ユーザー認証ソリューションの決定

Oracle SalesおよびOracle CPQを統合する前に、ユーザー認証ソリューションにSAMLまたはOpenID Connectシングル・サインオン(SSO)を使用するかどうかを決定します。

SAML SSOとの統合

Security Assertion Markup Language (SAML)は、アイデンティティ・プロバイダ(IdP)がユーザーを認証し、認証トークンをサービス・プロバイダ(SP)と呼ばれる別のアプリケーションに渡すことができるオープン・フェデレーション標準です。 SAMLを使用すると、SPは独自の認証を実行せずに動作し、アイデンティティを渡して内部ユーザーと外部ユーザーを統合できます。

OpenID Connect SSOとの統合

SAML SSOの代替設定として、Oracle Identity and Access Management (IAM)のアイデンティティ・ドメイン(以前のIDCS)でシングル・サインオンを使用できるように、SalesをOpenID Connect (OIDC)と統合できます。

OIDCは、IAMのアイデンティティ・ドメインで使用できる既存のOAuthプロバイダ構成の拡張です。 OIDCは、OracleとIAMで構成されたカスタム・アプリケーションの間のフェデレーテッドSSOソリューションを有効にするアイデンティティ・レイヤーをOAuth 2.0に追加します。

統合の完了

統合に関する営業固有のステップは、トピック「統合URLの作成」にあります。

統合に必要なURLを構成する方法の詳細は、「URL文字列を作成」を参照してください。