もっとも単純な操作にはコマンドのバッチ処理で十分ですが、プログラムロジックでラップすることは面倒になる場合があります。たとえば、すべてのシェアの領域使用状況に関する情報を取得する場合は、特定のコマンドの出力を解析したクライアント上のより高レベルの言語でラップされた、CLI のさまざまな呼び出しを行う必要があります。これにより、低速で、脆弱な自動化インフラストラクチャーがもたらされます。より高速で、もっとも堅牢な自動化を可能にするために、このアプライアンスには ECMAScript 3 に基づいた、機能の豊富なスクリプト環境が用意されています。ECMAScript のチュートリアルはこのドキュメントの範囲を超えていますが、ECMAScript は C に似た構文を持つ動的に型付けされる言語であり、次のことが可能になります。
条件付きコードフロー (if/else)
繰り返しのコードフロー (while、for など)
優れたオブジェクト型および配列型による構造的なデータや配列データの操作
Perl に似た正規表現および文字列操作 (split()、join() など)
例外
クロージャーなどの高度な言語機能