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契約条件ライブラリ・ビジネス・ユニットの設定

「顧客契約管理ビジネス機能プロパティの指定」または「サプライヤ契約管理ビジネス機能プロパティの指定」タスクを使用して、各ビジネス・ユニット内の顧客契約またはサプライヤ契約に対して様々な契約条件ライブラリ設定を指定できます。

これらのタスクは、「設定および保守」作業領域で、企業契約ベース機能領域の企業契約オファリングの一部として使用できます。

各ビジネス・ユニットの契約条件ライブラリについて、次の操作を実行できます。

  • 条項およびテンプレート採用の有効化。

  • 条項の採番方法の設定。

  • 契約の自動条項採番用の条項採番レベルの設定。

  • 元帳または法的エンティティが割り当てられていない契約については、文書連番をグローバル・レベルまたはビジネス・ユニット・レベルに設定します。

  • 契約エキスパート有効化機能の有効化。

  • 印刷した条項および条件差分レポートのレイアウトの指定。

条項採用の有効化

実装で条項採用を使用するには、次の手順を実行します。

  1. グローバル・ビジネス・ユニットの指定

    「グローバル・ビジネス・ユニット」オプションを選択して、組織のビジネス・ユニットの1つをグローバル・ビジネス・ユニットとして指定します。 これにより、他のローカル・ビジネス・ユニットがそのグローバル・ビジネス・ユニットの承認済コンテンツを採用して使用できるようになります。 設定しているビジネス・ユニットに対して「グローバル・ビジネス・ユニット」オプションを使用できない場合は、すでにビジネス・ユニットがグローバルとして指定されています。

  2. 自動採用の有効化

    採用機能を実装している場合は、グローバル条項の自動採用オプションを選択してグローバル・ビジネス・ユニット内のすべてのグローバル条項を自動的に承認し、ローカル・ビジネスで使用可能にすることができます。 このオプションを選択しない場合、グローバル条項をローカル・ビジネス・ユニットで採用および使用するには、その前に、契約条件ライブラリ管理者として指定された従業員がすべてのグローバル条項を承認する必要があります。 このオプションは、ローカル・ビジネス・ユニットでのみ使用できます。

  3. 採用に使用可能な条項を承認する管理者の指定

    採用を使用している場合は、従業員を契約条件ライブラリ管理者として指定する必要があります。 自動採用を有効にしない場合、管理者は、ローカル・ビジネス・ユニットで使用するために個々の条項を採用またはローカライズする必要があります。 管理者は、グローバル・ビジネス・ユニットで作成された契約条件テンプレートをコピーすることもできます。 採用に使用可能な条項および契約条件テンプレートは、管理者の「条件ライブラリ」作業領域に一覧表示されます。

  4. 新しいビジネス・ユニットに対するグローバル条項の採用

    新しいローカル・ビジネス・ユニットを作成し、既存のグローバル条項を採用する必要がある場合、新規ビジネス・ユニットに対するグローバル条項の採用プロセスを実行します。 詳細は、エンタープライズ・スケジューラ・プロセスに関するトピックを参照してください。

条項の採番オプションの設定

「条項採番」フィールドで「自動」を選択し、条項採番レベルを設定することで、ビジネス・ユニットの条項に対して自動条項採番を設定できます。 次に、指定した採番レベルに対して適切な条項連番カテゴリを選択します。 グローバル、元帳およびビジネス・ユニットの文書連番カテゴリに対して文書連番を事前に設定しておく必要があります。 条項採番が手動の場合、契約条件ライブラリ管理者は、条項を作成するたびに一意の条項番号を入力する必要があります。

「条項タイトルに条項番号を表示」オプションを選択して、契約の条項タイトルの前に条項番号を表示することを選択できます。

一貫性のある条項採番の設定

採番をスキップして条項またはセクションのタイトルを抑制すると、契約をダウンロードしたときに採番形式が違う場合があります。 採番形式の違いが生じるのは、ダウンロードした契約にMicrosoft Wordの採番形式があるためです。 企業契約UIで契約においてMicrosoft Wordの採番形式を有効にするには、「契約条件に対する一貫性のあるMicrosoft採番使用可能」プロファイル・オプションを「はい」に設定する必要があります。

このプロファイル・オプションが「いいえ」に設定されている場合は、契約をMicrosoft Word文書としてダウンロードすると採番に一貫性がなくなる場合があります。

このプロファイル・オプションを有効化するステップは次のとおりです。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。

  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、「契約条件に対する一貫性のあるMicrosoft採番使用可能」プロファイル・オプションを検索して選択します。

  3. プロファイル・オプションを「はい」に設定します。

  4. 保存してクローズします。

契約エキスパートの有効化

ビジネス・ユニットで契約エキスパート機能を使用するには、「契約エキスパート使用可能」オプションを選択します。 この設定は、個々の契約条件テンプレートに対する契約エキスパートの有効化に優先します。

印刷される条項および差分レポートのレイアウトの指定

各ビジネス・ユニットについて、次の項目に対するレイアウトとして機能するOracle Analytics Publisher RTFファイルを指定できます。

  • 印刷される契約条件

    「条項レイアウト・テンプレート」フィールドに、印刷される条項の書式設定に使用するRTFファイルを入力します。

  • 契約差分レポート

    「差分レイアウト・テンプレート」として選択するRTFファイルによって、契約差分レポートPDFの外観が決定されます。 このPDFは、契約承認者に送信される承認通知に添付されます。