次のセクションでは、CRU および FRU コンポーネントの位置と名称について説明します。
8 つのファンモジュール (FM) は、サーバーの前面から直接アクセスでき、4 つの FM が 2 行に積まれた配置になっています。4 つのファンの下の行は左から右に、FM 0、FM 2、FM 4 および FM 6 と名称設定されます。4 つのファンの上の行は左から右に、FM 1、FM 3、FM 5、および FM 7 と名称設定されます。
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8 つのファンは、2 つの隣り合った別々の筐体 (フレーム) に含まれます。各フレームには、4 つの FM (2 つの FM が 2 つの行に積まれている) が含まれています。左側のフレームには、FM 0、FM1、FM2 、および FM 3 が含まれています。右側のフレームには、FM 4、FM 5、FM 6、および FM 7 が含まれています。
さらに、 FM とフレームは、FM の背面に直接取り付けられ (FM が冷却提供する) 計算モジュール (CMOD) と関わりがあります。左の側のフレームは CMOD 0-3 に対して冷却を提供する FM (0-3) が含まれ、右側のフレームには CMOD 4-7 に対して冷却提供する FM (4-7) が含まれています。CMOD の名称については、CMOD スロットの名称を参照してください。
電源ユニット (PSU) の 4 つのスロットは、サーバーの前面から直接アクセスでき、一列に積み上げられて配置され、下から上に PSU 0、PSU 1、PSU 2、および PSU 3 と名称設定されます。次の図は、PSU の配置を示しています。
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サーバーは、4 CMOD または 8 CMOD の 2 つの計算モジュール (CMOD) 構成で使用可能です (詳細は、計算モジュール (CMOD) の概要を参照してください)。CMOD のスロットは、FM フレームを取り外して、サーバーの前面からアクセスできます。スロットは、一行に配置され、右から左に CMOD 0–CMOD 7 と名称設定されます。
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メモリーは計算モジュール (CMOD) に取り付けられます。各 CMOD には 24 個の DIMM スロットがあります。スロットは、6 つのスロットからなる 4 つのグループに配置されます。次の図に、CMOD の 4 つのグループの配置と、各スロットの名称を示します。
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8 つのストレージドライブスロットがシステムモジュール (SMOD) にあり、サーバーの背面から直接アクセスできます。スロットは、4 つのスロットが 2 行に積まれた配置で、右から左に名称設定されます。下の行の 4 つのスロットは、スロット 0、2、4 および 6 と名称設定されます。上の行の 4 つのスロットは、スロット 1、3、5 および 7 と名称設定されます。
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8 つのデュアル PCIe カードキャリア (DPCC) スロットは、サーバーの背面から直接アクセスでき、1 行に配置されています。スロットは右から左に DPCC 0–DPCC 7 と名称設定されます。さらに、16 個の PCIe カードスロットは、右から左に PCIe 1–PCIe 16 と名称設定されます。各 DPCC には次に示すように、2 つの PCIe カードスロットが含まれます。
DPCC 0 には PCIe スロット 1 と 2 が含まれます
DPCC 1 には PCIe スロット 3 と 4 が含まれます
DPCC 2 には PCIe スロット 5 と 6 が含まれます
DPCC 3 には PCIe スロット 7 と 8 が含まれます
DPCC 4 には PCIe スロット 9 と 10 が含まれます
DPCC 5 には PCIe スロット 11 と 12 が含まれます
DPCC 6 には PCIe スロット 13 と 14 が含まれます
DPCC 7 には PCIe スロット 15 と 16 が含まれます
次の図に、PCIe スロットの位置と名称を示します。
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4 つの AC 電源の入力はサーバーの背面からアクセスでき、1 列に積まれた配置になっています。これらの入力は (前面の PSU 対応して) 下から上に、最下部から AC 0、AC 1、AC 2、および AC 3 と名称設定されます。AC 電源ブロックは取り外し可能なコンポーネントではありません。
次の図に、AC 電源ブロックの電源差し込み口の位置と名称を示します。
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