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Oracle TSAM Plusコンソールの使用

この章の内容は次のとおりです。

概要

Oracle TSAM Plusモニタリング・コンソールを使用すると、モニターするOracle Tuxedoコンポーネントを指定し、イベントおよびアラートをトラッキングできます。コンソールには、次の6つの主要なセクションがあります。

注意: Oracle TSAM Plusコンソールの操作性と機能を最大限に活用するには、次のWebブラウザの使用をお薦めします。

ユーザー・アクセシビリティ

ユーザー・アクセシビリティの設定は、ログイン画面およびコンソール・ページから調整できます。

最上部のメニュー・バー

最上部のメニュー・バーには、次のOracle TSAM Plusモニタリング・コンソール機能があります。

ポリシー: システム・ポリシーを定義して管理します。

Tuxedoメトリック: Oracle Tuxedoモニタリング・メトリックを問い合せます。

Tuxedo Application Runtimeメトリック: Oracle Tuxedo Application Runtimeモニタリング・メトリックを問い合せます。

「管理」: ユーザー管理、データ管理、グローバル・パラメータ設定およびブラックアウトを定義します。

アラート: アラートを問い合せ、定義します。

ヘルプ: オンライン・ヘルプ・ページ。

「ようこそ」ページ

Oracle TSAM Plusモニタリング・コンソールにログインすると、「ようこそ」ページに次のサマリー情報が表示されます。

リアルタイム・モニタリング(Oracle Databaseのみ)により、過去48時間のすべてのドメインにおけるコール・パス、コール・パス・セグメント、サービスおよびXAトランザクションについて、1分当たりの平均数が1時間ごとに表示されます。

「ようこそ」ページは、事前定義済の間隔で自動的にリフレッシュできます。

他のページからホームページに戻るには、コンポーネント・ツリーで「ドメイン」をクリックするか、「ドメイン」を右クリックして「ようこそページを表示する」メニュー項目を選択します。

コンポーネント・ツリー

コンポーネント・ツリー・ビューには、Oracle Tuxedo、Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS、JESおよびIMSシステムの階層情報が表示されます。

コンポーネント・ツリー・パネルの右上隅にある「タイプ」ドロップダウン・ボタンをクリックすると、ツリー・パネルに表示される4つのツリーが順次切り替わります。

各コンポーネント・ツリーは、バックエンドOracle Tuxedoシステムの異なるビューです。

検索パネル

コンポーネント・ツリー要素を検索します。

未読アラート・パネル

重大度レベルの未読アラートが表示されます。

作業領域

詳細モニタリング情報を入力します。たとえば、ポリシー定義、メトリック表示および管理情報などがあります。

Oracle TSAM Plusコンソールの使用

この項には次のトピックが含まれます:

モニタリング・ポリシー

Oracle TSAM Plusは、Oracle Tuxedoインフラストラクチャの動作の包括的なモニタリング制御を提供します。ポリシー管理では、次のことが可能になります。

この項には次のトピックが含まれます:

Tuxedoモニタリング・ポリシー

メニューバーで、ドロップダウン・メニューから「ポリシー」をクリックし、Tuxedoモニタリング・ポリシーを選択します。「モニタリング・ポリシー・リスト」ページが表示されます。既存の定義済ポリシーが表示され、ポリシーの表示、追加、編集、削除をすることができます。この項には次のトピックが含まれます:

「モニタリング・ポリシー・リスト」ページ

「モニタリング・ポリシー・リスト」ページでは、Oracle Tuxedoコンポーネントのモニタリング・ポリシーを作成および管理できます。

ボタン・バー

表1-1に、「モニタリング・ポリシー・リスト」ボタン・バーの機能を示します。

表1-1 「モニタリング・ポリシー・リスト」ボタン・バー
ボタン
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択します。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
追加
新しいモニター・ポリシーを作成します。ポリシー名の最大文字長は255です。

注意: Oracle Tuxedoコンポーネントのパネルに表示されるドメインを右クリックして、新しいポリシーを追加することもできます。

削除
選択したモニタリング・ポリシーを削除します。
有効
選択したモニタリング・ポリシーを有効化します。
無効化
選択したモニタリング・ポリシーを無効化します。
編集
選択したモニタリング・ポリシーを編集します。
クローン
選択したポリシーから、新しいポリシーのクローンを作成します。
インポート
以前にエクスポートされたポリシーを、ユーザーが指定した場所からインポートします。
エクスポート
選択したポリシーを、ユーザーが指定した場所に.xmlファイルでエクスポートします。
リフレッシュ
「ポリシー・リスト」表に表示されているポリシーを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

「ポリシー・リスト」表

「ポリシー・リスト」表には、次の列が表示されます。

「ポリシーの作成/編集」ページ

「ポリシーの作成/編集」ページには、次のセクションがあります。

「Tuxedoコンポーネント」パネル

「Tuxedoコンポーネント」パネルには、次の選択項目があります。

「マシン」、「グループ」および「サーバー」は、FML32ブール式も受け入れます。ラジオ・ボタンをクリックして入力方式を選択します(ドロップ・ダウン・リストから、またはFML32ブール式を手動で入力)。各レベルの値は、親のレベルで決定されます(「ドメイン」を除く)。1つのドメインに1つのモニタリング・ポリシーを指定する必要があります。

「モニタリング・ポリシー」パネル

モニタリング・パネルには、次のタブがあります:

「呼出しパス」タブ

「サービス」タブ

「XAトランザクション」タブ

「ドメイン・ゲートウェイ」タブ

「BRIDGE」タブ

「GWWS」タブ

リストしたタブ・オプションを使用するには、「有効」チェックボックスをクリックします。「有効」を選択していない場合、すべてのタブ・オプションが無効にされます。1つのモニタリング・ポリシーに、複数のモニタリング・カテゴリを含めることができます。

「呼出しパス」タブ

表1-2に、「コール・パス」タブ・オプションを示します。

表1-2 「コール・パス」タブ・オプション
オプション
説明
基本ポリシー・オプション
 
有効
呼出しパス・モニタリングを有効化/無効化します。

注意: Tuxedoドメインにデプロイされた最初のポリシーが有効になるのは、複数のポリシーがTuxedoターゲットで有効化されるときです。最初のポリシー属性(拡張、ブリッジ・デコードなど)は、コール・パス全体に影響を及ぼします。

比率/間隔

比率または間隔のポリシーを選択します。複数のポリシーで1つのイニシエータ・プロセスをカバーしていて、比率または間隔のポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。

  • 比率: 1-65535の範囲の値を受け入れます。特定の数のリクエストに対してモニタリングが開始されることを示します。デフォルト値は「1」です(各リクエストがモニターされることを示します)。
  • 間隔: 1-65535の範囲の値を受け入れます。モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。これは、比率設定と排他的です。デフォルト値は、「1」です。比率/間隔制御は、呼出しパス・イニシエータにのみ適用されます。
アラートのみ
アラート評価だけを指定します。メトリックはマネージャに送信されません。
ブリッジ・デコード

呼出しパス内のすべてのBRIDGEがメッセージをデコードできるようにします。デフォルトでは、BRIDGEはメッセージをデコードせず、呼出しパス表現にはブBRIDGEポイントが表示されません。

注意: このオプションは注意して使用します。デコード/エンコードによってアプリケーションのパフォーマンスに影響が及ぼされます。

拡張モニタリングの有効化
このオプションを有効にした場合、tsambegin()およびtsamend() APIによってレポートされる拡張モニタリング・データがコール・パス別に収集されます。これらのAPIは、CICSコマンド、EXEC SQLまたはIMS DLIが呼び出されると、Oracle Tuxedo ART for CICS and Batchで自動的に呼び出されます。

注意: Pro*C SQLをOCIでモニターするには、OCIライブラリをTSAM Plusエージェントにロードする必要があります。ドメインの起動時に、libclntsh.soの場所をlibパスに指定します

次のSQLがOCIでサポートされています。
  • EXEC SQL ALTER
  • EXEC SQL AUDIT
  • EXEC SQL COMMENT
  • EXEC SQL CREATE
  • EXEC SQL DROP
  • EXEC SQL GRANT
  • EXEC SQL NOAUDIT
  • EXEC SQL RENAME
  • EXEC SQL REVOKE
  • EXEC SQL TRUNCATE
  • EXEC SQL DELETE
  • EXEC SQL EXPLAIN PLAN
  • EXEC SQL INSERT
  • EXEC SQL LOCK TABLE
  • EXEC SQL OPEN
  • EXEC SQL SELECT
  • EXEC SQL UPDATE
  • EXEC SQL SAVEPOINT
  • EXEC SQL EXECUTE
  • EXEC SQL PREPARE
  • EXEC SQL SET ROLE
  • EXEC SQL EXECUTE END-EXEC
拡張モニタリング制限の有効化
このオプションを有効にすると、「拡張モニタリングの有効化」が有効な場合にコール・パスで生成可能な拡張コール・パス・セグメントの最大数が指定されます。指定可能な値の範囲は1から2147483647までです。デフォルト値は1000です。
アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。
動的フィルタ・パネル
動的フィルタ条件は、互いに独立しています。複数の条件が構成されている場合、評価はすべての条件に対してtrueで、モニタリングを開始できます。
デフォルトでは、単一の条件項目に対して、1つの項目評価がtrueである場合、条件がtrueになります。特別なコメントがない限り、これは他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。
イニシエータ・タイプ・リスト
次のイニシエータ・タイプを選択できます。
  • ネイティブ・クライアント
  • ワークステーション・クライアント
  • Joltクライアント
  • ドメイン・ゲートウェイ
  • アプリケーション・サーバー
  • Webサービス・クライアント
  • TMQFORWARD

注意: ドメイン・ゲートウェイは、ローカル・サービス・リクエストに対して、呼出しパス・イニシエータとして機能します。インポートしたサービスの場合、イニシエータ・タイプは、元の発信者プロセスに設定されます。Webサービス・クライアント・イニシエータ・ポイントは、Webサービス・ゲートウェイ・プロセス(GWWS)から確立されます。
GWSNAXインバウンド・リクエストのコール・パス・モニタリングを有効にするには、ポリシーを定義する際に「ドメイン・ゲートウェイ」を選択する必要があります。
WTCモジュールは、コール・パス・モニタリングではサポートされていません。

サービス・リスト
イニシエータの場所によりモニターされている呼出しパス・サービスを指定します。ドロップダウン・リストからサービスを選択します。FML32ブール式を使用して「マシン」、「グループ」または「サーバー」を選択している場合、手動で編集/入力する必要があります。
IPアドレス・リスト
ワークステーション・クライアント・イニシエータ・タイプおよびJoltクライアント・イニシエータ・タイプに適用されます。呼出しパス・モニタリングを開始するIPアドレスを指定します。値は、IPV4アドレス、IPV6アドレスまたはFML32ブール式です。
クライアント名リスト
ネイティブ・クライアント、ワークステーション・クライアントおよびJoltクライアント・イニシエータ・タイプのクライアント名を示します。
ユーザー名リスト
イニシエータ・タイプ・ユーザー名を示します。

「サービス」タブ

表1-3に、「サービス」タブ・オプションを示します。

表1-3 「サービス」タブ・オプション
オプション
説明
基本ポリシー・オプション
 
有効
サービス・モニタリングを有効化/無効化します。
比率/間隔
比率または間隔のポリシーを選択します。複数のポリシーで単一のプロセスをカバーしていて、比率または間隔のポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。
  • 比率: 1-65535の範囲の値を受け入れます。いくつのリクエストに対してモニタリングが開始されるかを示します。デフォルト値は「1」です(各リクエストがモニターされることを示します)。
  • 間隔: 1-65535の範囲の値を受け入れます。モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。これは、比率設定と排他的です。デフォルト値は、「1」です。
アラートのみ
アラート・モニタリングだけを指定します。メトリックはマネージャに送信されません。
サービス規約検索を有効化します。
サービス規約検索を有効化します。このオプションを選択すると、モニター対象のサービス規約情報が収集されます。
サービス規約検索は、ランタイム・サービス規約の情報を収集してメタデータ・リポジトリに格納するOracle SALTの機能です。
アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。
動的フィルタ・オプション
 

サービス・リスト

モニター対象のサービスを指定します。ドロップダウン・リストからサービスを選択します。FML32ブール式を使用して「マシン」、「グループ」または「サーバー」を選択している場合、手動で編集/入力する必要があります。

注意: Oracle TSAM Plusは、CORBAインタフェースもモニターできます。CORBAの場合、インタフェース名は、Oracle Tuxedo ATMIサービスと同じですが、CORBAインタフェースにサービス規約検索を有効にするは適用されません。

「XAトランザクション」タブ

表1-4に、「XAトランザクション」タブ・オプションを示します。

表1-4 「XAトランザクション」タブ・オプション
オプション
説明
基本ポリシー・オプション
 
有効
XAトランザクション・モニタリングを有効化/無効化します。
比率

比率ポリシーを選択します。複数のポリシーで単一のイニシエータ・プロセスをカバーしていて、比率ポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。

1-65535の範囲の値を受け入れます。いくつのリクエストに対してモニタリングが開始されるかを示します。デフォルト値は「1」です(各リクエストがモニターされることを示します)。

トランザクション・ポリシーがトランザクション・イニシエータ・プロセスに適用される場合、(呼出しパス・モニタリングと同様に)比率はイニシエータ・プロセス時に強制されます。非イニシエータ・トランザクション・パーティシパントに適用される場合、比率はモニター対象のXAルーチンに影響を与えます。

注意: トランザクション・イニシエータからのモニタリングをお薦めします。
アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。
動的フィルタ・オプション
 
イニシエータ・タイプ・リスト
次のイニシエータ・タイプを選択できます。
  • ネイティブ・クライアント
  • ワークステーション・クライアント
  • Joltクライアント
  • ドメイン・ゲートウェイ
  • アプリケーション・サーバー
イニシエータからのトランザクション・パス・モニタリングは、現在サポートされています。イニシエータ・プロセス中にモニタリングが実装された場合、すべてのXAトランザクション・ポイントが、トランザクション伝播時にモニターされます。

「ドメイン・ゲートウェイ」タブ

表1-5に、「ドメイン・ゲートウェイ」タブ・オプションを示します。

表1-5 「ドメイン・ゲートウェイ」タブ・オプション
オプション
説明
有効
ドメイン・ゲートウェイ(GWTDOMAIN)モニタリングを有効化/無効化します。
間隔

間隔ポリシーを選択します。複数のポリシーで単一のGWTDOMAINプロセスをカバーしていて、間隔ポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。

モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。1-65535の範囲の値を受け入れます。デフォルト値は300です。

アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。

「BRIDGE」タブ

表1-6に、「Bridge」タブ・オプションを示します。

表1-6 「Bridge」パネルのサブ・コントロール
オプション
説明
有効
ブリッジ・モニタリングを有効化/無効化します。
間隔

間隔ポリシーを選択します。複数のポリシーで単一のBRIDGEプロセスをカバーしていて、間隔ポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。

モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。1-65535の範囲の値を受け入れます。デフォルト値は「300です。

アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。

「GWWS」タブ

表1-7に、「GWWS」タブ・オプションを示します。

表1-7 「GWWS」パネル・タブ・オプション
オプション
説明
有効
GWWSモニタリングを有効化/無効化します。
間隔

間隔ポリシーを選択します。複数のポリシーで単一のGWWSプロセスをカバーしていて、間隔ポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。

モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。1-65535の範囲の値を受け入れます。デフォルト値は「300です。

アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。

注意: ポリシーは、単一のドメインに属している必要があります。Oracle TSAM Plusは、クロス・ドメイン・ポリシーをサポートしません。無効なOracle Tuxedoドメインが削除されると、ポリシーも削除されます。
注意: ポリシーはすべて、すべてのユーザーが認識できるグローバルな構成で、ポリシー管理者権限を持つユーザーが編集できます。
注意: 複数ユーザーがポリシーを同時に変更できます。コンソールのリフレッシュ間隔によって、最後の変更が他のユーザーに対して表示されない場合があります。

