継続的なシステム管理タスクには、多くの場合、システムプロセスとシステムパフォーマンスのモニタリングと制御が含まれます。
Oracle Solaris オペレーティングシステムに用意されている標準の管理ツールを使用すると、ホスト名、メモリー、プロセッサタイプなどのシステム情報を表示できます。また、システムの日付と時間やホスト名などの情報を変更することもできます。プロセスのステータス、プロセス ID、プロセスの優先順位などのプロセス情報を表示できます。また、標準の管理ツールを使用して、システムプロセスの開始、停止、優先順位の変更、またはスケジューリングを行うこともできます。さらに、スワップの統計情報、ディスクの入出力、バッファーのアクティビティー、ディスク容量情報などのシステムパフォーマンス情報をモニターできます。標準の管理ツールを使用して、個々のジョブや反復するジョブをスケジュールすることもできます。
これらの継続的タスクの実行については、Oracle Solaris 11.2 でのシステム情報、プロセス、およびパフォーマンスの管理 を参照してください。
詳細なシステムパフォーマンス情報については、次の参照先を参照してください。
システムパラメータの調整によるシステムパフォーマンスの向上 - Oracle Solaris 11.2 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル のOracle Solaris システムのチューニング
Oracle Solaris ゾーンでの作業負荷の最適化 - Oracle Solaris 11.2 でのリソースの管理 のリソース管理の設定のタスクマップ
DTrace を使用したシステムパフォーマンス問題の調査 - Oracle Solaris 11.2 Dynamic Tracing Guide のGetting Started
さらに、国際的なシステム環境を管理する場合は、Oracle Solaris 11.2 国際化対応言語環境の利用ガイド を参照してください。