Plusシステムに3つのTSAM Plusマネージャが構成されています。このうちマネージャ1および2はデータ・サーバーとして構成され、マネージャ3はTSAM Plusコンソールとして構成されます。
Tuxedoは通常、ビジネスの計算論理シナリオを行うサービスを呼び出すクライアント・プログラム(必ずしもTuxedoのクライアント処理ではない)で使用されます。サービスの実装は、呼出し側に対して完全に透過的です。このようなミドルウェアの透過性により、開発、デプロイメントおよびシステム管理に関する多くのメリットがあります。ただし、モニタリングの観点から見ると、エンド・ユーザーや管理者が「舞台裏」で行われる処理について調べるのは困難です。Oracle TSAM Plusの呼出しパス・モニタリングを使用すると、この問題を回避できます。
単純なTuxedoアプリケーション呼出しをするだけで、一連のサービス呼出しが開始されます。使用されるサービスは、ツリーを構成します(「呼出しパス・ツリー」)。呼出しパス・ツリーでは、厳密には次の要素が定義されます。
「モニタリング・イニシエータ」は、呼出しパス・ツリーのトラッキングを「開始」するプロセスです。このプロセスは、Tuxedoクライアント、アプリケーション・サーバー、クライアント・プロキシ・サーバー(WSH/JSH)、Tuxedoドメイン・ゲートウェイ・サーバーまたはWebサービス・プロキシ・サーブGWWSである可能性があります。一般的なシナリオでは、モニタリング・イニシエータによってtpcall/tpacall/tpconnect
を呼び出した場合、呼出しパスのモニタリングが開始されます。この呼出しに使用されるすべてのバックエンド・サービスが、Oracle TSAM Plusコンソールの呼出しパス・ツリーに表示されます。
注: | 現在、呼出しパスのモニタリングを開始できるのは、tpcall /tpacall/tpconnect のみです。その他の通信モデルはサポートされていません。 |
注: | tpconnect に関して、各種シナリオで次のような制限があります。 |
Tuxedoのアプリケーション・サーバーを使って、次の2つの機能が実行できます。
サービスのモニタリングは、Tuxedoサービスの実行ステータスに基づいて行われます。呼出しパスのモニタリングとは異なり、呼出しの相関を考慮しません。サービスのモニタリングは、呼出しパスのモニタリングと同時に行うことも、別個に行うこともできます。Tuxedo CORBAもサービス・インフラストラクチャに基づいているので、このリリースでは、CORBAインタフェースをモニターすることもできます。
Tuxedoには、BRIDGE、GWTDOMAINおよびGWWSという重要なシステム・サーバーがあります。BRIDGEは、Tuxedoドメイン内の複数のTuxedoマシンを接続します。GWTDOMAINは、1つのTuxedoドメインを別のTuxedoドメインに接続します。GWWSはWebサービス・ゲートウェイです。システム・サーバーのモニタリングは、各ネットワーク・リンク上のメッセージのスループット、保留の送信メッセージ、および待機応答メッセージをトラッキングします。GWWSの場合、Webサービス・リクエスト統計情報が収集されます。
Tuxedoの重要な用途の一つがトランザクションのモニタリングです。TuxedoはデータベースなどのXAに対応するリソース・マネージャを使用して、分散型トランザクション内のアクティビティを調整します。Oracle TSAM Plusトランザクション・モニタリングは、トランザクション内でトリガーされる個々のXA呼出しを追跡します。これにより、グローバル分散型トランザクションのどこでボトルネックが発生するかを明確に特定できます。TSAM Plusは、トランザクション・モニタリング機能の伝播をサポートしています。つまり、トランザクション・イニシエータがモニターされる場合、トランザクション・パス上のすべてのXA呼出しがモニターされます。伝播は複数のドメインにまたがるトランザクションをサポートします。
Oracle TSAM Plusを使用すると、次のOracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchコンポーネントをモニターできます。
詳細は、Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchのドキュメントを参照してください。
Oracle TSAM Plusは、包括的なポリシー・モニタリング・メカニズムです。適切なポリシー・モニタリング設定を作成すると、アプリケーションのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えつつ、必要なメトリックを正確に収集することができます。TSAM Plus Webコンソールを使用してポリシーを定義すると、Oracle Tuxedoアプリケーションに自動的に適用されます。Oracle TSAM Plusのポリシー・モニタリングには、次の特徴があります。
tpcall/tpacall
の呼出しが5回ごと実行されるごとにモニターされることを示します。Oracle TSAM Plusパフォーマンス・メトリックは、次のとおりです。