CICSランタイム・モニタリング・ポリシー

Oracle TSAM Plusは、Oracle Tuxedo Application Runtimeインフラストラクチャの動作の包括的なモニタリング制御を提供します。

この項には次のトピックが含まれます:

「モニタリング・ポリシー・リスト」ページ

メニューバーで、「ポリシー」をクリックし、ドロップダウン・メニューからTuxedo Application Runtimeモニタリング・ポリシーを選択します。モニタリング・ポリシー・リスト・ページが表示されます。既存の定義済Tuxedo Application Runtimeモニタリング・ポリシーが表示され、ポリシーの表示、追加、編集、削除をすることができます。

ボタン・バー

表1-8に、ボタン・バーの機能を示します。

表 1-8 ボタン・バー
ボタン
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
追加
新しいモニター・ポリシーを作成します。ポリシー名の最大文字長は255です。
Oracle Tuxedoコンポーネントのパネルに表示されるドメインを右クリックして、新しいポリシーを追加することもできます。
削除
選択したモニタリング・ポリシーが削除されます。
有効
選択したモニタリング・ポリシーが適用されます。
無効化
選択したモニタリング・ポリシーが取り消されます。
編集
選択したモニタリング・ポリシーを編集します。
クローン
選択したポリシーから、新しいポリシーのクローンを作成します。
インポート
以前にエクスポートされたポリシーを、ユーザーが指定した場所からインポートします。
エクスポート
選択したポリシーを、ユーザーが指定した場所に.xmlファイルでエクスポートします。
リフレッシュ
「ポリシー・リスト」表に表示されているポリシーを更新します。

「ポリシー・リスト」表

「ポリシー・リスト」表には、次の列が表示されます。

「ポリシーの作成/編集」ページ

「ポリシーの作成/編集」ページには、次のセクションがあります。

ポリシー・プロパティ・パネル

「Tuxedo Application Runtimeポリシー」パネルには、次の選択項目があります。

Tuxedo Application Runtimeモニタリング・ポリシー・パネル

Tuxedo Application Runtimeモニタリング・パネルには、次のタブがあります:

「CICSトランザクション」タブ

「CICSターミナル」タブ

リストした各タブのオプションを使用するには、「有効」チェックボックスをクリックします。「有効」を選択していない場合、そのタブのすべてのオプションが無効にされます。

「CICSトランザクション」タブ

表1-9に、「CICSトランザクション」タブ・オプションを示します。

表1-9 「CICSトランザクション」タブ・オプション
オプション
説明
有効
CICSトランザクション・モニタリングを有効化/無効化します。
比率/間隔
比率または間隔のポリシーを選択します。複数のポリシーで単一のプロセスをカバーしていて、比率または間隔のポリシーが異なる場合は、より小さな値が使用されます。他のモニタリング・ポリシー定義にも適用されます。
  • 比率: 1-65535の範囲の値を受け入れます。いくつのリクエストに対してモニタリングが開始されるかを示します。デフォルト値は「1」です(各リクエストがモニターされることを示します)。
  • モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。比率設定とは排他的です。間隔: 1-65535の範囲の値を受け入れます。デフォルト値は、「1」です。
アラートのみ
アラート・モニタリングだけを指定します。メトリックはマネージャに送信されません。
アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「Tuxedoアラートの定義」を参照してください。
トランザクション・リスト
モニターするCICSトランザクションをドロップダウン・リストから選択するか、手動でFMLブール式を入力します。

CICSターミナル・タブ

表1-10に、「CICS端末」タブ・オプションを示します。

表1-10 「CICS端末」タブ・オプション
オプション
説明
有効
CICSターミナル・モニタリングを有効化/無効化します。
間隔

モニタリングを開始できる期間を示します(単位は秒)。1-65535の範囲の値を受け入れます。デフォルト値は300です。

アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「CICSアラート定義」を参照してください。

注意: ポリシーは、単一のCICSリージョンに属している必要があります。Oracle TSAM Plusは、クロス・リージョン・ポリシーをサポートしません。無効なCICSリージョンを削除すると、ポリシーも削除されます。
注意: ポリシーはすべて、すべてのユーザーが認識できるグローバルな構成で、ポリシー管理者権限を持つユーザーが編集できます。
注意: 複数ユーザーがポリシーを同時に変更できます。コンソールのリフレッシュ間隔によって、最後の変更が他のユーザーに対して表示されない場合があります。
注意: ARTトランザクション・ポリシーの定義後に、Region-Group.mappingファイルのUBBCONFIGグループ設定またはtuxgroupsを変更した場合は、リソース・フィルタが期限切れになる可能性があります。この場合、ポリシーを再定義する必要があります。

IMSランタイム・モニタリング・ポリシー

Oracle TSAM Plusを使用すると、Oracle Tuxedo Application Runtime IMSインフラストラクチャ動作の包括的なモニタリングを制御できます。

この項には次のトピックが含まれます:

「モニタリング・ポリシー・リスト」ページ

メニュー・バーで、「ポリシー」をクリックして、IMSランタイム・ポリシーをドロップダウン・メニューから選択します。モニタリング・ポリシー・リスト・ページが表示されます。既存の定義済Tuxedo Application RuntimeモニタリングIMSポリシーが表示され、ユーザーはポリシーを表示、追加、編集、または削除できます。

ボタン・バー

表1-11に、ボタン・バーの機能を示します。

表1-11 ボタン・バー
ボタン
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
追加
新しいモニター・ポリシーを作成します。ポリシー名の最大文字長は255です。
IMSシステムのコンポーネント・ツリー・パネルでツリー・ノードを右クリックして、新規のポリシーを追加することもできます。
削除
選択したモニタリング・ポリシーが削除されます。
有効
選択したモニタリング・ポリシーが適用されます。
無効化
選択したモニタリング・ポリシーが取り消されます。
編集
選択したモニタリング・ポリシーを編集します。
クローン
選択したポリシーから、新しいポリシーのクローンを作成します。
インポート
以前にエクスポートされたポリシーを、ユーザーが指定した場所からインポートします。
エクスポート
選択したポリシーを、ユーザーが指定した場所に.xmlファイルでエクスポートします。
リフレッシュ
ポリシー・リスト表に表示されているポリシーを更新します。

「ポリシー・リスト」表

「ポリシー・リスト」表には、次の列が表示されます。

「ポリシーの作成/編集」ページ

「追加」、「編集」または「クローン」をクリックして、ポリシーの作成/編集ページに移動します。ページ上部で、作成するIMSポリシーの名前を入力し、IMS Tuxedoドメインを選択します。

ポリシーの作成/編集ページには、次のタブがあります。

「IMSトランザクション」タブ

「IMSプログラム」タブ

リストした各タブのオプションを使用するには、「有効」チェックボックスをクリックします。「有効」を選択していない場合、そのタブのすべてのオプションが無効にされます。

「IMSトランザクション」タブ

このページは、MPPサーバーによって生成されたIMSトランザクション・メトリックをレポートするポリシーの定義に使用します。表1-12に、「IMSトランザクション」タブ・オプションを示します。

表1-12 「IMSトランザクション」タブ・オプション
オプション
説明
有効
IMSトランザクション・モニタリングを有効/無効にします。
比率/間隔
メトリックを収集する「比率」または「間隔」を選択します。
アラートのみ
アラート・モニタリングだけを指定します。メトリックはマネージャに送信されません。
アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「IMSアラート定義」を参照してください。
トランザクション・リスト
TuxedoドメインでモニターするIMSトランザクションをドロップダウン・リストから選択するか、IMSトランザクションを";"で区切って手動で入力します。フィルタが設定されていない場合、このポリシーはこのIMSドメインのすべてのIMSトランザクションに対して使用できます。

「IMSプログラム」タブ

このページは、BMPサーバーによって生成されたIMSプログラム・メトリックをレポートするポリシーの定義に使用します。表1-4に、「IMSプログラム」タブ・オプションを示します。

表1-13 「IMSプログラム」タブ・オプション
オプション
説明
有効
IMSプログラムのメトリック収集を有効/無効にします。
比率/間隔
メトリックを収集する「比率」または「間隔」を選択します。
アラートのみ
アラート・モニタリングだけを指定します。メトリックはマネージャに送信されません。
アラートの定義
「アラート定義」ページが表示されます。詳細は、「IMSアラート定義」を参照してください。
プログラム・リスト
TuxedoドメインでモニターするIMSプログラムをドロップダウン・リストから選択するか、IMSプログラムを";"で区切って手動で入力します。フィルタが設定されていない場合、このポリシーはこのIMSドメインのすべてのIMSプログラムに対して使用できます。

Tuxedoメトリック・モニタリング

Oracle Tuxedoのメトリック収集は、ポリシー・モニタリングによって起動されます。収集したメトリックは、関連メトリック・ページ上で表示できます。メニュー・バーのTuxedoメトリックをクリックすると、Tuxedoメトリックのページが表示されます。ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。

呼出しパス

呼出しパス・メトリックのモニタリングでは、最新の呼出しパス情報を素早く表示できます。長時間にわたる呼出しパス状況では、Oracle TSAM Plusは、ランタイムの実行をリアルタイムで動的に表示できます。

呼出しパス・メトリックのウィンドウには、次のパネルがあります。

「フィルタによる呼出しパス問合せ」パネル

表1-14に、「フィルタによる呼出しパス問合せ」パネル・オプションを示します。結果は、「呼出しパス結果リスト」パネルに表示されます。

表1-14 フィルタによる呼出しパス問合せオプション
オプション
説明
イニシエータ
スコープを制限するための呼出しパス・イニシエータ・タイプを指定します。次の値を選択できます。
  • タイプ:
    • すべて
    • ワークステーション・クライアント
    • Joltクライアント
    • ネイティブ・クライアント
    • ドメイン・ゲートウェイ
    • Webサービス・クライアント
    • アプリケーション・サーバー
    • TMQFORWARD
    • デフォルト値は、「すべて」です。

注意: イニシエータのタイプについては、固有イニシエータ・タイプを複数選択できます。

  • ドメイン: すべてのドメインを示します。デフォルト値は、"Any"です。
  • マシン: 選択したドメインのすべてのマシンをリストします。デフォルト値は、"Any"です。
  • サーバー: 選択したマシンに対するすべてのサーバーを示します。デフォルト値は、"Any"です。
  • 最初に呼び出されるサービス: 呼出しパスの最初のサービス。
  • クライアント・プロセス名: イニシエータ・プロセス名。
  • ユーザー名: 最初に呼び出されるサービスを呼び出すために指定するTuxedoユーザー名。
メッセージ・タグ
コール・パス・セグメントで、Tuxedoのメッセージ・タグを指定します。

注意: この機能を使用するには、次のバージョンの製品が必要です。

  • Oracle Tuxedo 12.1.3 RP013
  • Oracle TSAMスタンドアロン 12.1.3 RP006
このフィルタは、データベース・タイプがOracleである場合にのみ有効になります。
ステータス
呼出しパス・ステータスを確認します。次の値を選択できます。
  • 任意
  • 成功
  • 実行中
  • アプリケーション・エラー
  • システム・エラー
  • なんらかのエラー
デフォルト値は、「任意」です。

注意: アプリケーション・エラーは、tperrnoTPESVCFAILであることを示します。他のエラー状況は、システム・エラーに属します。

時刻
特定の期間を指定します。
  • 任意。
  • 最近: 最近の期間を0から60分/時間/日の範囲で指定します。デフォルト値は1時間です。
  • 期間: 特定の期間を指定します。
経過分数
消費マイクロ秒数が最小の呼出しパスを表示します(0はすべてを意味します)。
最大レコード
呼出しパスの最大数を指定します。問合せ結果がこの番号より大きい場合、最新の最大レコードが取得されます。
相関ID/ECID
(オプション)
このオプションを使用すると、相関IDまたはECIDでコールパスを問い合せることができます。
実行コンテキストIDが入力されている場合、Oracle TSAM Plusでは、これを使用して関連コール・パスをフィルタ処理します。ECID問合せは、関連するTuxedoアプリケーションでECIDが有効になっている場合にのみ機能します。
コール・パスの相関IDが入力されている場合、Oracle TSAM Plusでは、これを使用してフィルタ処理を行います。デフォルト値は、空です(問合せで相関IDが使用されないことを示します)。

注意: 相関IDによる問合せは、フィルタリング・パラメータと排他的です。

相関IDは、スペースで区切られた次のフィールド値から構成されています。
  • TuxedoドメインID: UBBCONFIG *RESOURCE セクションの<DOMAINID>:<master machine name>:<IPCKEY>
  • 論理マシンID: UBBCONFIG *MACHINESセクションのLMID
  • プロセス名:
    • 「client」: ネイティブのクライアントに対して使用されます。
    • 「JSH」: Joltクライアントに対して使用されます。
    • 「WSH」: /WSクライアントに対して使用されます。
    • <server name>: サーバー名に使用されます。
  • プロセスID (pid)
  • スレッドID
  • 1..99999999 (1から開始)の範囲のカウンタ。
  • タイムスタンプ

相関IDの例:

TUXEDO:lcsol18:200401 SITE1 client 18505 1 1 1259031468

ECIDの例:

004u3D6nvTI5qYSLMEo2ye0003KL000000

問合せの保存と再利用

使用頻度の高い問合せを保存して再利用したり、同様の問合せを作成する際のベースとすることができます。一番下の「問合せの保存/再利用」領域には、次の機能が用意されています。

注意:

「呼出しパス結果」パネル

「呼出しパス結果」パネルには、サーバー側呼出しパス問合せが表示されます。

次の2つのサブパネルがあります。

「呼出しパス結果リスト」パネル

表1-15に、「コール・パス結果リスト」パネル・オプションを示します。

表1-15 「コール・パス結果リスト」パネル
結果
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
リフレッシュ
ユーザー情報リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。
呼出しパス・データ・グリッド
データ・グリッドに、呼出しパス情報のサーバー側問合せの全体が保持されます。1つの呼出しパスが、1行を占有します。列は、次のように表示されます。
  • 「相関ID」。
  • クリックすると、単一の呼出しパスの詳細が表示されます。

  • Root Service
  • 呼出しパスで作成された最初のATMIサービス。

  • 開始時間
  • 次の書式での呼出しパス問合せの開始時刻のタイムスタンプ。mmmdd,yyyy,hh:mm:ss:ms GMT

  • ステータス
    • 成功
    • 失敗
  • リターン・コード
    • TPOK/0
    • TPEXXX/tperrno
      TPEXXX
      はエラー・コード文字列書式で、tperrnoは対応する数値です(例: TPESVCFAIL/11)。
  • 経過時間(マイクロ秒)
  • 呼出しパス問合せにかかった時間。単位は秒ですが、ミリ秒までの粒度を持ちます。呼出しパスが完了すると、値は使用された総所要時間になります。

  • CPU時間(ミリ秒)
  • 呼出しパスで使用された総CPU時間。CPU時間は、サービス実行にかかったCPU時間のサマリーです(マルチスレッド・サーバーのCPU時間は正確に計算できません)。

  • ユーザーCPU時間(マイクロ秒)
  • 呼出しパスで使用されたユーザーCPU時間の合計。ユーザーCPU時間は、サービス実行にかかったユーザーCPU時間のサマリーです(マルチスレッド・サーバーのユーザーCPU時間は正確に計算できません)。

  • システムCPU時間(マイクロ秒)
  • 呼出しパスで使用されたシステムCPU時間の合計。システムCPU時間は、サービス実行にかかったシステムCPU時間のサマリーです(マルチスレッド・サーバーのシステムCPU時間は正確に計算できません)。

 
  • ユーザー・リターン・コード
  • GTRID
    呼出しパスがXAトランザクションに含まれる場合は、XAトランザクションID。XAトランザクション・モニタリングが有効である場合は、XAトランザクション問合せの結果です。
  • ECID
  • 1つのコール・パスに複数のECIDが存在する場合は、最小のECID。

  • メッセージ・タグ
  • コール・パス・セグメントのTuxedoのメッセージ・タグの最小値。

  • 「クライアント・アドレス」
    クライアントのIPアドレス(利用できる場合)。
  • ユーザー名
  • 最初に呼び出されるサービスを呼び出すためにTuxedoユーザー名を指定します。

