事前定義済レポートのコピーを変更する方法
「カスタマイズ」オプションを使用すると、自動的に事前定義済レポートのコピーが作成されて、ビジネス・インテリジェンス(BI)カタログ内の「共有フォルダ」→「カスタム」に格納されます。 コピーにはレポート定義、フォルダ構造および元のレポート権限が含まれ、元のレポートに内部的にリンクされます
「カスタマイズ」オプションのメリット
「カスタマイズ」オプションでは、事前定義済レポートを「カスタム」フォルダにコピーできるという利便性以外にも、次のようなメリットがあります。
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レポートを呼び出すプロセスやアプリケーションを更新する必要がなくなります。 たとえば、元のレポートがスケジュール済プロセスとして実行されるように設定されている場合、その設定を変更する必要はありません。 ユーザーが同じスケジュール済プロセスを発行すると、元のレポートではなく新しいレポートが実行されます。
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元のレポートのセキュリティ設定を自動的にコピーします。
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パッチによって編集が上書きされるリスクがありません。 パッチによって元のレポートが更新されても、新しいレポートが更新されることはありません。
ノート: レポートは引き続き元のデータ・モデルを参照します。 データ・モデルはコピーされません。 データ・モデルのデータ構造を更新するパッチは、レポートに影響を与えることがあります。
「カスタマイズ」オプションへのアクセス
「カスタマイズ」オプションにアクセスするには:
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BIサーバー(例:
http://hostname.com:7001/xmlpserver
)にサインインします。 -
「フォルダ」ペインで、事前定義済レポートを選択します。
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レポートの「その他」メニューから、「カスタマイズ」を選択します。
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「カスタム」フォルダ内のコピーされたレポートが開くため、このレポートの編集に進みます。
後でコピーされたレポートを再度編集する場合に、BIサーバーにサインインする必要はありません。 BIカタログに移動して、次のいずれかを行うだけです。
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元のレポートの「カスタマイズ」オプションを選択します。
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「カスタム」フォルダ内のレポートを見つけて、「編集」を選択します。