ユーザー承認
承認を使用すると、ユーザーはシェアの作成、アプライアンスのリブート、システムソフトウェアの更新などの特定のタスクを実行できます。承認はスコープに分類され、各スコープには承認のスコープを狭くするオプションのフィルタセットがある場合があります。たとえば、すべてのサービスを再起動する承認の代わりにフィルタを使用すると、この承認で HTTP サービスだけを再起動できます。
次の表は、使用可能なスコープを示しています。
Table 7-1 ユーザーの使用可能なスコープ
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Active Directory
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ad
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Active Directory ドメインへの参加
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ドメイン名
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警告
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alert
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警告フィルタとしきい値の構成
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分析
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stat
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このドリルダウンが存在する統計の読み取り
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ドリルダウン
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クラスタ化
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cluster
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クラスタピアへのリソースのフェイルバック
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データセット
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dataset
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分析データセットのさまざまな面の管理
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構成
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ハードウェア
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hardware
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オンラインおよびオフラインのディスク
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キーストア
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keystore
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キーストアの構成。
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ネットワーク
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net
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ネットワークデバイス、データリンク、およびインタフェースの構成
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プロジェクトおよびシェア
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nas
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プロジェクトおよびシェアの一般プロパティーの変更
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プール、プロジェクト、シェア
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ロール
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role
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ロールへの承認の構成
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ロール名
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SAN
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stmf
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SAN への承認の構成
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サービス
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svc
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サービスの再起動
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サービス名
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プロパティースキーマのシェア
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schema
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プロパティースキーマの変更
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.
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システム
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appliance
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アプライアンスのリブート
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アプライアンス名
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更新
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update
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システムソフトウェアの更新
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.
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ユーザー
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user
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パスワードの変更
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ユーザー名
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ワークフロー
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workflow
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ワークフローの変更
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ワークフロー名
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ワークシート
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worksheet
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ワークシートの変更
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ワークシート名
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BUI でスコープを参照して、その他の承認が存在することを確認します。現在、50 種類以上の承認が使用可能で、今後のアプライアンスソフトウェアの更新では承認が追加される可能性もあります。