|
LMS - Oracle TSAM Plusエージェント・ローカル・モニター・サーバー
LMS SRVGRP="identifier" SRVID="number" [other_parms]
CLOPT= "-A -- -l tsam-manager-dataserver-url[,tsam-manager-backupdataserver-url,…][;tsam-manager-dataserver-url, tsam-manager-dataserver-url,…] [-t heartbeat-interval] [-n fetch_coll_capacity] [-m metrics-shm-size] [-T data-thread-number][-e log-warning-interval]"
LMSは、Oracle TSAM PlusエージェントのTuxedoサーバーです。次の機能を提供します:
Oracle TSAM Plusフレームワークによって収集されたパフォーマンス・メトリックは、プラグインに渡されます。Oracle TSAM Plusのデフォルト・プラグインは、Tuxedoサービス・インフラストラクチャを使用してLMSにデータを送信します。
LMSは、適切なオプションを使用してUBBCONFIGファイルに構成する必要があります。1つのTuxedoマシンに1つのLMSを構成する必要があります。1つのマシン上の複数LMSはサポートされません。LMSは、Tuxedoドメインが起動したときにすべてのサーバー情報を取得できるように、UBBCONFIGの末尾に構成することをお薦めします。その場合も、LMSは、構成を定期的にTSAM Plusマネージャに同期できます。
-l
-rオプションで指定された増分スリープ間隔で、データ・サーバーに1つずつ再接続を続けます。
| 注意: | 複数のTSAM Plusマネージャ・アドレスの構成は、TSAM Plus 12.1.3以上でサポートされています。 |
-m
-r
-t
-n
-T
-e
-tの値と同じです。警告メッセージは、これまでの間隔で失われたメッセージ数を報告します。
リスト1-1に、UBBCONFIG内のLMSを表示します。
...
*SERVERS
LMS SRVGRP=LMSGRP SRVID=1
CLOPT=”-A -- -l tsamweb.abc.com:8080/tsam -m 20M -t 180 -n 64”
...
JMXモニタリング用には次のtlistenオプションが有用です。
-j jmxaddr
jmxaddrで、埋込みJMXエージェントのRMIコネクタのアドレスを指定します。アドレスが他のプロセスに占有されていた場合、ULOGにエラーメッセージが出力され、JMXエージェントは起動しません。表1に、jmxaddrアドレス書式をリストします。
| 注意: | MPドメインの場合、tlistenの-jオプションをすべてのマシン・ノードに構成する必要があります。 |
-m jvm_min_mem
-M jvm_max_mem
jvm_max_memの値をjvm_min_memの値より低く設定すると、JVMは作成されず、JMXエージェントは起動しません。デフォルトの値は500MBです。
-S
-C keyStore
-P keyStorePassword
GWTDOMAINに新しいCLOPTオプションが導入されました。
BTMモニターURL。形式は、http://<HOST>:<PORT>/btmmonitor/agent/agent/です。
GWTDOMAIN SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 CLOPT="-A -- -m http://bej301493.cn.oracle.com:9001/btmmonitor/agent/agent/"
このオプションが指定されると、GWTDOMIANは組込みJVMを起動してBTM委任オブザーバを実行し、WTCと自身の双方向コールをモニターします。
Oracle TSAM Plusエージェントには、オン/オフを切り替えるtmadminコマンドが用意されています。一時的にOracle TSAM Plusをオフにする場合に、このコマンドを使用できます。書式は次のとおりです。
changemonitor (chmo) [-m machine] on|off
-mパラメータは、Oracle TSAM Plus収集が無効になっている論理マシンの名前です。このオプションがない場合、すべてのマシン上でモニタリングが無効になります。デフォルトでは、モニタリングはオンです。モニタリングをオフにすると、定義済のモニタリング・ポリシーが存在する場合でも、すべてのデータ収集が停止されます。
tpgetcallinfoは、呼出しパス・モニタリングに使用されます。tpgetcallinfoを使用すると、アプリケーションはそのパフォーマンス・メトリックに基づいた動的な決定ができます。呼出しパス・モニタリングが有効な場合、tpgetcallinfoを使用して、相関ID、各種タイムスタンプなどの対応する呼出しパス情報をアプリケーションで取得できます。
詳細は、ATMI C言語関数リファレンスのtpgetcallinfo(3c)に関する項を参照してください。
tsambegin()- ユーザーが現在の呼出しパスにセグメントを手動で追加するためにtsamend()と組み合せて使用します。
#include <tsam_ext.h>
long tsambegin(char* type, char * subtype, int argc, char ** argv, int flags)
成功の場合、TSAM PlusはシーケンスIDを示すlong型の正の値を返します。シーケンスIDはtsamend()に転送され、これによってTSAM Plusは2つのAPIを関連付けることができます。
それ以外の場合、TSAM Plusは負のエラー・コードを返します。
エラー・コードは、ファイルtsam_ext.hに定義されています。
tsamend()- ユーザーが現在の呼出しパスにセグメントを手動で追加するためにtsambegin()と組み合せて使用します。同じスレッド内でtsambegin()とともに使用する必要があります。
#include <tsam_ext.h>
int tsamend(long cd, int argc, char ** argv, int flags);
成功の場合、0が返されます。それ以外の場合、負のエラー・コードが返されます。
エラー・コードは、ファイルtsam_ext.hに定義されています。
Oracle TSAM Plusユーザー・ガイドの呼出しパスおよびTuxedoモニタリング・ポリシーに関する項を参照してください
|