CSVファイルを使用したデータセットの作成

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CSVファイルを使用したデータセットの作成

「パブリッシャ」は、有効なXMLデータを返すためにCSVファイル・データ・ソースを使用するデータセットをサポートしています。

次のトピックでは、CSVをデータ・ソースとして使用するための要件および手順の使用について説明します:

サポートされているCSVファイルについて

「パブリッシャ」でのデータセット・タイプとしてのCSVファイルのサポートは、特定のガイドラインに従います。

管理者がデータ・ソースとして設定したディレクトリにあるCSVファイルを使用できます。

ローカル・ディレクトリからファイルをアップロードできます。
サポートされているCSVファイル・デリミタは、カンマ、パイプ、セミコロンおよびタブです。
CSVファイルにヘッダーが含まれている場合、ヘッダー名がXMLタグ名として使用されます。次の文字はXMLタグ名ではサポートされていません : ~, !, #, $, %, ^, &, *, +, `, |, :, ", \\, <, >, ?, ,, /. データ・ソース・ファイルにヘッダー名にこれらの文字が含まれている場合は、データ・モデル・エディタの構造タブを使用してタグ名を編集します。
CSVデータセットでは、データ・モデル・エディタによって割り当てられたデータ型の編集がサポートされます。「データ型の編集」を参照してください。データセット内の要素のデータ・タイプを更新する場合は、ファイル内のデータが選択したデータ・タイプに準拠していることを確認する必要があります。
「パブリッシャ」データ・エンジンへの入力として使用するCSVファイルは、UTF-8でエンコードする必要があり、空の列ヘッダーを含めることはできません。
グループ区切り、データ・リンク、式およびグループ・レベル関数はサポートされていません。
CSVファイル内のデータ・フィールドでは、マップされる日付要素については標準ISO日付書式(例:2012-01-01T10:30:00-07:00)を使用し、マップされる数値要素については######.##を使用する必要があります。
CSVファイルは検証されません。

集中格納されたCSVファイルからのデータセットの作成

データセットを作成するには、ファイル・ディレクトリからCSVファイルを使用できます。

データ・モデル・エディタのツールバーで、「新規データセット」をクリックし、「CSVファイル」を選択します。新しいデータセット - 「CSVファイル」ダイアログが起動します。

図xdo11g_shared_csv.gifの説明
このデータセットの名前を入力します。
「共有」をクリックして、データ・ソース・リストを有効にします。
CSVファイルが存在する「データ・ソース」を選択します。
このリストは、構成済のファイル・データ・ソース接続から移入されます。
「ブラウズ」をクリックしてデータ・ソースに接続し、使用可能なディレクトリを参照してファイルを選択します。
ファイルの最初の行に列名が含まれているかどうかを指定するには、「列ヘッダーの最初の行」を選択します。
このオプションを選択しない場合、列には汎用名(Column1、Column2など)が割り当てられます。 XMLタグ名および表示名は、データ・モデル・エディタの構造タブで編集できます。
ファイルで使用される「CSVデリミタ」を選択します。
デフォルトの選択はカンマ(、)です。
「OK」をクリックします。

ローカルに格納されたCSVファイルのアップロード

データセットは、ローカル・ファイル・ディレクトリに格納されているCSVファイルを使用して作成します。

ローカルに格納されているCSVファイルを使用してデータセットを作成するには:

ツールバーで、「新規データセット」をクリックし、「CSVファイル」を選択します。新しいデータセット - 次に示すように、「CSVファイル」ダイアログが起動します。

図xdo11g_local_csv.gifの説明
このデータセットの名前を入力します。
アップロード・ボタンを有効にするには、「ローカル」を選択します。
「アップロード」をクリックして、CSVファイルを参照し、ローカル・ディレクトリからアップロードします。
オプション: ファイルの最初の行に列名が含まれているかどうかを指定するには、列ヘッダーの最初の行を選択します。このオプションを選択しない場合、列には汎用名(Column1、Column2など)が割り当てられます。割り当てられたXMLタグ名と表示名は、データ・モデル・エディタの構造タブで編集できます。
ファイルで使用される「CSVデリミタ」を選択します。デフォルトの選択はカンマ(、)です。
「OK」をクリックします。

データ型の編集

CSVファイル・データ型をアップロードした後、必要に応じて編集できます。

CSVファイル要素のデータ型を編集するには、データ型アイコンをクリックするか、要素「プロパティ」ダイアログから更新します。

要素のデータは、割り当てるデータ型に準拠している必要があります。データ型を更新する際に、ユーザー・インタフェースはデータを検証しません。データが一致しない場合、たとえば、整数として定義した要素に文字列値が存在する場合、レイアウト編集ツールで、または実行時にエラーが発生する可能性があります。

CSVファイル・ソースのデータ型のみ更新できます。

アップロードしたCSVファイルのリフレッシュおよび削除

アップロードされたローカルCSVファイルをリフレッシュおよび削除できます。

ファイルをアップロードすると、次に示すように、データ・モデルのプロパティ・ペインの添付リージョンの下に表示されます。

図xdo11g_xml_edit.gifの説明

データ・モデル内のローカル・ファイルをリフレッシュするには:

コンポーネント・ペインで、「データ・モデル」をクリックしてプロパティ・ページを表示します。
このページの添付リージョンのデータ・ファイル・リストでファイルを見つけます。
「リフレッシュ」をクリックします。
アップロード・ダイアログで、最新バージョンのファイルを参照してアップロードします。ファイルの名前は同じである必要があります。そうしないと、古いバージョンは置き換えられません。
データ・モデルを保存します。

ローカル・ファイルを削除するには:

コンポーネント・ペインで、「データ・モデル」をクリックしてプロパティ・ページを表示します。
このページの添付リージョンのデータ・ファイル・リストでファイルを見つけます。
「削除」をクリックします。
「OK」をクリックして確認します。
データ・モデルを保存します。