ステータス・バー・サマリー
サマリーには、次の情報が表示されます。
  • 「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。
  • この収集での総呼出しパス。
  • この収集での実行中呼出しパス。
  • 正常に完了した呼出しパス数。
  • アプリケーションで失敗した呼出しパス数。
  • システムで失敗した呼出しパス数。

「呼出しパス詳細」パネル

表1-16に、「コール・パス詳細」パネル・オプションを示します。

表1-16 「コール・パス詳細」パネル・オプション
結果
説明
呼出しパス詳細データ・グリッド
データ・グリッドに、呼出しパスのサーバー側問合せの全体が保持されます。1つの呼出しパスが、1行を占有します。列は、次のとおりです。
  • メッセージ・フロー: メッセージ・フロー形式:
    ICON Server (tpcall/tpacall/tpforward/tpconnect Root Service)
    ICON Server (ARTIMS/DLI_OPERATION)

    ここで:
    • ICON:
      • リクエスト送信
      • リクエスト取得
      • 応答の送信
      • 応答の取得
    • サーバー: サーバー名

注意:  

      • Oracle Tuxedoサーバーによってtpcall/tpacall/tpforward/tpconnectが呼び出されると、その内容はかっこ内に表示されます。たとえば、BROKER (tpcall DEPOSIT)です。
      • 次のDLI操作がサポートされています: GU、GHU、GN、GHN、GNP、GHNP、ISRT、DLET、CHNG、PURG、REPL、FLD、OPEN、CLSE、INQY、POSおよびPING
      • OCI SQLがモニターされている場合、ORACLE SQL/COMMANDがメッセージ・フローに追加され、simpserv1(ORACLE SQL/SELECT)のようになります。
  • ドメイン: 検出されたドメイン呼出しパス手順。
  • マシン: 検出されたマシン呼出しパス手順。
  • グループ: 検出されたグループ呼出しパス手順。
  • サーバー: 検出されたサーバー呼出しパス手順。
  • タイムスタンプ: ロギング・ポイント・タイムスタンプ。
  • 「期間(マイクロ秒)」: 期間T(n) - T(n-1)(秒単位)
  • 「経過時間(マイクロ秒)」: サービスの総経過時間(秒単位)。デフォルト値は"hidden"です。
  • 「実行時間(マイクロ秒)」: サービスの実行時間(秒単位)。
 
  • 「待機時間(マイクロ秒)」: IPCキューの待機時間(秒単位)。
  • 呼出しフラグ: tpcall/tpacall呼出しフラグ。
  • メッセージ・サイズ(バイト単位): バイト単位でのバッファ・サイズ。
  • キュー内のメッセージ: キュー内のメッセージ数。
  • IPCキューID: サービス・リクエスト・キューを識別します。デフォルト値はhiddenです。
  • リターン・コード
  • ユーザー・リターン・コード
  • 拡張モニタリング・タイプ: tsambegin()によって指定されます。
  • 拡張補助モニタリング・タイプ: tsambegin()によって指定されます。
  • ECID: 実行コンテキストID。
  • Tuxedoメッセージ・タグ
  • その他:
    • LDOM
    • RDOM
    • ローカルGTRID
    • MSGCVTTIME: メッセージWebサービスの変換時間。
    • SQLAMOUNTおよびRETURNCODE
      • SQL: EXEC SQLの後の元のSQLの内容
      • AMOUNT: この数値は、insert/update/delete/selectに対してのみ意味をなします。insert/delete/updateの場合、影響を受ける行の数を示します。selectの場合、ユーザー・バッファに入れられる行の数を示します。sql open cursorがモニターされている場合、AMOUNTは0です。
      • RETURNCODE: TSAM PlusエージェントによるOCIコールの戻りコードから取得される戻りコード。SQLCODEとは異なり、RETURNCODEはTSAM Plusエージェント・コードからのみ取得できます。
  • Webサービス変換時間
ステータス・バー
現在選択されている呼出しパスの相関IDが表示されます。
「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

注意: Excelにエクスポートするとき、callpath/callpatternツリーが折りたたまれている場合には、折りたたまれていないノードのみがExcelファイルにエクスポートされます。callpath/callpatternツリー全体をエクスポートする場合は、ツリー全体を展開してから「Excelにエクスポート」をクリックします。

注意: 1つのプロセスで複数の非同期呼出しが行われる場合(たとえば、1つのサービスで2つのtpacallsが行われる場合)、順序は、タイムスタンプでなく応答に対するサービス呼出しシーケンスに基づきます。これにより、順序に従った方法で、リクエストと応答を簡単に相関させることができます。
注意: GWWTDOMAINの場合、ローカル・ドメインとリモート・ドメインが表示されます。LDOM/RDOM情報は、ドメイン・ゲートウェイのセルに表示されます。
注意: BRIDGEの場合、メッセージで一杯のステージがサポートされます(GWTDOMAINと同じ)。

呼出しパターン

呼出しパターン・モニタリングを使用すると、呼出しパターン情報をすばやく表示できます。呼出しパターン・メトリックのウィンドウには、次のパネルがあります。

フィルタによる呼出しパターン問合せ

表1-17に、「フィルタによる呼出しパターン問合せ」パネル・オプションを示します。

表1-17 「呼出しパターン・フィルタ」パネル
オプション
説明
イニシエータ
  • ドメイン: すべてのドメインを示します。デフォルト値は、"Any"です。
  • マシン: 選択したドメインのすべてのマシンをリストします。デフォルト値は、"Any"です。
  • グループ: 選択したマシンのすべてのグループが表示されます。デフォルト値は"任意"です。
  • サーバー: 選択したマシンに対するすべてのサーバーを示します。デフォルト値は、"Any"です。
  • 最初に呼び出されるサービス: 呼出しパスの最初のサービス。
  • クライアント・プロセス名: イニシエータ・プロセス名。
  • ユーザー名: 最初に呼び出されるサービスを呼び出すために指定するTuxedoユーザー名。
開始/終了
期間。このオプションは、「最近」が指定されていない場合にのみ使用できます。
最近
最近の期間を0から60分/時間/日の範囲で指定します。デフォルト値は1時間です。このオプションは、「開始/終了」が指定されていない場合にのみ使用できます。
最小リクエスト数
パターンを形成するリクエストの最小数。通常、呼出しパターンは、多数の呼出しを含みます。このしきい値は、少数の呼出しを持つパターンがリストされることを防止します。
サービス・パターン
チェック済: サービス呼出しパス・パターンのみ表示されます。
チェックなし: 詳細な場所、GWTDOMAIN情報などのサービス呼出しパス・パターンが表示されます。

「問合せ」ボタンをクリックします。「呼出しパターン結果リスト」パネルが表示されます。

注意: Oracle Databaseの場合、1時間後または1日後のコール・パターンを問い合わせられる前に、「コール・パターン計算遅延(分)」で指定した遅延時間(分)があります。つまり、この時間または日の「コール・パターン計算遅延(分)」より1時間後または1日後に発生したコール・パターンしか問い合わせられないということです。たとえば、「コール・パターン計算遅延(分)」が30分で、9時から10時の間に発生したコール・パターンを問い合わせる場合、実際には必要な情報を10:30以降しか問い合わせられないということです。同じように、昨日発生したコール・パターンを問い合わせる場合、実際には必要な情報を今日の00:30以降しか問い合わせられません。
問合せの保存と再利用

使用頻度の高い問合せを保存して再利用したり、同様の問合せを作成する際のベースとすることができます。詳細は、「問合せの保存と再利用」を参照してください。

「呼出しパターン結果」パネル

「呼出しパターン結果」パネルには、サーバー側呼出しパターン問合せが表示されます。次の2つのサブパネルがあります。

「呼出しパターン結果リスト」パネル

表1-18に、「コール・パターン結果リスト」パネル・オプションを示します。

表1-18 「コール・パターン結果リスト」パネル・オプション
オプション
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
リフレッシュ
ユーザー情報リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。
呼出しパターン・データ・グリッド
データ・グリッドに、呼出しパスのサーバー側問合せの全体が保持されます。1つの呼出しパスが、1行を占有します。列は、次のとおりです。
  • 説明: この呼出しパターンの要約情報。クリックすると、次のように呼出しパターンの詳細が表示されます。
  • 合計数: 呼出しパターン内の呼出しパスの総数。
  • 成功数: 呼出しパターン内の呼出しパスの成功の数。
  • アプリケーション・エラー数呼出しパターン内の呼出しパスのアプリケーション・エラー数。
  • システム・エラー数呼出しパターン内の呼出しパスのシステム・エラー数。
  • 平均経過時間(マイクロ秒): 呼出しパターンでの平均呼出しパス経過時間。
ステータス・バー・サマリー
  • この収集での総呼出しパターン。「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

注意: Excelにエクスポートするとき、callpath/callpatternツリーが折りたたまれている場合には、折りたたまれていないノードのみがExcelファイルにエクスポートされます。callpath/callpatternツリー全体をエクスポートする場合は、ツリー全体を展開してから「Excelにエクスポート」をクリックします。

「呼出しパターン詳細」パネル

呼出しパターンのリスト内の任意の行をクリックすると、選択した呼出しパターンの詳細が表示されます。表1-19に、「コール・パターン詳細」パネル・オプションを示します。

表1-19 「コール・パターン詳細」パネル
オプション
説明
呼出しパターン詳細データ・グリッド
ツリー表データ・グリッドに、サーバー側から問い合された呼出しパス詳細の全体が保持されます。列は、次のとおりです。
  • メッセージ・フロー: メッセージ・フロー書式:
    • ICONサービス

      ここで:
    • ICON:
      • リクエスト送信
        ルート・サービス: 呼出しパターンにおける初期サービス
        たとえば、BR_ACNT_SUM
  • ドメイン: 検出されたドメイン呼出しパターン手順。サービス・パターンの選択が解除されると表示されます。
  • マシン: 検出されたマシン呼出しパターン手順。サービス・パターンの選択が解除されると表示されます。
  • グループ: 検出されたグループ呼出しパターン手順。サービス・パターンの選択が解除されると表示されます。
  • サーバー: 検出されたサーバー呼出しパターン手順。サービス・パターンの選択が解除されると表示されます。
ステータス・バー
ステータス・バーにより、呼出しパターン・リストのパネルに、選択した現在の呼出しパターンの索引が表示されます。
「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

サービス

サービス・モニタリングを使用すると、Oracle Tuxedoサービスをモニタリングできます。ドロップダウン・メニューのTuxedoメトリックをクリックし、「サービス」を選択します。「サービス」ページが表示されます。

フィルタリング・オプション・パネルを使用すると、モニター対象にするサービスへの供給情報を指定できます。左側には、「ドメイン」、「マシン」、「グループ」および「サーバー」のドロップダウン・リストが、あります。サービスの選択には2つのモードがあります。右側で、最もアクティブなサービスまたは特定のサービスを選択します。表1-20に、「サービス選択」オプションを示します。

表1-20 「サービス選択」オプション
オプション
説明
サービス選択
  • ドメイン: すべてのドメインをリストします。デフォルト値は、"Any"です。
  • マシン: 選択したドメインのすべてのマシンをリストします。デフォルト値は、"Any"です。
  • グループ: 選択したマシンに対するすべてのサーバー・グループをリストします。デフォルト値は、"Any"です。
  • サーバー: 選択したマシンに対するすべてのサーバーを示します。デフォルト値は、"Any"です。
  • ユーザー名: 最初に呼び出されるサービスを呼び出すために指定するTuxedoユーザー名。
モニタリング・モード
次の4つのモニタリング・モードがサポートされます。
  • 最もアクティブ(ライブ): 最新のリフレッシュ時間ウィンドウで、最もアクティブなサービスを問い合せることができます。
  • 最もアクティブ(履歴): 長い時間間隔を経て最もアクティブなサービスを問い合せ、その期間中のサービス・メトリック配分を表示することを可能にします。
  • 選択したサービス(ライブ): 最新のリフレッシュ時間ウィンドウでのサービスの動的な実行ステータスをモニターすることを可能にします。選択すると、「使用可能なサービス」/「選択したサービス」パネルが表示されます。
    • 「使用可能なサービス」/「選択したサービス: モニターするサービスを選択します。
    • あるサービスと同じ名前のサービスが表示されます。チェックすると、問合せはサービス名を問合せキーとしてのみ使用します。チェックをはずすと、ネーム・サービスが同じであるサービス場所を使用してサービスを問い合せます。
    • 集約時間: 有効な関連問合せに適用されます。アルゴリズムは期間です。
    • リフレッシュ間隔: サービス・メトリック・コンピューティングのリフレッシュ集約間隔を指定します。関連問合せの有効なモニタリングにのみ適用されます。
  • 選択したサービス(履歴): 長い期間の間に、サービス実行ステータスを問い合せることができます。時間ウィンドウは、集約の目的に必要です。選択すると、「使用可能なサービス」/「選択したサービス」パネルが表示されます。
    • 「使用可能なサービス」/「選択したサービス: モニターするサービスを選択します。
    • あるサービスと同じ名前のサービスが表示されます。チェックすると、問合せはサービス名を問合せキーとしてのみ使用します。チェックをはずすと、ネーム・サービスが同じであるサービス場所を使用してサービスを問い合せます。
    • 開始、終了: 期間。履歴問合せの場合。このオプションは、「最近」が指定されていない場合にのみ使用できます。
    • 最近: 最近の期間を0から60分/時間/日の範囲で指定します。デフォルト値は1時間です。このオプションは、「開始/終了」が指定されていない場合にのみ使用できます。
    • 時間ウィンドウ: 時間の増分を指定します(単位は秒)。デフォルト値は3600です。

「問合せ」をクリックします。問合せ結果が「サービス・モニタリング結果」パネルに表示されます。表1-21に、「サービス・モニタリング結果」パネル・オプションを示します。

表1-21 「サービス・モニタリング結果」パネル・オプション
オプション
説明
メトリック
ドロップダウン・リストから、次のサービス・モニタリング・メトリックを選択できます:
  • 平均実行時間(マイクロ秒)
  • 成功数
  • 失敗数
  • 最大メッセージ・サイズ(バイト単位)
  • 最小メッセージ・サイズ(バイト単位)
  • 平均CPU時間(マイクロ秒)
  • 平均システムCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均ユーザーCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均メッセージ・キュー長
  • キューに入っている平均メッセージ待機時間
  • CPU時間については、シングル・スレッド・サーバーだけが計算されます(マルチスレッド・サーバーのCPU時間は正確に計算できません)。

「一時停止」/「再開」ボタンを使用すると、データ・リフレッシュを一時的に停止できます。デフォルトは、「一時停止」です(現在のリフレッシュが進行中であることを示します)。クリックすると「再開」になり、リフレッシュが停止されます。もう一度クリックすると、ステータスがリストアされます。
チャート/表
チャートまたは表の結果が表示されます。デフォルト・ビューはチャートです(折れ線グラフまたは棒グラフ)。1つのサービスが、1系列です。水平軸は、時系列を表します。垂直軸は、選択したメトリックを表します。
表ビューで、「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

問合せの保存と再利用

使用頻度の高い問合せを保存して再利用したり、同様の問合せを作成する際のベースとすることができます。詳細は、「問合せの保存と再利用」を参照してください。

XAトランザクション

XAトランザクション問合せを開始するには次の2つの方法があります。XAトランザクションIDを指定する方法と、フィルタリング・パラメータを使用して問い合せる方法です。この2つの方法は排他的です。表1-22に、スコープによるXAトランザクション問合せのフィルタ処理オプションを示します。