注意: | DOMAINID:MASTERHOSTNAME:IPCKEY LMID PROCESSNAME PID TID COUNTER TIMESTAMP |
コード・リスト 1は、相関識別子の例を示します。モニターされた呼出しは、Tuxedoドメイン「TUXDOM1
」のマシン「SITE1
」上でプログラム「bankclient
」、プロセスID「8089」およびスレッドID 1
を使用して開始されます。マスターは「bjsol18
」であり、TUXCONFIGの
IPCKEY は、「72854
」です。
TUXDOM1:bjsol18:72854 SITE1 bankclient 8089 1 99 1259309025
tpreturn
サービスのリターン・コードを示します。実行ステータスは、Oracle Tuxedo ATMIインタフェースによって定義されます。tpcall
/tpacall
に渡されるフラグを示します。tpcall
、tpacall
またはtpforward
を指定できます。Tuxedoターゲットは、Enterprise Manager Cloud Controlで管理およびモニターされるTuxedoホスト・マシン、アプリケーション、Tuxedoファミリ・コンポーネントです。Enterprise Manager for Oracle Tuxedoは、Tuxedoターゲットのモニタリングに使用されるパフォーマンスおよびヘルス・メトリックの包括的なセットを含むプラグインで、管理者に豊富な診断情報および傾向分析データのソースを提供します。
Oracle Tuxedoアプリケーションの管理とモニターを行う前に、まずEnterprise Manager Cloud Controlを使用してTuxedoターゲットを検出する必要があります。
Tuxedo tlistenプロセスは、TuxedoとEnterprise Managerエージェントの間でプロキシおよびエージェントとして機能します。JMXエージェントが組み込まれており、関連したTuxedoドメイン内のすべてのターゲット・インスタンスが、JMXドメイン内のMBeanインスタンスに対応しています。JMXエージェントはEnterprise Managerエージェントからメトリックとジョブ・リクエストを受け取り、それらを対応するTuxedoターゲット・インスタンスに転送します。
動的リソース・ブローカは、Enterprise Manager for Oracle Tuxedoの主要な機能です。これを使用すると、特定のEnterprise Managerターゲットの柔軟なリソース割当てを実現するために、実行中のOracle TuxedoドメインにTuxedoサーバー、グループおよびマシンを手動およびポリシー主導でデプロイできます。
動的リクエスト・ブローカは、Tuxedoロード・バランシング機能の拡張で、リクエスト・コールに対する応答時間を最短にし、(特にマルチプロセッサ(MP)ドメインで)複数のサーバー間により適切なワークロード分散を実現します。具体的には、動的リクエスト・ブローカは、新しいリクエスト・ルーティング・メトリック(サービス実行時間、ネットワーク時間など)を、UBBCONFIGファイルに設定されている静的ロード値の代替として導入するメカニズムです。したがって、サービスとネットワークのロード・レベルが動的に反映されます。さらに、MPドメインのすべての分散マシン間でメトリックを同期し、最適なリソース使用率を実現します。
Oracle TSAM PlusはOracle Tuxedo上に構築され、独自のサービス、呼出しおよびトランザクション・トラッキング機能を備えています。通常、企業では広範囲に分散されたサービスを使用しており、1つのクライアントのリクエストを処理するにも複雑なバック・エンド・サービスの調整が必要です。
管理者にとって、こうした対話の中でどのような処理が行われているかを理解するのは困難です。Oracle TSAM Plusの呼出しパス・モニタリングを使用すると、この問題を回避できます。
Oracle TSAM Plusがアプリケーションとどのように動作するかを理解するには、次の一般的なユーザー事例を参照してください。
メッセージ・ルーティングはTuxedoの重要な概念です。これによって、システムのパフォーマンス、ビジネス・ロジック・プロセスの正確性、およびアプリケーションの信頼性と高可用性が影響を受けます。多数の要因(次に例を示します)が、Tuxedoメッセージ・ルーティングに影響する可能性があります:
開発ステージでは、設定を有効にするために大量のテストが必要です。TSAM Plusがない場合、正確なリクエストが目的のサービスに正しく向かっていることを示すのは困難です。TSAM Plus呼出しパスにより、各呼出しパスを明確に描写して、開発プロセスを加速できます。
Tuxedoのクライアントまたはアプリケーション・サーバーに対して呼出しパス・モニタリングを有効にすると、単純なtpcall
/tpacall
の裏にあるすべての情報を検索できます。トラッキング・ポイントは、複数のマシンとドメインにまたがっています。呼出しパス・ツリーには、次の情報が表示されます。
