JavaScript is required to for searching.
ナビゲーションリンクをスキップ
印刷ビューの終了
Sun Server X4-8 サービスマニュアル
Oracle Technology Network
ライブラリ
PDF
印刷ビュー
フィードバック
search filter icon
search icon

Document Information

このドキュメントの使用法

このドキュメントについて

保守についての注意事項

サーバーとコンポーネントの概要

トラブルシューティングと診断

サーバーの保守

コンポーネントの保守性、位置、および名称

コンポーネントの保守性要件

コンポーネントの位置

コンポーネントの名称

ファンモジュールの名称

電源装置スロットの名称

CMOD スロットの名称

メモリースロットの名称

ストレージドライブスロットの名称

DPCC および PCIe Card スロットの名称

AC 入力電源ブロック

コンポーネントの NAC 名

静電放電の実行と静電気防止策

静電気防止用リストストラップの使用

静電気防止用マットの使用

工具と器機

コンポーネントフィラーパネルと電源なしコンポーネント

ハードウェア障害メッセージのクリア

保守の準備

コンポーネントの保守

サーバーの再稼働

BIOS 設定ユーティリティー

索引

ハードウェア障害メッセージのクリア

コンポーネントの保守後、Oracle ILOM の障害イベントをクリアする必要がある場合があります。コンポーネントの障害をクリアするには、Oracle ILOM CLI にログインすることで入手できる、Oracle ILOM 障害管理シェル fmadm を使用します。

fmadm の使用の詳細は、『Oracle ILOM ユーザーガイド』 (http://docs.oracle.com/cd/E37444_01/index.html) を参照してください

始める前に

  1. SSH セッションを開いてコマンド行で SP の Oracle ILOM CLI にログインします。

    root または管理者権限を持つユーザーとしてログインします。例:

    ssh root@ipadress

    ipadress はサーバー SP の IP アドレスです。

    詳細は、Oracle X4 シリーズサーバー管理ガイド のOracle ILOM へのアクセスを参照してください。

    Oracle ILOM CLI のプロンプトが表示されます。

    ->

  2. fmadm にアクセスするには、次のように入力します。

    start /SP|CMM/faultmgmt/shell

    fmadm プロンプトが表示されます。

    faultmgmtsp>

  3. fmadm を使用して障害を表示またはクリアするためのコマンドオプションのリストを取得するには、次のように入力します。

    help fmadm

    次の出力が表示されます。

    where <subcommand> is one of the following: 
    faulty [-asv] [-u <uuid>] : display list of faulty resources 
    faulty -f [-a] : display faulty FRUs 
    faulty -r [-a] : display faulty FRUs (summary) 
    acquit <FRU> : acquit faults on a FRU 
    acquit <UUID> : acquit faults associated with UUID 
    acquit <FRU> <UUID> : acquit faults specified by (FRU, UUID) combination 
    replaced <FRU> : replaced faults on a FRU 
    repaired <FRU> : repaired faults on a FRU 
    repair <FRU> : repair faults on a FRU 
    rotate errlog : rotate error log 
    rotate fltlog : rotate fault log 
  4. アクティブで障害のあるコンポーネントを表示するには、fmadm faulty と次のオプションを使用します。
    • -a – アクティブで障害のあるコンポーネントを表示します

    • -f – アクティブで障害のある FRU を表示します。

    • -r – アクティブで障害のある FRU と、それらの障害管理状態を表示します。

    • -s – 障害イベントごとに障害のサマリーが 1 行で表示されます。

    • -u uuid – 特定の汎用一意識別子 (uuid) に一致する障害診断イベントを表示します。

    コマンドの詳細は、Oracle ILOM の『ユーザーガイド』(http://docs.oracle.com/cd/E37444_01/index.html) を参照してください

  5. fmadm を使用して、障害をクリアします。

    acquitrepairreplaced、または repaired を使用するかどうかに応じて、障害をクリアします。

  6. Oracle ILOM セッションを閉じます。