表1-22 スコープによるXAトランザクション問合せパネル・オプション
オプション
説明
イニシエータ・タイプ
XAトランザクション・モニタリング・シナリオ:
  1. XAトランザクション・イニシエータにモニタリング・ポリシーが適用される場合は、は、XAトランザクション・パス伝播で開始されるモニタリング(呼出しパスと同様)。
  2. 特定のプロセスに対してのみモニタリングが開始される場合(たとえばイニシエータが関係しないTMS)は伝播が発生せず、モニター対象のXAトランザクション呼出しだけが報告されます。イニシエータ・タイプは、固有XAトランザクションを取得できるように、最初の状況に適用されます。次の値を持ちます。
    • すべて
    • ネイティブ・クライアント
    • ワークステーション・クライアント
    • Joltクライアント
    • ドメイン・ゲートウェイ
    • アプリケーション・サーバー
デフォルト値は、「すべて」で、2番目のモニタリング・シナリオはデフォルト設定を使用する必要があります。
ステータス
次の値を選択できます。
  • 任意
  • 成功
  • 失敗
最新を問合せ
最新の時間を問い合せます(単位は秒)。
次の期間で問合せ
特定の期間のXAトランザクションを問い合せます。
GTRIDで問合せ
XAトランザクション識別子を使用してXAトランザクションを問い合せます。たとえば、x0 x46524a28 x1です。詳細は、 Oracle Tuxedoのユーザー・ドキュメントの、システムが分散型トランザクションをトラッキングする方法に関する説明を参照してください。
「完全一致」チェックボックスが、テキスト・フィールドの下にあります。チェックすると、識別子の文字列全体が一致する必要があります。チェックしない場合は、指定した文字列を含むすべてのXAトランザクション識別子がリストされます。

「実行」をクリックします。XAトランザクションの結果が、「XAトランザクション結果リスト」パネルに表示されます。

表1-23に、「XAトランザクション結果リスト」パネル・オプションを示します。

表1-23 「XAトランザクション結果リスト」パネル・オプション
オプション
説明
GTRID
グローバル・トランザクションID。
イニシエータ
開始済プロセス。ここでトランザクションが開始されます。
ステータス
成功したトランザクション。基準:
失敗したトランザクション。基準:
開始時間
XAトランザクションが開始された時刻。
期間(マイクロ秒)
トランザクションの総期間。
実行時間(マイクロ秒)
Oracle Tuxedoサービスごとの総トランザクション時間。
親GTRID
別のOracle Tuxedoドメインからトランザクションが伝播された場合に、以前のドメインのGTRIDが表示されます。

リストのトランザクション項目をクリックすると、トランザクション・パス、関連する呼出しパスIDおよびトランザクションの詳細が、XAトランザクション・パス、対応する呼出しパス相関IDおよびXAトランザクション詳細の各パネルにそれぞれ表示されます。

XAトランザクション・パスには、XAトランザクションのネットワークが、コンポーネント・ツリーに類似したツリー構造で表示されます。XAトランザクション・パス・ツリーの各ノードは、ドメインXAトランザクションを表します。XAトランザクションに複数の/Tドメインが含まれている場合、XAトランザクション分散パスを容易に観察できます。

「対応する呼出しパス相関ID」パネルには、XAトランザクションに関連した呼出しパスがリストされます。XAトランザクションには、複数の呼出しパス相関IDを含めることができます。その場合、XAトランザクション・ポリシー要素および呼出し境界呼出しパス・ポリシー要素を定義する必要があります。この2つの要素が1つのプロセスに適用されると、1つのXAトランザクション・モニタリング・プロセスに複数の呼出しパスが含まれます。呼出しパスIDをクリックすると、呼出しパス・メトリックに、呼出しパスの詳細が表示されます。

表1-24に、「XAトランザクション詳細」パネル・オプションを示します。

表1-24 「XAトランザクション詳細」パネル・オプション
オプション
説明
XAルーチン
トランザクション・ルーチン名は次のとおりです。
  • tpbegin
  • tpcommit
  • tprollback
  • tpabort
  • xa_commit
  • xa_start
  • xa_prepare
  • xa_rollback
  • xa_end
  • tms_msg_xxx (GWTDOMAIN XAトランザクション・アクティビティの場合)
  • xa_msg_xxx (GWTDOMAIN XAトランザクション・アクティビティの場合)
リターン・コード
XAルーチンのリターン・コード。
、「マシン」/「グループ」/プロセス
XAルーチンのプロセス情報。プロセスは、Oracle Tuxedoのサーバーまたはクライアントであることがあります。
開始時間
XAルーチンが開始された時刻。
実行時間(マイクロ秒)
XAルーチンにかかった時間。

ドメイン・ゲートウェイ

モニタリング・プロジェクトには、複数のドメイン・ゲートウェイが含まれる場合がありますが、1つのモニタリング・チャートでは、1つのローカル・ドメイン・ゲートウェイのみをモニタリングできます(データ・ソース整合性のため)。ドロップダウン・メニューで、Tuxedoメトリックをクリックし、ドメイン・ゲートウェイを選択します。「ドメイン・ゲートウェイ・メトリック」ページが表示されます。ドメイン・ゲートウェイ・ページには、2つのパネルがあります。

ドメイン・ゲートウェイの選択

表1-25に、「ドメイン・ゲートウェイ選択」パネル・オプションを示します。

注意: ドメイン・ゲートウェイは、GWTDOMAINのみをサポートします。

表1-25 「ドメイン・ゲートウェイ選択」パネル・オプション
オプション
説明
ドメイン
すべてのドメインを表示します。必須。
ローカル・アクセス・ポイント
このドロップダウン・リストには、「ゲートウェイ」モニタリングで構成されたローカル・ドメイン・ゲートウェイが含まれます。書式は次のとおりです: domain id/group/server id
注意: 1つのグループにあるゲートウェイ・インスタンスは1つだけです。
使用可能なリモート・アクセス・ポイント/選択されたリモート・アクセス・ポイント
選択したローカル・ドメイン・ゲートウェイに接続されているリモート・ドメイン・ゲートウェイ・リンク。DMCONFIGのRDOMです。複数のリモート・ドメインを選択できます。
モニタリング・モード
  • ライブ
    • 集約時間: 有効な関連問合せに適用されます。アルゴリズムは期間です(単位は秒)。
    • リフレッシュ間隔。ライブ・モニタリングのリフレッシュ間隔を指定します(単位は秒)。
  • 履歴
    • 開始/終了: 履歴問合せの期間。
    • 時間ウィンドウ。履歴問合せの集約ウィンドウを指定します(単位は秒)。

ドメイン・ゲートウェイ・モニタリング

表1-26に、「ドメイン・ゲートウェイのモニタリング」パネル・オプションを示します。

表1-26 「ドメイン・ゲートウェイのモニタリング」パネル・オプション
オプション
説明
メトリック
ドロップダウン・リストから、次のメトリックを選択できます。
  • ネットワーク・メッセージ数
  • ネットワーク・メッセージ・バイト
  • ネットワーク保留数
  • ネットワーク保留バイト
  • ネットワーク未処理リクエスト
チャート/表
チャートまたは表の結果が表示されます。デフォルト・ビューはチャートです(折れ線グラフまたは棒グラフ)。1つのサービスが、1系列です。水平軸は、時系列を表します。垂直軸は、選択したメトリックを表します。
表ビューで、「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

BRIDGE

ドメイン・ゲートウェイと同様です。

注意: 「ネットワーク未処理リクエスト」というメトリックはありません。

GWWS

ドロップダウン・メニューのTuxedoメトリックをクリックし、GWWSを選択します。「GWWSメトリック」ページが表示されます。「GWWSメトリック」ページには、2つのパネルがあります。

フィルタによるGWWS問合せ

表1-26に、「フィルタによるGWWS問合せ」オプションを示します。

表1-27 フィルタによるGWWS問合せパネル・オプション
オプション
説明
ドメイン
すべてのドメインを表示します。必須。
GWWS
GWWSサーバー・リスト。デフォルトは、「すべて」です。
モニタリング・モード
  • ライブ
    • 集約時間: 有効な関連問合せに適用されます。アルゴリズムは期間です(単位は秒)。
    • リフレッシュ間隔。ライブ・モニタリングのリフレッシュ間隔を指定します(単位は秒)。
  • 履歴
    • 開始/終了: 履歴問合せの期間。
    • 時間ウィンドウ。履歴問合せの集約ウィンドウを指定します(単位は秒)。

GWWSライブ/履歴モニタリング

表1-28に、「GWWSライブ/履歴モニタリング」パネル・オプションを示します。

表1-28 「GWWSライブ/履歴モニタリング」パネル・オプション
オプション
説明
メトリック
ドロップダウン・リストから、次のメトリックを選択できます。
  • アクティブ・スレッド数(平均アクティブ・スレッド数)
  • 平均インバウンド処理時間(マイクロ秒)
  • 平均アウトバウンド処理時間(マイクロ秒)
  • インバウンド一方向障害数
  • インバウンド一方向成功数
  • インバウンドRPC障害数
  • インバウンドRPC成功数
  • アウトバウンド一方向障害数
  • アウトバウンド一方向成功数
  • アウトバウンドRPC障害数
  • アウトバウンドRPC成功数
  • インバウンド保留リクエスト
  • アウトバウンド保留リクエスト

CICS/IMS/バッチ・ランタイム・メトリック・モニタリング

メトリック収集は、ポリシー・モニタリングによって起動されます。収集したメトリックは、関連メトリック・ページ上で表示できます。「Tuxedo Application Runtimeメトリック」ページには4つのパネルがあります。

「Tuxedo Application Runtimeメトリック」ページにアクセスするには、メニュー・バーのTuxedo Application Runtimeメトリックをクリックします。ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。

CICSトランザクション

CICSトランザクション・モニタリングを使用すると、最新のCICSトランザクション情報を素早く表示できます。

「CICSトランザクション」ページには次のパネルがあります。

CICSトランザクションのフィルタによる問合せパネル

表1-29に、CICSトランザクションのフィルタによる問合せオプションを示します。

表1-29 CICSトランザクションのフィルタによる問合せオプション
オプション
説明
CICS リージョン
すべてのCICSリージョンをリスト表示します。デフォルト値は、"All"です。
トランザクション・クラス
すべてのトランザクション・クラスをリストします。デフォルト値は、"All"です。
トランザクション
すべてのトランザクションを表示します。デフォルト値は、"All"です。
モニタリング・モード
  • ライブ
    • 集約時間: 有効な関連問合せに適用されます。アルゴリズムは期間です(単位は秒)。
    • リフレッシュ間隔。ライブ・モニタリングのリフレッシュ間隔を指定します(単位は秒)。
  • 履歴
    • 開始/終了: 履歴問合せの期間。
    • 時間ウィンドウ。履歴問合せの集約ウィンドウを指定します(単位は秒)。

CICSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・パネル

表1-30に、CICSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・グラフ・タブ・メトリックを示します。

表1-30 CICSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・オプション
オプション
説明
チャート制御
ドロップダウン・リストから、次のメトリックを選択できます。
  • トランザクション呼出しの数
  • 平均実行時間(マイクロ秒)
  • 平均CPU時間(マイクロ秒)
  • 平均システムCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均ユーザーCPU時間(マイクロ秒)
チャート/表
チャートまたは表の結果が表示されます。デフォルト・ビューはチャートです(折れ線グラフまたは棒グラフ)。1つのサービスが、1系列です。水平軸は、時系列を表します。垂直軸は、選択したメトリックを表します。
表ビューで、「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

CICSターミナル

「CICSターミナル」メトリックを使用すると、最新のCICSターミナル情報をすばやく表示できます。

「CICSターミナル」ウィンドウには、次のパネルがあります。

「フィルタによるCICSターミナル問合せ」パネル

表1-31に、フィルタによるCICSターミナル問合せオプションを示します。

表1-31 フィルタによるCICSターミナル問合せオプション
オプション
説明
CICS リージョン
すべてのCICSリージョンをリスト表示します。デフォルト値は、"All"です。
モニタリング・モード
  • ライブ
    • 最小ポリシー間隔: 有効な関連問合せに適用されます。すべての定義済Tuxedo Application Runtimeモニタリング・ポリシーの中での最小値です(単位は秒)。
    • リフレッシュ間隔。ライブ・モニタリングのリフレッシュ間隔を指定します(単位は秒)。
  • 履歴
    • 開始/終了: 履歴問合せの期間。
    • 時間ウィンドウ: 履歴問合せの集約ウィンドウを指定します(単位は秒)。
    • CICSリージョン開始以降チェックボックス: チェックすると、「開始」/「終了」が「開始時刻/停止時間」に変わります。
    • Start Time/Shutdown Time: CICSリージョンの開始時間/停止時間。

「CICSターミナル・ライブ/履歴モニタリング」パネル

表1-32に、「CICSターミナル・ライブ/履歴モニタリング」パネル・オプションを示します。

表1-32 CICSターミナル・ライブ/履歴モニタリングのグラフ・オプション
オプション
説明
チャート制御
ドロップダウン・リストから、次のメトリックを選択できます。
  • 成功トランザクション数
  • 失敗トランザクション数
  • セッション番号
チャート/表
チャートまたは表の結果が表示されます。デフォルト・ビューはチャートです(折れ線グラフまたは棒グラフ)。1つのサービスが、1系列です。水平軸は、時系列を表します。垂直軸は、選択したメトリックを表します。
表ビューで、「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

バッチ・ジョブ

バッチ・ジョブを使用すると、バッチ・ジョブの実行ステータスをモニターできます。これには、フィルタによって問合せとモニター・ビューという2つのパネルが含まれます。

「フィルタによるJESメトリック問合せ」パネル

フィルタリング条件パネルを使用すると、ユーザーはJESシステムでジョブを観察対象に指定するための情報を提供できます。左側には、JESアプリケーション名、ジョブ・クラス、ジョブ優先度およびジョブ所有者のドロップダウン・リストと、ジョブ名の編集ボックスが1つあります。

JESメトリック・モニタリング、ライブ・モニタリングおよび履歴モニタリング用に2つのモードがあります。

表1-33に、UIコンポーネントとその関係を示します。

表1-33 フィルタによるJESメトリック問合せパネル
要素
説明
JESアプリケーション名
ジョブが実行されるJESシステムの種類を指定します。1つの選択ドロップダウン・リストには、ライブ/アクティブな必須項目のみが含まれます。JESツリー・ノード名と同一です。
Job classes
1つまたは複数のクラスを指定します。
Job name
ジョブ名に含まれる検索文字列を指定します。
ジョブ優先度
1つまたは複数の優先度を指定します。
Job owners
1つまたは複数の所有者を指定します。
モニタリング・モード
「ライブ」と「履歴」の2つのモニタリング・モードがサポートされます。
  • ライブ・モニタリング。このモードでは、ユーザーは最新のリフレッシュ・ウィンドウ内でJESシステム実行ステータスをモニターできます。
  • 履歴モニタリング。このモードでは、ユーザーは長期間のJESシステム実行ステータスへの問合せを実行できます。時間ウィンドウは、集約の目的に必要です。
集約時間
履歴モニタリング・モードに適用されます。アルゴリズムは期間です
リフレッシュ間隔
JESシステム・メトリック・コンピューティングのリフレッシュ集約間隔を指定します。ライブ・モニタリングにのみ適用されます。

条件の記入が完了したら、「発行」をクリックします。モニタリング結果ページが右側に表示されます。

JESモニター・ビュー

表1-34 JESモニター・ビュー
要素
説明
チャート制御
「メトリック」ドロップダウン・リストでは、ユーザーはチャートの中で興味のあるメトリック要素を選択できます。
  • 集計時間ウィンドウにおける成功したジョブ数
    集計時間ウィンドウにおける失敗したジョブ数
  • 様々なキュー内の待機中ジョブ数と全キューの合計
  • 平均CPU時間:
    • 集約時間ウィンドウに表示される成功したジョブの平均ユーザーCPU時間(ミリ秒単位)
    • 集約時間ウィンドウに表示される成功したジョブの平均システムCPU時間(ミリ秒単位)
    • 注意: 失敗したジョブには「平均CPU時間」は含まれません。
「休止」/「再開」ボタンを使用すると、一時的にデータのリフレッシュを停止できます。デフォルトは、「休止」です。現在のリフレッシュが進行中であることを示します。クリックすると、「再開」になり、リフレッシュが停止されます。もう一度クリックすると、ステータスがリストアされます。
チャート/表
チャート/表には、チャートまたは表のいずれかのスタイルで結果が表示されます。チャートには、折れ線グラフまたは棒グラフがあります。1つの種類のジョブ・クラスは1つのシリーズです。水平軸は時系列、垂直軸は選択したメトリックを表します。

