リモートコンソールを設定する

リモート OS インストールは、Oracle ILOM リモートコンソールプラスアプリケーションおよびリダイレクトされた CD/DVD ドライブまたは CD ISO イメージを使用して実行されます。リモートインストールの推奨される手順は、Oracle System Assistant の「Install OS」タスクを使用する手順です。この手順を使用して、リモートの Oracle System Assistant の補助付きインストールまたはリモートの手動 (補助なし) インストールをセットアップします。

Before You Begin

次の要件を満たしている必要があります。

• Sun Server X4-4 設置ガイド の説明に従って、サーバーのインストールをすでに実行しました。

• サーバーサービスプロセッサ (SP) が、使用しているサーバーの Oracle ILOM ドキュメントの手順に従ってセットアップ済みです。

• Sun サーバーの Ethernet 管理ポートにアクセスできるネットワークに Oracle ILOM リモートコンソールシステムが接続されています。

• ご使用のサーバーのバージョンの Oracle ILOM に関する『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド』(http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs) で説明されているように、Oracle ILOM リモートコンソールプラスをリモートクライアントで実行するための Java、ブラウザ、および構成の要件を満たしていることを確認します。

1. Oracle ILOM にアクセスするには、サービスプロセッサの IP アドレスをリモートコンソールシステム上のブラウザに入力します。

   必要に応じて、セキュリティーのプロンプトに答えます。

   Oracle ILOM のログイン画面が表示されます。

   
   
2. ユーザー名とパスワードを入力し、「Log In」をクリックします。

   Oracle ILOM リモートコンソールプラスの機能を使用するには、コンソール (c) の役割権限を含むアカウントを使用してログインする必要があります。

   Oracle ILOM の「System Summary」画面が表示されます。

   
   
3. 「Remote Console Launch」ボタンをクリックします。

   表示されるプロンプトがある場合は、それに答えます。

   「Oracle ILOM Remote Console Plus」画面が表示されます。

4. ストレージメディアをリダイレクトするには、次のアクションを実行します。
   1. リダイレクションセッションのフルコントロール権限があることを確認します。フルコントロール権限がない場合は、「KVMS」メニューの「Take Full-Control」をクリックします。

      ---

      注 ‐  フルコントロール権限を持つプライマリユーザーの場合、「KVMS」メニューの「Take Full-Control」オプションは無効になっています。

      ---

   2. 「KVMS」メニューの「Storage」をクリックします。
      

      「Storage Device」ダイアログボックスが表示されます。

      
      

      ---

      注 ‐  「Storage Device」ダイアログボックスには、Oracle ILOM リモートコンソールプラスクライアントで検出されたストレージドライブデバイス (CD、DVD、フロッピー、USB デバイスなど) が自動的に表示されます。ドライブ上にロックアイコンが表示されて、1) ドライブが存在すること、および 2) ドライブ内にブート可能メディアが見つからなかったことが示されます。

      ---

   3. ストレージイメージ (CD/DVD イメージなど) を「Storage Device」ダイアログボックスに追加するには、「Add」をクリックします。
   4. 「Storage Device」ダイアログボックスからストレージメディアをリダイレクトするには、ストレージメディアを選択して「Connect」をクリックします。

      ---

      注 ‐  「Storage Device」ダイアログで「Connect 」をクリックすると、「Connect」ボタンのラベルが「Disconnect」に変化します。

      ---

Next Steps

BIOS の設定