パート4:ワークブックの公開
このチュートリアルでは、これまでに2つのOracle ADF Desktop Integration対応ワークブックを作成しました。この最後のパートでは、これらのワークブックを公開します。
ステップ1:Edit Dept_LOVワークブックの公開
  1. EditDept_LOV_src.xlsxがまだ開いていない場合は、JDeveloperに戻り、ダブルクリックしてExcelで開きます。

    アプリケーション・ナビゲータ
  2. Excelで、Oracle ADFタブの「Workbook Properties」をクリックし、Edit Workbook Propertiesダイアログを開きます。

    ワークブックとWebPagesFolderプロパティ

    次に、WebPagesFolderフィールドの「more」ボタンをクリックし、public_htmlフォルダに移動して、公開するワークブックが保存される場所を指定します。WebPagesFolderプロパティの値を設定していない場合、ワークブックを公開しようとすると、値を設定するように要求されます。

    ワークブックとWebPagesFolderプロパティ

    OK」をクリックし、もう一度「OK」をクリックします。

    作業内容を保存します。

  3. "ソース"ワークブックと"公開"ワークブックは、別々の場所に保存することを推奨します。統合された"ソース"ワークブックは、作業領域内のソース・ディレクトリに保存されます。

    前のステップでNew Galleryからワークブックを作成した場合、ウィザードで、ワークブックをsrc\excelの下に保存するように指示されたはずです。


    Create Excelダイアログ

    公開するワークブックにWebページからアクセスできるようにする必要がある場合は、ワークブックをpublic_htmlの下に保存できます。
  4. ExcelリボンのOracle ADFタブで、「Publish」をクリックします。

    Excelリボンに表示されたOracle ADFタブ
  5. Publish Workbookダイアログが表示されます。public_htmlフォルダに移動し、「Create New Folder」アイコンをクリックして、公開するワークブックを保存するフォルダを作成します。

    Publish Workbookダイアログ
  6. フォルダ名としてexcelを入力し、「Open」ボタンをクリックします。

    Publish Workbookダイアログ
  7. ファイル名としてEditDept_LOVを入力し、「Save」をクリックします。

    Publish Workbookダイアログ
  8. 公開するワークブックの名前を指定する場合は、ソース・ファイルと異なる名前を指定する必要があります。同じ名前を指定すると、Excelでエラーが発生します。 このチュートリアルの前のパートで説明したように、公開するワークブックには、より分かりやすい名前を付けることが重要です。
  9. 公開の処理が正常に完了したことを示すメッセージが表示されます。

    ワークブックの公開の成功
  10. Edit Dept_LOVワークブックを閉じます
    これでチュートリアルは完了です。

 

まとめ
このチュートリアルでは、Oracle JDeveloperとOracle ADF Desktop Integration 12cを使用して、ADF Webアプリケーションに統合されるExcelワークブックを開発する方法について学習しました。このチュートリアルで学習した内容は、以下のとおりです。 Oracle ADF Desktop Integrationについて、詳しくは以下を参照してください。

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