「エクスポート」ボタンを使用すると、Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

IMSトランザクション

IMSトランザクション・モニタリングを使用すると、最新のIMSトランザクション情報を素早く確認でき、MPPサーバーによって生成されたIMSトランザクション・メトリックが表示されます。

「IMSトランザクション」ページには次のパネルがあります。

IMSトランザクションのフィルタによる問合せパネル

表1-35に、「IMSトランザクションのフィルタによる問合せ」オプションを示します。

表1-35 IMSトランザクションのフィルタによる問合せオプション
オプション
説明
ドメイン
すべてのIMSドメインが表示されます。デフォルト値は空です。
トランザクション・クラス
すべてのトランザクション・クラスをリストします。デフォルト値は空です。
トランザクション
すべてのトランザクションを表示します。デフォルト値は空です。
モニタリング・モード
  • ライブ
    • 集約時間: 有効な関連問合せに適用されます。アルゴリズムは期間です(単位は秒)。
    • リフレッシュ間隔。ライブ・モニタリングのリフレッシュ間隔を指定します(単位は秒)。
  • 履歴
    • 開始/終了: 履歴問合せの期間。
    • 時間ウィンドウ。履歴問合せの集約ウィンドウを指定します(単位は秒)。

IMSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・パネル

表1-36に、IMSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・グラフ・タブ・メトリックを示します。

表1-36 IMSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・オプション
オプション
説明
チャート制御
ドロップダウン・リストから、次のメトリックを選択できます。
  • トランザクション呼出しの数
  • 平均実行時間(マイクロ秒)
  • 平均CPU時間(マイクロ秒)
  • 平均システムCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均ユーザーCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均ユーザーDLI時間(マイクロ秒)
チャート/表
チャートまたは表の結果が表示されます。デフォルト・ビューはチャートです(折れ線グラフまたは棒グラフ)。1つのトランザクションが1つの系列です。水平軸は、時系列を表します。垂直軸は、選択したメトリックを表します。
表ビューで、「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

IMSプログラム

IMSプログラム・モニタリングを使用すると、最新のIMSプログラム情報を素早く確認でき、BMPサーバーによって生成されたIMSプログラム・メトリックが表示されます。

「IMSプログラム」ページには次のパネルがあります。

IMSプログラムのフィルタによる問合せパネル

表1-37に、「IMSプログラムのフィルタによる問合せ」オプションを示します。

表1-37 IMSプログラムのフィルタによる問合せオプション
オプション
説明
ドメイン
すべてのIMSドメインが表示されます。デフォルト値は空です。
プログラム
すべてのプログラムが表示されます。デフォルト値は空です。
モニタリング・モード
  • ライブ
    • 集約時間: 有効な関連問合せに適用されます。アルゴリズムは期間です(単位は秒)。
    • リフレッシュ間隔。ライブ・モニタリングのリフレッシュ間隔を指定します(単位は秒)。
  • 履歴
    • 開始/終了: 履歴問合せの期間。
    • 時間ウィンドウ。履歴問合せの集約ウィンドウを指定します(単位は秒)。

IMSプログラムのライブ/履歴モニタリング・パネル

表1-38に、IMSプログラムのライブ/履歴モニタリング・タブ・メトリックを示します。

表1-38 IMSトランザクションのライブ/履歴モニタリング・オプション
オプション
説明
チャート制御
ドロップダウン・リストから、次のメトリックを選択できます。
  • プログラム・コールの数
  • 平均実行時間(マイクロ秒)
  • 平均CPU時間(マイクロ秒)
  • 平均システムCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均ユーザーCPU時間(マイクロ秒)
  • 平均ユーザーDLI時間(マイクロ秒)
チャート/表
チャートまたは表の結果が表示されます。デフォルト・ビューはチャートです(折れ線グラフまたは棒グラフ)。1つのプログラムが1つの系列です。水平軸は、時系列を表します。垂直軸は、選択したメトリックを表します。
表ビューで、「Excelにエクスポート」ボタンを使用すると、MS Excel互換のファイルに表の内容が配置されます。

IMSシステム・トレース

「IMSシステム・トレース」ページには次のパネルがあります。

検索パネル

表1-39に、「検索」パネルの問合せフィルタを示します。

表1-39 問合せフィルタ
オプション
説明
ドメイン
すべてのIMSドメインが表示されます。デフォルト値は空です。
マシン
選択したドメインに属するすべてのマシンが表示されます。デフォルト値は空です。
グループ
選択したマシンに属するすべてのマシンが表示されます。デフォルト値は空です。
サーバー
選択したグループに属するすべてのマシンが表示されます。デフォルト値は空です。
トランザクション・クラス
1 ~ 999。デフォルト値は空です。
トランザクション
選択したドメインに属するすべてのトランザクションが表示されます。デフォルト値は空です。
プログラム名
選択したドメインに属するすべてのプログラムが表示されます。デフォルト値は空です。
リージョン・タイプ
MPPおよびBMP。デフォルト値は空です。
開始/終了
トランザクション/プログラムの終了期間。デフォルト値は過去24時間です。
最大問合せ出力レコード
返されるレコードの数を制限します。デフォルト値は500です。このフィールドの値が大きすぎると、ブラウザが応答しなくなる場合があります

「リセット」ボタンをクリックすると、すべての問合せフィルタ(最大問合せ出力レコードを除く)が初期ステータスにリセットされます。

「問合せ結果リスト」表

「問合せ」ボタンをクリックすると、検索条件に一致したすべてのトランザクション/プログラム収集インスタンスが「問合せ結果リスト」表に表示されます。「問合せ結果リスト」表に表示されたエントリのいずれかをクリックすると、「詳細情報」パネルに詳細情報が表示されます。

「リフレッシュ」ボタンをクリックすると、最後の問合せがもう一度実行され、最新のDBデータがリスト表にロードされます。

「詳細情報」パネル

このパネルには、「問合せ結果リスト」表で選択したエントリの詳細情報が表示されます。表1-40に、詳細情報を示します。

表1-40 詳細情報
名前
説明
ドメイン
TuxedoドメインID
マシン
マシン名
グループ
グループ名
サーバー
サーバー名
サーバーID
TuxedoサーバーID
PID
サーバーのPID
トランザクション・クラス
IMSトランザクション・クラス
トランザクション名
IMSトランザクション名
プログラム名
IMSプログラム名
ロジック端末
ロジック端末名
リージョン・タイプ
IMSリージョン・タイプ(MPPまたはBMP)
ユーザーID
OSユーザーID
開始時間
IMSトランザクション/プログラムの開始時点
終了時間
IMSトランザクション/プログラムの終了時点
経過時間
IMSトランザクション/プログラムの開始から終了までの経過時間(マイクロ秒)
システムCPU時間
システムCPU時間(マイクロ秒)
ユーザーCPU時間
ユーザーCPU時間(マイクロ秒)
PSB名
IMS PSB名
プログラム経過時間
IMSプログラム経過時間(マイクロ秒)
現在のSPAサイズ
SPAサイズ
異常終了コード
プログラムの異常終了コード
DL/Iでの経過時間
DL/Iでの合計経過時間(マイクロ秒)
エンキュー番号
キューにプッシュされたメッセージ番号
デキュー番号
キューからポップされたメッセージ番号
DLIサマリー情報
DLIサマリー情報が表で示されます。1つのトランザクション/プログラムに複数のDLIエントリが含まれている場合があります。表には、「DL/Iイベント名」、「DL/Iタイプ」、「DL/I呼出し数」、「DL/I合計期間(マイクロ秒)」の4つの列があります。

CICS/バッチ管理

バッチ・ジョブの発行

JESジョブ送信を使用すると、TSAM Plusコンソールからすばやくジョブを送信できます。詳細は、Oracle ART Runtimeのドキュメントを参照してください。

注意: JESジョブ送信およびモニタリングを有効化するには、JESMONITOR環境変数を「はい」に設定してから、LMSサーバーを開始し、JES構成ファイルにJOBREPOSITORYを設定して、ジョブ・リポジトリのパスを指定する必要があります。
注意: JOBREPOSITORY値がJES構成ファイルにない場合、リスト・パネルにはAPPDIRのJOBが表示されます。

JESジョブ送信のウィンドウには、次のパネルがあります。

「JESアプリケーション選択」パネル

使用可能なジョブのリストをクリックすると、選択したJESアプリケーションが動作している場合、すべての利用できるジョブ・スクリプト・ファイルが「ジョブ・ファイル情報リスト」パネルにリストされます。

「ジョブ・ファイル情報リスト」パネル

表1-41に、「JESジョブ・ファイル情報リスト」パネル・オプションを示します。

表1-41 ジョブ・ファイル情報リスト・パネル・オプション
オプション
説明
スクリプト名
ジョブ・スクリプト・ファイル名。
名前
ジョブ名。
優先度
ジョブ優先度。
クラス
ジョブ・クラス。使用できる値は、[0-9]です
再起動オプション
ジョブを再起動するために使用する手順の名前
実行タイプ
ジョブの実行内容を示します。次のいずれかを選択します。
COPY - sysoutへの出力ストリーム内でジョブを直接コピーします。
HOLD - システムがジョブを保持します。
JCLHOLD - JESがジョブを保持します。
スキャン - JCL内で構文エラーのみをスキャンします。
バージョン
EJRランタイム・エンジンのバージョン。
開始ラベル
開始する最初のフェーズのラベル
EJRオプション
ジョブ開始時に使用するEJRオプションを入力します。
シェル・オプション
ジョブ開始時に使用するシェル・オプションを入力します。

項目を選択して、「実行」をクリックします。ジョブが正常に送信されると、表示メッセージが次のように表示されます。

ジョブxxxxの送信に成功しました。ここで「xxxx」はジョブIDです。「ジョブの表示」をクリックすると、 詳細メッセージが表示されます。失敗すると、エラー・メッセージが表示されます。

バッチ・ジョブの検索/表示

「JESジョブ」メトリックを使用すると、最新のJESジョブ情報をすばやく表示できます。

JESジョブのウィンドウには、次のパネルがあります。

「フィルタによるJESジョブ問合せ」パネル

表1-42に、「フィルタによるJESジョブ問合せ」オプションを示します。

表1-42 フィルタによるJESジョブ問合せオプション
要素
説明
JESアプリケーション
ジョブが実行されるJESシステムの種類を指定します。1つの選択ドロップダウン・リストには、ライブ/アクティブな必須項目のみが含まれます。JESツリー・ノード名と同一です。
Job classes
1つまたは複数のクラスを指定します。
ジョブ名
ジョブ名に含まれる検索文字列を指定します。
ジョブ優先度
1つまたは複数の優先度を指定します。
Job owners
1つまたは複数の所有者をセミコロン(;)またはカンマ(,)で区切って指定します。
ジョブ・ステータス
次のステータス・カテゴリのいずれかを指定します。
  • 実行中
  • CONVING
  • WAITING
  • DONE
  • FAIL
  • HOLD_WAITING
  • HOLD_CONVING
  • INDOUBT
  • 破棄
直近の _ 秒以内に送信
直近の指定した秒数以内に送信した最近のジョブを問い合せます
発行期間
特定の期間に送信したJESジョブを問い合せます。

「ジョブIDによる問合せ」サブフォームを使用することで、正確なジョブIDを問い合わせることもできます。ジョブIDを入力し、「問合せ」をクリックします。検出された場合は、対応するジョブが結果にリストされます。

「Jobs問合せ結果リスト」パネル

表1-43に、JESジョブ問合せ結果リスト表の列を示します。

表1-43 ジョブ問合せ結果リスト表の列
ソート・オプション
説明
名前
ジョブ名。
ID
ジョブID
ノード
マシン名
所有者
ジョブ優先度を送信した個人
優先度
ジョブ優先度。
現在のキュー
ジョブが配置される現在のキュー。
クラス
ジョブ・クラス。使用できる値は、[0-9]です
発行時間
ジョブを送信した時刻。
終了時間
ジョブが完了した時刻。
ステータス
ジョブ・ステータス。

問合せで取得したジョブ・リスト・エントリに対してなんらかのアクションを行うことができます。「リフレッシュ」ボタン以外にも、取消しパージ保留、および解放アクションが、選択したジョブで使用できます。ジョブの取消しおよびパージ動作は、artjesadminコマンドと同じです。コマンドの戻りステータスは、ポップアップ・ウィンドウに表示されます。

注意: ステータスがCONVINGまたはWAITINGのときにのみ、ジョブは保留されます。
注意: ジョブのステータスがHOLD_WAITINGのときにのみ、ジョブはリリースされます。
注意: ジョブがPURGEキューにないときのみ、ジョブはパージされます。

2つの追加アクション/ボタン(ジョブ・ログジョブSysout)が、ジョブ・ログとジョブSysout情報を表示するボタン・バー上に配置されます。

注意: ジョブ・ログまたはジョブSysoutが10, 000バイトを超える場合は、ファイルは切り捨てられます(つまり、最後の10,000バイトのみが保持されます)。
注意: パージされたジョブには、表示するジョブ・ログとジョブSysoutが含まれません。

リスト表の下にある「Excelにエクスポート」ボタンをクリックすると、ジョブ・リスト表のすべてのレコードを.xlsファイルにエクスポートできます。

注意: Internet Explorerを使用していて、IEのセキュリティが、「中」以上に設定されている場合、「Excelにエクスポート」ボタンをクリックすると、警告メッセージがポップアップします。警告を無視するには、もう一度エクスポート・ボタンをクリックします。
モニタリング・モードの選択

問合せ結果リスト・パネル・ツールバーで「リフレッシュ間隔」を指定することで、モニタリングを自動リフレッシュ・モードに変更できます。自動リフレッシュはデフォルトでは無効化されています。リフレッシュ頻度は次のように設定できます。

「ジョブ詳細情報」パネル

ジョブ問合せ結果リスト表のジョブを選択すると、選択したジョブの詳細情報が、「ジョブ詳細情報」パネルに表示されます。ジョブ詳細情報は一目瞭然で、次の項目が含まれます。

注意: ジョブ詳細情報は、ジョブ問合せリストとともに取得されます。内容には、最新情報が反映されない場合があります。最新のジョブ詳細を表示するには、「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

バッチSyslogの検索/表示

Oracle TSAM Plusでは、バッチJESシステム・ログを問い合せることができます。

バッチSyslogウィンドウには、次のパネルがあります。

フィルタによるJES Syslog問合せパネル

表1-44に、フィルタによるJES Syslog問合せオプションを示します。

表1-44 フィルタによるJES Syslog問合せオプション
オプション
説明
JESアプリケーション
JES syslogの表示に使用するJESシステムを指定します
ジョブ名
ジョブ名に含まれる検索文字列を指定します
生成: 過去
過去数秒のうちに生成されたsyslogを問い合せます
生成: 期間
特定の期間に生成されたsyslogを問い合せます

関連ジョブIDを使用して厳密にsyslogを問い合せることもできます。「ジョブIDによる問合せ」フィールドにジョブIDを入力して、「問合せ」をクリックします。検索をすると、対応するsyslogが結果にリストされます。

JES Syslog問合せ結果パネル

デフォルトでは、バッチJES syslogの最新の5000行のみが表示されます。システムに追加のログが存在する場合、前のチャンクまたは次のチャンク・ボタンをクリックして、システム・ログの前または次の5000行(チャンクのサイズ)を表示できます。

現在のチャンクでは、「最初のページ」、「前のページ」、「次のページ」、「最後のページ」の各ボタンをクリックして、システム・ログを参照できます。

CICSリソースの表示/編集

Oracle TSAM Plusを使用すると、Oracle Tuxedoマスター・ノード上でCICSリソース構成ファイルの問合せや編集ができます。

注意: この機能を有効化するには、ARTADMサーバーが各ノード上で実行されており、KIXCONFIG環境変数がCICSリソース・ファイル・ディレクトリに設定されていることを確認します。

