Oracle® Solaris 11 の管理の紹介

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

コアファイルとクラッシュダンプの情報を使用したシステムの管理とトラブルシューティング

もう 1 つの重要なタスクは、システムの問題を処理するための準備と、発生したシステムの問題のトラブルシューティングに関与しています。システムクラッシュは、ハードウェアの故障、入出力の問題、またはソフトウェアのエラーによって発生します。システムがクラッシュすると、コンソールにエラーメッセージが表示され、ダンプデバイスに物理メモリーのコピーが書き込まれます。その後、システムは自動的にリブートします。また、プロセスが異常終了すると、ユーザーが調査できるコアファイルが生成されます。クラッシュダンプファイルおよびコアファイルを作成するデフォルトのプロセスをカスタマイズできます。また、クラッシュダンプファイルとコアファイルを含む Oracle Solaris の各種ツールを使用して、特定の問題の原因を調べたり、システムの不具合を修正したりできます。

詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのシステム管理のトラブルシューティング を参照してください。

トラブルシューティングには追加のツールが用意されています。Oracle Solaris オペレーティングシステムには、予測的な自己修復が可能なシステムやサービスを構築して配備するためのアーキテクチャーが含まれています。障害管理アーキテクチャー (FMA) は、エラーに関するデータを受け取り、問題を自動的に診断して、障害のあるコンポーネントをオフラインにしようとします。

障害管理については、Oracle Solaris 11.2 での障害の管理 を参照してください。