サービス・モニタリングを使用すると、サービスの応答時間、IPCキューの長さおよび実行状態を測定できます。サービス・モニタリングを使用すると、次の情報が提供されます。
Oracle TSAM Plusを使用すると、ローカル・ドメイン・ゲートウェイに接続されたネットワーク接続をモニターできます。ビジー状態のリンクとそのデータの変化の傾向を簡単に検索できます。部門と企業間のビジネス・データ・フロー・モデルについて、より深く理解できます。
Oracle TSAM Plusは、トランザクションのXA呼出しをモニターします。トランザクションのパーティシパントは、トランザクション・モニタリング・ページに表示されます。大規模な分散型トランザクションでは、トランザクション・ブランチが遅い場合、トランザクション全体の完了が遅れる可能性があります。Oracle TSAM Plusを使用すると、トランザクションのパーティシパント、およびXAの呼出しにかかる時間を調べることができます。複数のリソース・マネージャが関係する場合、トランザクション・モニタリングは、2相コミット・ステージにおけるボトルネックを発見する助けになります。
特定の呼出しの呼出しパス・モニタリングをオンにして、以下の項目を調べてください。
呼出しパス・モニタリングをオンにします。この呼出しに対するサービスの実行状態を検索できます。
呼出しパス・モニタリングを使用して、適切なサンプリング・ポリシーをオンにします。Oracle TSAM Plusには、アプリケーションに存在する呼出しパス数(「呼出しパターン」)が表示されます。
Oracle TSAM Plusのトランザクション・モニタリングをオンにします。トランザクションのパーティシパントによって使用される実行時間を表示できます。
関連するすべての処理とGWTDOMAINに対して、Oracle TSAM Plusのトランザクション・モニタリングをオンにします。Oracle TSAM Plusコンソールで、ローカルとリモート・トランザクション間のトランザクション・マッピングが表示されます。
GWTDOMAIN上のOracle TSAM Plusのシステム・サーバー・モニタリングを使用します。Oracle TSAM Plusに情報が記録され、スループットの傾向が表示されます。
適切な方針のモニタリングを使用して、呼出しパス・モニタリングをオンにしてから「tpgetcallinfo
」を使用します。次の情報が提供されます。
イニシエータのモニタリング処理のtpgetcallinfo()
でも、使用した総時間がわかります。
場合によっては、要求をサポートする大量のサービスがパフォーマンスのオーバーヘッドに加わる可能性があります。呼出しパス・ツリーを使用して調査します。分析の主な要素は、サービス数とツリーの深さです。
サービスの一部が、別のサービスに比べてより頻繁に呼び出されています。呼出しパス・モニタリングを使用して情報を集め、サービスのデプロイメントを再検討します。最も使用度の高いサービスをローカル・マシンおよびLANに配置することをお薦めします。ドメイン・サービス間のサービスは注意深く使用する必要があります。
Oracle TSAM Plusでは、複数のドメインをサポートするTuxedoのアプリケーションを集中的に表示します。Oracle TSAM Plusコンソールを使用すると、構成されているドメイン数、マシン数、サーバー数およびサービス数を表示できます。
Oracle TSAM Plusは、収集されるメトリックに基づく、包括的なアラート構成を提供します。TSAM Plusアラート評価の基盤テクノロジはTuxedo FMLブール式なので、次のように複合的な条件を組み合せてアラートを構成できます。
サービスの実行に時間がかかり、多くのリクエスト・メッセージがIPCキューで長時間待機することがあります。リクエストを発行するクライアントが、タイムアウト通知をすでに取得済である可能性があるのに、サービスはまだ引き続きリクエストを処理しています。Oracle TSAM Plus Alertを使用すると、一部のメトリックで、リクエストの削除処理を構成できます。たとえば、メッセージの待機時間がある値を超過したときにリクエストを削除するようにできます。リクエスト・キュー内のメッセージ数があるしきい値を上回っている条件でリクエストを削除する処理を持つアラートを構成することもできます。
Oracle TSAM Plus製品の概要が理解できたら、Oracle TSAM Plusのインストール、デプロイおよび使用については、次のトピックを参照してください。
現在のOracle TSAM Plusリリースの詳細は、『Oracle TSAM Plusリリース・ノート』を参照してください。
製品のインストール方法の説明は、Oracle TSAM Plusインストレーション・ガイドを参照してください。
製品のデプロイ方法については、Oracle TSAM Plusデプロイメント・ガイドを参照してください。
製品の構成方法については、Oracle TSAM Plus構成ガイドを参照してください。
Oracle TSAM Plusマネージャおよびエージェントの使用方法については、Oracle TSAM Plusユーザー・ガイドを参照してください。