CICSリソースの問合せ

リージョンごとにCICSリソースを問い合わせることができます。CICSリージョンを選択して「問合せ」ボタンをクリックすると、すべてのCICSリソース構成ファイルがリスト表示されます。「リフレッシュ」ボタンをクリックして、選択したCICSリージョンのCICSリソース・リストを更新することもできます。

CICSリソースの編集/表示

ユーザー管理で構成された権限に応じてCICSリソースを編集または表示できます。

CICSリソース構成ファイルを編集するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. リージョン・ドロップボックスからCICSリージョンを1つ選択し、「問合せ」ボタンをクリックします。選択したリージョンに属するすべてのCICS構成ファイルがリストされます。
  2. 構成ファイルを選択し、「編集」ボタンをクリックします。
  3. 注意: 「編集」ボタンは、選択した構成ファイル数が1のときに有効化されます。
  4. 「更新」ボタンをクリックし、変更を保存します。「戻る」ボタンをクリックし、ファイルを変更せずにCICSリソースのリストに戻ることもできます。
  5. 注意: リストのファイルにフォーマット・エラーがある場合、エラー・メッセージが表示されます。

詳細は、 Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchのドキュメントを参照してください。

ユーザー/データ管理

「管理」をクリックして、ドロップ・ダウン・リストから次を選択します。

ユーザー管理

「ユーザー・リスト」では、ユーザーおよびグループの追加、編集および削除を行うことができます。Oracle TSAM Plusグループは、権限のセットです。デフォルトのグループは、「administrator」およびviewerです。これらは削除できません。

Oracle TSAM Plusユーザーは、1つ以上のグループに属することができます。Oracle TSAM Plusがインストールされたとき、デフォルトのユーザーは「admin」(インストール時に構成されます)であり、削除できません。

「グループ・リスト」ボタンをクリックすることによって「グループ・リスト」メニュー・バーに入り、「ユーザー・リスト」ボタンをクリックすることによって、「ユーザー・リスト」メニュー・バーに戻ることができます。表1-45に、「ユーザー・リスト」メニュー・バーのオプションを示します。

表1-45 「ユーザー・リスト」メニュー・バー
要素
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
プロパティの変更
システムにログインした後で、ユーザーのプロパティを変更できます(適切な権限が設定されている場合)。
ユーザー管理管理者権限を持っている場合、すべてのユーザー・プロパティをユーザー管理ウィンドウから変更できます。編集するユーザーを選択して 「プロパティの変更」ボタンをクリックします。自身を選択した場合、自分自身のプロパティを変更できます。
現在のプロパティ設定が、対応するテキスト・フィールドに表示されます。次のプロパティに、新しい値を入力します。
  • 氏名
  • 説明
  • グループ
パスワードの変更
システムにログインした後で、ユーザーのパスワードを変更できます(適切な権限が設定されている場合)。元のパスワードを入力してから、新しいパスワードを入力します。
パスワードは6から16文字に制限され、次の文字を含むことができます: 英数字、アンダースコア。
「ユーザー管理」管理者権限を持っている場合、すべてのユーザー・パスワードを「ユーザー管理」ウィンドウから変更できます。パスワードを変更するユーザーを選択して、「パスワードの変更」ボタンをクリックします。自身を選択した場合、自分自身のパスワードを変更できます。
パスワードを変更するには、「パスワードの変更」をクリックします。操作を取り消して「ユーザー管理」ウィンドウに戻るには、「戻る」をクリックします。

注意: TSAM Plusのユーザー・パスワードは180日間有効です。有効期限が切れる前にユーザー・パスワードを変更する必要があります。パスワードの有効期限が切れた場合は、tsam.logファイルに記録されている関連情報を参照できます。

ユーザーの作成
新しいユーザーを追加できます。次を入力する必要があります。

注意: 「ユーザーの作成」ボタンは、現在ログインしているユーザーが「ユーザー管理」管理者権限を持っている場合のみ使用可能です。

  • 名前(*)
  • ユーザーのログイン名。ユーザー名は5から16文字に制限され、次の文字を含むことができます: "[a-z]、[A-Z]、[0-9]、_"。先頭の文字は、[a-z]または[A-Z]であることが必要です。

  • 氏名
  • ユーザーのフルネーム。ユーザーのフルネームは128文字以内に制限され、次の文字を含むことができます: 英数字、アンダースコア、スペースまたはピリオド。

  • パスワード(*)
  • ユーザーのパスワード。パスワードを入力し、パスワードを確認する必要があります。パスワードは6から16文字に制限され、次の文字を含むことができます: 英数字、アンダースコア。

  • 説明
  • ユーザーの説明。説明は255文字以内に制限され、次の文字を含むことができます: 英数字、アンダースコア、スペースまたはピリオド。

  • グループ(*)
  • ドロップダウン・リスト。作成されたユーザーは、1つ以上のグループに属することができます。

ユーザーの削除
選択したユーザーを削除します。
オンライン・ユーザー
すべてのオンライン・ユーザーの情報が、「オンライン・ユーザー」ウィンドウに表示されます。ユーザーについて入手できる情報は、名前、IP アドレス、ログイン時刻およびセッションIDなどです。
リフレッシュ
ユーザー情報リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

表1-46に、「グループ・リスト」ボタン・バーのオプションを示します。

表1-46 「グループ・リスト」ボタン・バー
要素
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
変更
グループのプロパティを変更できます。
現在のログイン・ユーザーがグループ管理の管理者権限を持っている場合、「変更」ボタンを使用できます。編集するグループを選択して「変更」ボタンをクリックします。
現在のプロパティ設定は、ウィンドウ内の、対応するテキスト・フィールドに表示されます。次のプロパティに、新しい値を入力します。
  • 説明
  • 権限
グループの作成
新しいグループを追加できます。次を入力する必要があります。

注意: 現在のログインするユーザーが「ユーザー管理」管理者権限を持っている場合、「グループの作成」ボタンを使用できます。設定する必要がある権限は、入力バーの下に表示され、リストされます。

  • 名前(*)
  • グループ名。ユーザー名は5から16文字に制限され、次の文字を含むことができます: "[a-z]、[A-Z]、[0-9]、_"。先頭の文字は、[a-z]または[A-Z]であることが必要です。

  • ID
  • グループID。0以上の整数である必要があります。

    注意: LDAP認証を使用する場合、グループIDは、LDAPサーバーの対応するユーザーのものと同じである必要があります。
  • 説明
  • グループの説明。説明は、255文字に限定されています。次の文字を含むことができます: 英数字、アンダースコア、スペースまたはピリオド。

  • 権限(*)
  • 表。グループ権限を設定できます。

グループの削除
選択したグループを削除します。属しているユーザーがいるグループは削除できません。
リフレッシュ
グループ情報リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

Oracle TSAM Plusグループ/ユーザー権限

表1-47に、Oracle TSAM Plusのグループ/ユーザー権限のオプションを示します。

表1-47 Oracle TSAM Plusグループ/ユーザー権限
カテゴリ
権限
ユーザー管理
view、administrate
グループ管理
view、administrate
データの管理
administrate
Tuxedoコンポーネント・ツリー
view、administrate
ARTリージョン・ツリー
view、administrate
JESコンポーネント・ツリー
view、administrate
グローバル・パラメータ設定
view、administrate
Tuxedoポリシー定義
view、administrate
ARTポリシー定義
view、administrate
Tuxedoアラート定義
view、administrate
ARTアラート定義
view、administrate
Tuxedoアラート
view、administrate
ARTアラート
view、administrate
Tuxedoメトリック
サービス・メトリックの表示、呼出しパス・メトリックの表示、トランザクション・メトリックの表示、ゲートウェイ・メトリックの表示、ブリッジ・メトリックの表示、GWWSメトリックの表示
ARTメトリック
ターミナル・メトリックの表示、CICSトランザクション・メトリックの表示
JESメトリック管理
JESメトリックの表示、administrate

注意: 次の点に注意してください。

データの管理

「データ管理」を使用すると、Oracle TSAM Plusデータベース・データをパージできます(データベース内のモニタリング・データや、データベース内の無効なOracle Tuxedoコンポーネントなど)。

モニタリング・メトリック・データのパージ

サーバー/サービスのデータ、呼出しパス/XAトランザクションのデータなど、すべてのモニタリング・データをパージできます。モニタリング・データをパージするには、次の操作を行います。

  1. パージする種類を選択します。
    • すべて
    • 呼出しパス
    • ブリッジ
    • GWTDOMAIN
    • サービス
    • XAトランザクション
    • GWWS
    • アラート
    • Tuxedo CICSターミナル
    • JES
    • IMS
    • 注意: Tuxedo CICSトランザクションのデータをパージする場合、「サービス」タイプを選択できます。
  2. TSAM Plusのバージョンに応じて、次のいずれかを指定します。
    • (12.1.3 GAの場合)期間を選択します。
    • 「任意」、「前」、「週」または「月」を選択して、パージ期間を入力できます。

      注意: 「パージ」ボタンは、ログインしたユーザーにデータ管理権限がある場合に使用できます。
    • (12.1.3ローリング・パッチ008以降の場合)モニタリング・データをパージするまでの経過時間の日数を設定します。
  3. 「パージ」をクリックすると、データベースからモニタリング・データが削除されます。

無効なTuxedoコンポーネント・ノードのパージ

Tuxedoコンポーネントは、Tuxedoアプリケーション側の管理操作が原因で、「INValid」ステータスに変更されることがあります。デフォルトでは、「INValid」Tuxedoコンポーネントは、データベースから削除されません。顧客は、「データ管理」ウィンドウで、すべての「INValid」Tuxedoコンポーネントをパージできます。

注意: 現時点では、「データ管理」ページでの、すべての「INValid」Tuxedoコンポーネントのパージのみがサポートされています。無効なコンポーネントは、コンポーネント・ツリーでパージできます。

グローバル・パラメータ

「グローバル・パラメータ」ページには次のタブがあります。

表1-48に、TSAM Plusグローバル・プロパティを示します。

表1-48 TSAM Plusグローバル・プロパティ
プロパティ
説明
TSAM Plusユーザー・パスワード存続期間(日)
ユーザー・パスワードが有効な期間(日数)です。値は0から2147483647までを指定できます。デフォルト値は180日です。0を指定した場合、パスワードは期限切れになりません。
サービス・メトリックで選択された最大のサービス数
サービス・メトリックで選択された最大のサービス数。
コール・パターン計算スケジュール
コール・パターンに対して実行される統計ジョブの期間。有効な値はDAILYまたはHOURLYです。DAILYがデフォルト値です。
このパラメータの変更はすぐに有効になります。
このパラメータはOracle Databaseにのみ適用されます。TSAMデータベースがDerbyの場合、これは表示されません。
コール・パターン計算遅延(分)
コール・パターンに対して実行される統計ジョブの、1時間後または1日後の遅延(分)。スケジュールがHOURLYの場合、有効な値は10から59までで、30がデフォルト値です。スケジュールがDAILYの場合、有効な値は10から1439までで、120がデフォルト値です。
このパラメータの変更はすぐに有効になります。
このパラメータはOracle Databaseにのみ適用されます。TSAMデータベースがDerbyの場合、これは表示されません。
自動データ・パージ
データを自動的にパージするかどうか。FALSEがデフォルト値です。
このパラメータの変更は、すぐにOracleデータベースに格納されます。「自動データ・パージ」TRUEの場合、期限の切れたモニタリング・データは、毎日のメンテナンスの値で設定された時刻にパージされます。
このパラメータはOracle Databaseにのみ適用されます。TSAMデータベースがDerbyの場合、これは表示されません。
モニタリング・データの保持日数
データがパージされるまでの間、保持される日数。パージがFALSEの場合、これは-1に設定され、編集できません。パージがTRUEの場合、有効な値は0から2880までです。
このパラメータの変更は、すぐにOracleデータベースに格納されます。「自動データ・パージ」TRUEの場合、期限の切れたモニタリング・データは、毎日のメンテナンスの値で設定された時刻にパージされます。
このパラメータはOracle Databaseにのみ適用されます。TSAMデータベースがDerbyの場合、これは表示されません。
毎日のメンテナンス(12.1.3ローリング・パッチ008以降の場合)
Oracle Databaseの日次メンテナンス・ジョブ(TSAM_JOB_DAILY)が実行されるスケジュールを変更します。TSAM_JOB_DAILYは、「自動データ・パージ」TRUEの場合に、期限の切れたモニタリング・データをパージします。

表1-49に、各パネルのTSAM Plusマネージャ・プロパティを示します。

表1-49 マネージャ・パラメータ・プロパティ
プロパティ
説明
デフォルトの上位Nのサービス
「サービスのモニタリング」ページの、最もアクティブなサービスの数。デフォルト値は2です。
「Tuxedo Application Runtime機能有効」チェックボックス
Oracle Tuxedo Application Runtime関連のコンポーネント/ページがTSAM Plusコンソール上に表示されるかどうかを示します。

注意: 「Tuxedo Application Runtime機能の有効化」を選択または選択解除した場合、変更を有効にするためにOracle TSAM Plusアプリケーションを再起動する必要があります。

同期問合せタイムアウト(秒)
JESジョブ問合せのタイムアウト値を設定できます(単位は秒)。デフォルト値は30秒です。
認証タイプ
この値で、TSAM Plusマネージャで使用される認証方法を指定します。LDAPOnlyおよびLocalFirstが任意の値です。
LDAPOnlyを指定すると、LDAPを使用して認証が行われます。
LocalFirstを指定すると、TSAM PlusマネージャはまずTSAM Plusデータベースで認証を試みます。
デフォルト値はLocalFirstです。
構成ファイル・バックアップ・ディレクトリ
構成ファイルのバックアップ用ディレクトリ。デフォルト・パスは$USER_INSTALL_DIR$です。

注意: 構成ファイルを正常にバックアップするには、バックアップ・ディレクトリのファイル権限を適切に設定するか、バックアップ・ディレクトリのファイル所有者と同じアカウントを使用してTSAM PlusマネージャのWebサーバーを起動してください。

最大永続性スレッド数
永続性スレッド・プール内の永続性スレッド数を示します。この数を、TSAM Plusマネージャのデータ・サーバーを実行しているホストのCPU数より大きくしないでください。デフォルト値は2です。
データ永続キュー・サイズ(12.1.3 GAの場合)
キュー内のメトリック・エンティティ・リストの最大値。デフォルト値は5000です。
データ永続キュー・サイズ(12.1.3ローリング・パッチ008以降の場合)
トラフィック制御前の永続キューにあるメトリック・エンティティ・リストの最大。デフォルト値は5000です。
キューの完全スリープ間隔(ミリ秒)(12.1.3 GAの場合)
MAX_INQUEUE_RUNNER_NUMを超過した場合のスリープ間隔を示します(単位はミリ秒)。デフォルト値は500です。
キューの完全スリープ間隔(ミリ秒)(12.1.3ローリング・パッチ008以降の場合)
データ永続キュー・サイズの値を超えた場合のLMSスリープ間隔(ミリ秒単位)を指定します。デフォルト値は500です。データ永続キュー・サイズの値を超えた場合、TSAM Plus Managerの永続スレッドは通常どおりデータ・メトリックを処理し、スリープ間隔(ミリ秒単位)でLMSにレスポンスを送信します。LMSは、次のデータ・メトリックを送信する前にその間隔スリープします。
タイムアウト・シャットダウン(秒)
Oracle TSAM Plusマネージャを停止した後でメトリック・エンティティ永続スレッドにジョブを完了する機会を提供するためのタイムアウトを示します(単位は秒)。デフォルト値は30です。
DYNAMIC_RAPの有効化
DYNAMIC_RAP (BDMCONFIGで構成)機能をOracle Tuxedo JCAアダプタがサポートするかどうかを示します。このパラメータを有効にした場合、DYNAMIC_RAPによって接続されるリモートJCAアダプタ・ドメインをドメイン・ゲートウェイ・モニター・ページから選択できます。
TSAM Plusマネージャのログ・レベル
TSAM Plusマネージャのログ・レベル・コントロール。デフォルト値は情報です。(トレース、デバッグ、情報、警告、エラー)。
ログ・レベルの変更はすぐに有効になります。アプリケーション・サーバーを再起動する必要はありません。
JPA SQLログ・レベル
JPA SQLのログ・レベル・コントロール。デフォルト値は警告です。(トレース、デバッグ、情報、警告、エラー)。
ログ・レベルの変更はすぐに有効になります。アプリケーション・サーバーを再起動する必要はありません。
最大JVMメモリーしきい値(%)(12.1.3ローリング・パッチ008以降の場合)
TSAMデータ・サーバーが使用できる最大JVMメモリー(%)を指定します。TSAMデータ・サーバーによって実際に使用されているJVMメモリーが、このしきい値より大きい場合、LMSから新しいデータを受信すると、TSAM ManagerはHTTP 501リターン・コードを送信します。LMSは、後でデータ送信を再試行します。デフォルト値は90(%)です。

コマンドの変更ボタンをクリックすると、変更がDBまたはプロパティ・ファイルに保存されます。TSAM Plusマネージャを再起動する必要がある場合は、その情報がポップアップ・ボックスに表示されます。

「リフレッシュ」コマンドをクリックすると、各プロパティの現在の値がDBまたはプロパティ・ファイルからロードされます。

ブラックアウト

ブラックアウト管理機能により、ユーザーはメトリック・データの収集スケジュールを簡単に制御できます。ブラックアウトが開始されると、TSAMマネージャとエージェントの間のメトリック・データ通信が行われなくなります。ブラックアウトは、即座に開始または終了することも、特定のスケジュールに従って開始または終了することもできます。

ブラックアウト定義のリスト

「ブラックアウト・リスト」パネルには、定義済のブラックアウト定義がすべて表示されます。ブラックアウト・ポリシーはドメイン・レベルで有効化されます。ブラックアウト・リストには、各ブラックアウト定義の次の情報が含まれています。

表1-50 「ブラックアウト・リスト」表の内容
説明
選択
チェック・ボックス。
ブラックアウト名
グローバルに一意のブラックアウト名。
ドメインID
ブラックアウトを定義するドメイン。
ステータス
有効/無効
このステータスは、このブラックアウトが有効かどうかを示します。
スケジュール・サマリー
ブラックアウト・スケジュールのサマリーが表示されます。ポリシーの内容はxmlで編成され、各ポリシーが次の子ノードを持ちます。
  • starttime: 開始時間(秒単位)。
  • duration: 期間(秒単位)。無限の場合は-1
  • endtime: 終了時間(秒単位)。終了時間を指定しない場合は-1
  • repeattype: 繰返しタイプ。
  • repeatvalue: 繰返しの値。デフォルト値は0です。
  • heartbeat: ハートビート間隔。ハートビートを停止する場合は-1

注意: 同じネームスペースを共有する場合は、「ブラックアウト名」と「ポリシー名」は異なっている必要があります。

表1-51に、取ることのできるアクションを示します。

表1-51 「ブラックアウト・リスト」表のコントロール
コントロール
説明
追加
特定のドメインのブラックアウト・スケジュールを追加します。ブラックアウトの作成は、「ブラックアウトの編集」ページで行います。
削除
選択されているドメインの定義済ブラックアウトを削除します。エージェントとマネージャの間の接続に問題がなければ、このドメインのブラックアウトが削除されます。
有効
選択されているブラックアウトを即座に有効にします。
無効化
選択されているブラックアウトを即座に無効にします。
編集
ブラックアウト定義を編集します。複数のブラックアウトが選択されている場合、このコントロールは無効になります。
クローン
選択されているブラックアウトと同じスケジュールで新規のブラックアウトを追加します。複数のブラックアウトが選択されている場合、このコントロールは無効になります。
リフレッシュ
表をリフレッシュします。

ブラックアウト定義の追加/編集

「ブラックアウト・リスト」表で「作成」または「編集」ボタンをクリックすると、ブラックアウトの作成/編集ページが表示されます。表1-52に、ブラックアウト・スケジュールを定義するために入力する必要のあるフィールドを示します。

表1-52 ブラックアウトの作成/編集のフィールド
フィールド
オプション
説明
検証
名前
 
グローバルに一意のブラックアウト名。
255文字を超えないようにしてください。
ドメイン
 
対応するドメイン。
 
ハートビート
頻度
 
エージェントがハートビートを送信する頻度。このチェック・ボックスが選択されていない場合、エージェントはハートビートを送信しません。
 
開始
即時
ブラックアウトの開始時間。ユーザーがこのブラックアウトを保存したときのTSAMマネージャの現在時刻に変換されます。
 
後で
ブラックアウトの開始日時を指定します。
有効な日付文字列
期間
無限
ブラックアウトは終了しません。
 
長さ
ブラックアウトの継続時間(時間/分単位)。
時間は、範囲(0,1000000)の数値で指定してください。
分は、範囲(0,59)の数値で指定してください。
時間と分を同時にゼロにしないでください。
期限
指定した時間まで。
有効な日付文字列
繰返し
タイプ
ブラックアウトを繰り返す頻度。
毎分、毎時、毎日。毎週、毎月。
 
頻度
繰り返し期間。
範囲(0,1000000)の数値で指定してください。
終了日
終了日なし
無限に繰返し。
 
終了日指定
繰返しの終了日時を指定します。
有効な日付文字列

注意: TSAM Plusマネージャはエージェントと同期が取れている必要があります。TSAM Plusコンソールで入力した時間はすべて、TSAM Plusマネージャのタイム・ゾーンと見なされます。

「追加」および「追加して有効化」ボタンは、新規のブラックアウトを作成すると表示されます。

「保存」および「保存して有効化」ボタンは、既存のブラックアウトを編集すると表示されます。

アラート・モニタリング

「アラート」をクリックして次のいずれかを選択します。

Tuxedoアラート定義

ドロップダウン・リストから、「アラート」をクリックし、Tuxedoアラート定義を選択します。このパネルには、利用できるアラート定義がリストされます。また、アラート定義を作成、編集および管理できます。

表1-53表1-54に、「Tuxedoアラート定義」メニュー・バーTuxedoアラート列のオプションをそれぞれ示します。

表1-53 「Tuxedoアラート定義」メニュー・バー・オプション
オプション
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示される列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列の順序の表示方法を変更します。
追加
新しいアラート定義を作成します。
削除
アラート定義を削除します。
有効
アラート定義を有効化します。
無効化
アラート定義を無効化します。
編集
アラート定義を変更します。
クローン
現在のアラートと同じ定義で、ただし名前は空欄にして新しいアラートを作成します。
アラート
このアラート定義によって生成されるすべてのアラートが表示されます。
リフレッシュ
アラート定義リストをリフレッシュします。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

表1-54 Tuxedoアラートの列
説明
「選択」チェックボックス
現在のページで、処理するアラート定義のセットを選択します。
名前
アラート定義で指定されたアラート名。
ステータス
アラートのステータスが表示されます。ステータスは、有効または無効です。
有効: アラート定義有効化リクエストがOracle Tuxedoに送信されました。
無効化: アラート定義無効化リクエストがOracle Tuxedoに送信されました。
タイプ
モニタリング・カテゴリおよびシステムは、ポリシー定義と整合的です。カテゴリ・タイプは次のとおりです。
  • 呼出しパス
  • サービス
  • XAトランザクション
  • BRIDGE
  • GWTDOMAIN
  • GWWS
評価条件
アラート・トリガー条件のFMLブール式
Tuxedoコンポーネント
リソースFMLブール式(ポリシー定義と同様)。

「新しいアラートの定義」ページ

アラート定義リスト・メニュー・バーの、「追加」「編集」または「クローン」ボタンをクリックします。「新しいアラートの定義」ページが表示されます。ここで、具体的なOracle Tuxedoアラート定義を定義できます。

「新しいアラートの定義」ページは、次の4つのセクションに分けられます。

アラート・プロパティ

表1-55に、アラート・プロパティ・オプションを示します。

表1-55 アラート・プロパティ・オプション
オプション
説明
名前
アラートの名前。アラートを通じてグローバルに一意である必要があります。名前値は255文字に限定され、プロジェクトの範囲内で一意である必要があります。先頭の文字に、 「.」は使用できません。
タイプ
アラートのタイプ。モニタリング・ポリシーに基づきます。ドロップダウン・リストには、次の項目が含まれます。
  • 呼出しパス
  • サービス
  • サービス・アラートを選択すると、「メトリック独立性の確認」チェックボックスが表示されます。これを使用すると、Oracle TSAM Plusが、メトリック収集と無関係なサービス・タイムアウトをチェックできます。サービスの実行中にアラートを生成できます。チェックすると、「処理」オプション・ドロップダウン・メニューから「削除メッセージ」が削除されます。

  • XAトランザクション
  • GWTDOMAIN
  • BRIDGE
  • GWWS
重大度
「重大度」ドロップダウン・リストには、次の重大度レベルがあります。
  • 致命的
  • クリティカル
  • 警告
  • 情報
間隔
整数値を受け入れます(単位は秒)。現在のアラートは、この間隔の間に1度だけ評価されます。目的は、類似したシナリオで、アラートの量を抑えることです。間隔値が0の場合、アラートが報告されます。
操作
アラート定義が「true」に設定された場合、どのようなアクションを実行するかを指定します。次のアクションがサポートされています。
  • Tuxedoイベント・ブローカにパブリッシュ
  • イベントが、Oracle Tuxedoイベント・ブローカにpostされます。イベント名は、デフォルトでアラート名です。手動で指定することもできます。バッファは、メトリックのスナップショットを含んでいるFML32バッファです。

  • 削除メッセージ
  • このアラートの評価がtrueの場合、リクエスト・メッセージは削除され、呼出しは失敗します(TPESYSTEM)。これは、呼出しパス・タイプおよびサービス・タイプのアラートにのみ適用されます。

    評価点は、IPCキュー(呼出しパス)に送信されるリクエストの前と、そのリクエストがIPCキュー(呼出しパス、サービス)から取得された後に到来します。このアラートは、停滞したリクエストに対する不要なサービス処理を回避するために使用できます。たとえば、リクエスト・メッセージのIPCキュー内待機時間が特定のしきい値を上回る場合、クライアントがすでにタイムアウトしていることがあります。この場合、アクションにより、停滞したリクエストを削除できます。アプリケーション・サーバーはそれを処理しません。

注意: 組込みTuxedo呼出しの中でメッセージの削除アクションが実行されると、呼出し全体が失敗します。

Tuxedoコンポーネント

「コンポーネント・スコープ」パネルには、次の選択項目があります。

入力方式を選択するには(ドロップダウン・リストを使用するか、手動でFML32ブール式を入力するか)、ラジオ・ボタンをクリックします。ドメインを除いて、各レベルの値はその親のレベルにより決定されます。

メトリック評価式

メトリック、演算子およびしきい値を選択して、式を組み立てることができます。式のロジックは、「and」または「or」です。

FMLブール式

FMLブール式を直接、入力することもできます。詳細は、「アラート・メトリック表」を参照してください。呼出しパス・アラートで、経過時間が評価式で評価されるだけの場合は、アラートは1回、呼出しパス全体の中で起動されます。経過時間に組み合されている他のメトリックには、この効果はありません。

注意: TSAM Plusコンソールは、FMLブール式の構文の正確性を保証できません。

CICSアラート定義

「アラート」をクリックして、「CICSアラート定義」をドロップダウン・リストから選択すると、CICSアラート定義リスト・パネルが表示されます。このパネルには、使用可能なCICSアラート定義が表示され、ユーザーはアラート定義を作成、編集、および管理できます。

CICSアラート定義リスト・パネル

表1-56表1-57に、CICSアラート定義リストのメニュー・バー・オプションと列をそれぞれ示します。

表1-56 CICSアラート定義リスト・メニュー・バー
要素
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示する列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列が表示される順序を変更します。
追加
新しいアラート定義を作成します。
削除
アラート定義を削除します。
有効
アラート定義を有効化します。
無効化
アラート定義を無効化します。
編集
アラート定義を変更します。
クローン
現在のアラートと同じ定義で、ただし名前は空欄にして新しいアラートを作成します。
アラート
このアラート定義によって生成されるすべてのアラートを識別します。
リフレッシュ
アラート定義リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

表1-57 アラート定義リストの列
説明
「選択」チェックボックス
現在のページで、処理するアラート定義のセットを選択します。
名前
アラート定義で指定されたアラート名
ステータス
アラートのステータスが表示されます。ステータスは、有効または無効です。
有効化: アラート定義有効化リクエストがTuxedoに送信されました。
無効化: アラート定義無効化リクエストがTuxedoに送信されました。
タイプ
モニタリング・カテゴリおよびシステムは、ポリシー定義と整合的です。カテゴリ・タイプは次のとおりです。
  • CICSトランザクション
  • CICSターミナル
評価条件
アラート・トリガー条件のFMLブール式

「新しいアラートの定義」パネル

メニュー・バーで、「追加」、または「クローン」をクリックします。「新しいアラートの定義」パネルが表示されます。このパネルを使用すると、具体的なTuxedo Application Runtimeアラート定義を定義できます。

「新しいアラートの定義」パネルは、次の3つのセクションに分けられます。

アラート・プロパティ

表1-58に、アラート・プロパティ・オプションを示します。

表1-58 アラート・プロパティ・オプション
   
名前
アラートの名前。アラートを通じてグローバルに一意である必要があります。名前値は255文字に限定され、プロジェクトの範囲内で一意である必要があります。先頭の文字に、 「.」は使用できません。
CICS リージョン
定義済アラートの関数スコープを定義します。
タイプ
アラートのタイプ。モニタリング・ポリシーに基づきます。ドロップダウン・リストには、次の項目が含まれます。
  • CICSトランザクション
  • CICSターミナル
重大度
「重大度」ドロップダウン・リストには、次が含まれます。
  • 致命的
  • クリティカル
  • 警告
  • 情報
間隔
整数値を受け入れます(単位は秒)。現在のアラートは、この間隔の間に1度だけ評価されます。目的は、類似したシナリオで、アラートの量を抑えることです。
操作
アラート定義が「true」に設定された場合、どのようなアクションを実行するかを指定します。次のアクションがサポートされます。
  • Tuxedoイベント・ブローカにパブリッシュ
イベントが、Oracle Tuxedoイベント・ブローカにpostされます。イベント名は、デフォルトでアラート名です。手動で指定することもできます。バッファは、メトリックのスナップショットを含んでいるFML32バッファです。

メトリック評価式

メトリック、演算子およびしきい値を選択して、式を組み立てることができます。式のロジックは、"And"か"Or"を使用できます。

FMLブール式

FMLブール式を直接、入力することもできます。詳細は、「アラート・メトリック表」を参照してください。

注意: TSAM Plusコンソールは、FMLブール式の構文の正確性を保証できません。

IMSアラート定義

「アラート」をクリックして、「IMSアラート定義」をドロップダウン・リストから選択すると、「アラート定義リスト」パネルが表示されます。このパネルには、使用可能なTuxedo Application RuntimeのIMSアラート定義が表示され、ユーザーはアラート定義を作成、編集、および管理できます。

IMSアラート定義リスト・パネル

表1-59表1-60に、IMSアラート定義リストのメニュー・バー・オプションと列をそれぞれ示します。

表1-59 IMSアラート定義リスト・メニュー・バー
要素
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示する列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列が表示される順序を変更します。
追加
新しいアラート定義を作成します。
削除
アラート定義を削除します。
有効
アラート定義を有効化します。
無効化
アラート定義を無効化します。
編集
アラート定義を変更します。
クローン
現在のアラートと同じ定義で、ただし名前は空欄にして新しいアラートを作成します。
アラート
このアラート定義によって生成されるすべてのアラートを識別します。
リフレッシュ
アラート定義リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

表1-60 アラート定義リストの列
説明
「選択」チェックボックス
現在のページで、処理するアラート定義のセットを選択します。
名前
アラート定義で指定されたアラート名
ステータス
アラートのステータスが表示されます。ステータスは、有効または無効です。
有効化: アラート定義有効化リクエストがTuxedoに送信されました。
無効化: アラート定義無効化リクエストがTuxedoに送信されました。
タイプ
モニタリング・カテゴリおよびシステムは、ポリシー定義と整合的です。カテゴリ・タイプは次のとおりです。
  • IMSトランザクション
  • IMSプログラム
評価条件
アラート・トリガー条件のFMLブール式

「新しいアラートの定義」パネル

メニュー・バーで、「追加」、または「クローン」をクリックします。「新しいアラートの定義」パネルが表示されます。このパネルでは、具体的なTuxedo Application RuntimeのIMSアラート定義を定義できます。

「新しいアラートの定義」パネルは、次の3つのセクションに分けられます。

アラート・プロパティ

表1-61に、アラート・プロパティ・オプションを示します。

表1-61 アラート・プロパティ・オプション
オプション
説明
名前
アラートの名前。アラートを通じてグローバルに一意である必要があります。名前値は255文字に限定され、プロジェクトの範囲内で一意である必要があります。先頭の文字に、 「.」は使用できません。
ドメイン
定義済アラートの関数スコープを定義します。
タイプ
アラートのタイプ。モニタリング・ポリシーに基づきます。ドロップダウン・リストには、次の項目が含まれます。
  • IMSトランザクション
  • IMSプログラム
重大度
「重大度」ドロップダウン・リストには、次が含まれます。
  • 致命的
  • クリティカル
  • 警告
  • 情報
間隔
整数値を受け入れます(単位は秒)。現在のアラートは、この間隔の間に1度だけ評価されます。目的は、類似したシナリオで、アラートの量を抑えることです。
操作
アラート定義が「true」に設定された場合、どのようなアクションを実行するかを指定します。次のアクションがサポートされます。
  • Tuxedoイベント・ブローカにパブリッシュ
イベントが、Oracle Tuxedoイベント・ブローカにpostされます。イベント名は、デフォルトでアラート名です。手動で指定することもできます。バッファは、メトリックのスナップショットを含んでいるFML32バッファです。

メトリック評価式

メトリック、演算子およびしきい値を選択して、式を組み立てることができます。式のロジックは、"And"か"Or"を使用できます。

FMLブール式

FMLブール式を直接、入力することもできます。詳細は、「アラート・メトリック表」を参照してください。

バッチ・アラート定義

アラート定義を使用してJESアラート定義を表示、追加、編集および削除できます。

「アラート」をクリックして、「バッチ・アラート定義」をドロップダウン・リストから選択すると、バッチ・アラート定義リスト・パネルが表示されます。このパネルには、使用可能なバッチ・アラート定義が表示され、ユーザーはアラート定義を作成、編集、および管理できます。

バッチ・アラート定義リスト・パネル

表1-62表1-63に、バッチ・アラート定義リストのメニュー・バー・オプションと列をそれぞれ示します。

表1-62 バッチ・アラート定義リスト・メニュー・バー
要素
説明
表示
ドロップダウン・メニューから、次を選択できます。
  • 列: 表に表示する列を選択します。
  • デタッチ: 表を別のウィンドウに表示します。
  • 列の並替え: 列が表示される順序を変更します。
追加
新しいアラート定義を作成します。
削除
アラート定義を削除します。
有効
アラート定義を有効化します。
無効化
アラート定義を無効化します。
編集
アラート定義を変更します。
クローン
現在のアラートと同じ定義で、ただし名前は空欄にして新しいアラートを作成します。
アラート
このアラート定義によって生成されるすべてのアラートを識別します。
リフレッシュ
アラート定義リストを更新します。
デタッチ
表を別のウィンドウに表示します。

「追加」または「編集」をクリックします; 「JESアラート定義」パネルが表示されます。

表1-63 アラート・プロパティ・オプション
要素
説明
名前
アラートの名前。アラートを通じてグローバルに一意である必要があります。名前値は255文字に限定され、プロジェクトの範囲内で一意である必要があります。先頭の文字に、 「.」は使用できません。
タイプ
アラートのタイプ。モニタリング・ポリシーに基づきます。ドロップダウン・リストには、次の項目が含まれます。
  • JESジョブ
  • JESメトリック
重大度
「重大度」ドロップダウン・リストには、次が含まれます。
  • 致命的
  • クリティカル
  • 警告
  • 情報
間隔
整数値を受け入れます(単位は秒)。現在のアラートは、この間隔の間に1度だけ評価されます。目的は、類似したシナリオで、アラートの量を抑えることです。

バッチ・アラート定義フィルタ条件

表1-64に、バッチ・アラート定義フィルタ条件オプションを示します。

表1-64 フィルタによるバッチ・アラート・オプション
オプション
説明
JESアプリケーション
ジョブが実行されるのが、どのJESアプリケーションかを識別する単一選択肢のドロップダウン・リスト。必須。

注意: ジョブ情報を入手できるのは、選択したJESアプリケーションが動作している場合だけです。「問合せ」ボタンをクリックしたときに、アクティブでないJESアプリケーションが選択されていた場合、警告メッセージのウィンドウが表示されます。

ジョブ名
テキストボックスに入力された、ジョブ名に含まれる文字列。
ジョブ所有者
テキストボックスに入力された、1つまたは複数のジョブ所有者。
ジョブの優先度
1つまたは複数の優先度。
ジョブ・クラス
ジョブ・クラス。複数の選択肢があるドロップダウン・リスト。

バッチ・アラート定義の詳細

「タイプ」が「バッチ・ジョブ」の場合、表1-65に示す情報がバッチ・メトリック詳細パネルに表示されます。3レベルのメトリック(ジョブ・ステータス、ジョブ実行時間、およびジョブ)詳細は、選択・表示が可能です。

表1-65 JESジョブ・タイプの詳細情報
要素
説明
ジョブ・ステータス
ジョブ・ステータスは、指定ステータスに変更されます。次のいすれかを指定できます。
  • 実行中
  • CONVING
  • WAITING
  • DONE
  • FAIL
  • HOLD_WAITING
  • HOLD_CONVING
  • INDOUBT
  • 破棄
ジョブ
ジョブはパージされます。
ジョブ実行時間
ジョブ実行時間 >= 最後の間隔の秒数中の?ミリ秒

ジョブ・タイプがJESメトリックの場合、JESメトリック詳細パネルに、表1-66に記載の情報が表示されます

表1-66 JESメトリック・タイプの詳細メトリック情報
要素
説明
ジョブ平均実行時間
ジョブ平均実行時間 >= 最後の間隔の秒数中の?ミリ秒
ジョブ失敗数
ジョブ失敗数 >= 最後の間隔の秒数
ジョブ待機数
ジョブ待機数 >= 最後の間隔の秒数

アラート問合せ

「アラート問合せ」ビューには、判明しているアラートが表示されます。メトリック・アラートとシステム・アラートが含まれます。メトリック・アラートは、定義済メトリック・アラートに対して生成されたイベントです。システム・アラートは、システム・イベントを表します。

「アラート」をクリックし、ドロップダウン・メニューからアラート問合せを選択します。「アラート問合せ」ページが表示されます。「アラート問合せ」ページには2つのタブがあります。

未読アラート・タブ

「未読」アラートは、管理者が認識していない可能性があるイベントを表すため、管理者にとって最も重要です。「未読アラート」タブには、2つのセクションがあります。

表1-67に、「アラートの問合せ」フィルタリング条件のオプションを示します。

表1-67 「アラートの問合せ」フィルタリング条件
オプション
説明
次を含む
現在のページで処理するアラートのセットを選択します。
タイプ
モニタリング・カテゴリおよびシステムは、ポリシー定義と整合的です。カテゴリ・タイプは次のとおりです。
  • 任意
  • 呼出しパス
  • サービス
  • XAトランザクション
  • BRIDGE
  • GWTDOMAIN
  • GWWS
  • CICSトランザクション
  • CICSターミナル
  • JESジョブ
  • JESメトリック
  • IMSトランザクション
  • IMSプログラム
  • システム

注意: システムは、これがOracle TSAM Plusによって生成されたシステム・レベル・イベントであることを表します。

重大度
次の4つの重大度レベルがサポートされます。
  • 任意
  • 致命的
  • クリティカル
  • 警告
  • 情報

表1-68に、「アラートの問合せ」列を示します。

表1-68 「アラートの問合せ」列
説明
「選択」チェックボックス
現在のページで処理するアラートのセットを選択します。
名前
アラート定義で指定されたアラート名。
タイプ
モニタリング・カテゴリおよびシステムは、ポリシー定義と整合的です。カテゴリ・タイプは次のとおりです。
  • 任意
  • 呼出しパス
  • サービス
  • XAトランザクション
  • BRIDGE
  • GWTDOMAIN
  • GWWS
  • CICSトランザクション(Tuxedo Application Runtimeのみ)
  • CICSターミナル(Tuxedo Application Runtimeのみ)
  • IMSトランザクション
  • IMSプログラム
  • JESジョブ(Tuxedo Application Runtimeのみ)
  • JESメトリック(Tuxedo Application Runtimeのみ)
  • システム

注意: システムは、これがOracle TSAM Plusによって生成されたシステム・レベル・イベントであることを表します。

重大度
次の4つの重大度レベルがサポートされます。
  • 任意
  • 致命的
  • クリティカル
  • 警告
  • 情報
クリア済
アラートが既読とマークされたかどうかを示します。
クリア時刻
アラートが「クリア」された時刻を識別します。
ログ時間
アラートが発生した時刻。
説明
アラートの理由/原因。次のフォーマットを使用します:
"Process [%s:%d] evaluates alert [%s] with true, metrics[key=value,key=value...]"

現在のページで選択されているすべてのアラートを消去するには、「クリア」をクリックします。

現在のページで選択されているすべてのイベントを削除するには、「削除」をクリックします。

「詳細」をクリックすると、ポップアップ・ウィンドウに、次のような詳細アラート情報が表示されます。

アラートが「未読」ステータスとしてクリアされ、削除されなかった場合、アクティブなアラートのページでは問合せできませんが、履歴アラートのページではまだ問合せ可能です。次のフィルタ条件を設定できます。

検索操作は、現在のすべてのフィルタ済「未読」アラート結果から、一致するレコードを検出します。現在のページに表示された「未読」アラートに限定されません。一致するレコードとは、指定されたアラート・カテゴリ条件およびアラート重大度条件に一致し、次の値フィールドのいずれかの範囲内に、指定された検索テキスト文字列を持つアラートのことです。「アラート名」、アラート理由文字列(説明)

フィルタ条件をリセットしてすべての「未読」アラートをリストするには、「リセット」ボタンをクリックします。

「履歴アラート」タブ

「履歴アラート」タブを使用すると、フィルタリング条件を指定して、履歴アラートを問い合せることができます。2つのパネルがあります。

表1-69に、「履歴アラート問合せ条件」パネル・オプションを示します。

表1-69 履歴アラート問合せ条件オプション
オプション
説明
アラート名
このプロジェクトで構成されているアラート名。「任意」は、すべてのアラートを意味する予約済キーワードです。
タイプ
「任意」およびサポートされているモニタリング・カテゴリ。システムは、他のモニタリング・カテゴリと同じレベルにあります。
重大度
「任意」およびサポートされている重大度レベル。下位のレベルを含むをチェックすると、このレベル以下のすべてのアラートが問合せ対象になります。シーケンスは、「致命的」、「クリティカル」、「警告」および「情報」です。
次の期間で問合せ
前の日の正確な時間から、現在の日の正確に同じ時間まで。例: 水曜日の7:45から木曜日の7:45まで。

「実行」をクリックします。問合せ結果が アラート・モニタリング結果のパネルに表示されます。

サポートされているシステム・アラート

ユーザーは、システム・アラートを定義できません。システム・アラートは自動的に生成されます(たとえば、無効なアラート定義を検出した、または、データベースのパージ処理が完了した)。

表1-70に、サポートされているシステム・アラートを示します。

表1-70 サポートされているシステム・アラート
アラート名
アラートの重大度
アラート理由文字列

.INVALIDEXP

警告
アラート定義[%ALERT_NAME]の評価式が無効です
DB.PURGE
情報
adminが[%DATE_TIME]に申請したデータ・パージ(シーケンス:?)が完了しました。

アラート・メトリック表

アラート・メトリック表には、すべてのアラート・タイプに対するアラート・メトリックが含まれます。各メトリックには、対応するFML32フィールド名と、適用できる演算子があります。新しいアラートを定義する場合、これらの表を参照すると、アラート・メトリックのFMLブール式を直接作成する助けになります。

呼出しパス・アラート・メトリック表

表1-71 呼出しパス・アラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
経過時間
TA_MONELAPSETIME
>, >=
エグゼキューション・ステータス
TA_MONERRNO
==, !=
URcode
TA_MONURCODE
==, !=
深さ
TA_MONDEPTH
>==<
リクエスト・キュー上のメッセージ数
TA_MONMSGQUEUED
>, >=

サービス・アラート・メトリック表

表1-72 サービス・アラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
実行時間
TA_MONEXECTIME
>, >=
エグゼキューション・ステータス
TA_MONERRNO
==, !=
リクエスト・メッセージ・サイズ
TA_MONMSGSIZE
>, >=
リクエスト・キュー上のメッセージ数
TA_MONMSGQUEUED
>, >=
URcode
TA_MONURCODE
==, !=
待機時間
TA_MONMSGWAITTIME
>, >=
CPU時間
TA_MONCPUTIME
>, >=

GWTDOMAIN/BRIDGEアラート・メトリック表

表1-73 GWTDOMAIN/BRIDGEアラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
リンク・ステータス(GWTDOMAIN/BRIDGE)
TA_MONLINKSTATUS
LostReconnect
未処理リクエスト(GWTDOMAIN)
TA_MONNUMWAITRPLY
>, >=

GWWSアラート・メトリック表

表1-74 GWWSアラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
インバウンド一方向失敗数
TA_MONINOWFAIL
>, >=
アウトバウンド一方向失敗数
TA_MONOUTOWFAIL
>, >=
インバウンドRPC失敗数
TA_MONINRPCFAIL
>, >=
アウトバウンドRPC失敗数
TA_MONOUTRPCFAIL
>, >=
インバウンド平均処理時間
TA_MONINTIME
>, >=
アウトバウンド平均処理時間
TA_MONOUTTIME
>, >=
インバウンド保留リクエスト
TA_MONINBOUNDPEND
>=
アウトバウンド保留リクエスト
TA_MONOUTBOUNDPEND
>=

XAトランザクション・アラート・メトリック表

表1-75 XAトランザクション・アラート・メトリック表
メトリック
FML32ブール式
失敗トランザクション
TA_MONXANAME=='tpabort' || TA_MONXANAME=='xa_rollback'
ヒューリスティックに完了
TA_MONXANAME=='xa_commit' && TA_MONXACODE==8
ヒューリスティックにコミット
TA_MONXANAME=='xa_commit' && TA_MONXACODE==7
リソース・マネージャ・エラー
TA_MONXANAME%%'xa_.* ' && TA_MONXACODE==-3

CICSトランザクション・アラート・メトリック表

表1-76 CICSトランザクション・アラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
実行時間
TA_MONEXECTIME
>, >=
リクエスト・キュー上のメッセージ数
TA_MONMSGQUEUED
>, >=
待機時間
TA_MONMSGWAITTIME
>, >=
CPU時間
TA_MONCPUTIME
>, >=

CICSターミナル・アラート・メトリック表

表1-77 CICSターミナル・アラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
平均セッション数
TA_MONSESSIONNUM
>, >=
失敗CICSトランザクション数
TA_MONTRANFAIL
>, >=

IMSトランザクション・アラート・メトリック表

表1-78 IMSトランザクション・アラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
実行時間
TA_IMS_EXECUSEC
>, >=
CPU時間
TA_IMS_CPUTIMEUSEC
>, >=
DLI時間
TA_IMS_DLIUSEC
>, >=

IMSプログラム・アラート・メトリック表

表1-79 IMSプログラム・アラート・メトリック表
メトリック
FML32フィールド
演算子
実行時間
TA_IMS_EXECUSEC
>, >=
CPU時間
TA_IMS_CPUTIMEUSEC
>, >=
DLI時間
TA_IMS_DLIUSEC
>, >=


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