ポジション同期化でのフレックスフィールド・マッピングに関する考慮事項

Oracle Fusion Functional Setup Managerの「アサイメント・フレックスフィールド・マッピングの管理」タスクを使用して、アサイメント付加フレックスフィールドにポジション付加フレックスフィールドをマップします。

ポジション同期化が有効な場合、このマッピングを使用すると、ポジション・フレックスフィールドにマップされたアサイメント・フレックスフィールドに値が自動的に移入されます。このトピックでは、フレックスフィールドをマッピングする際の考慮事項について説明します。

企業レベルまたは法的エンティティ・レベル

フレックスフィールドをマップする前に、マッピングを企業で使用できるようにするか、特定の法的エンティティでのみ使用できるようにするかを決定する必要があります。様々な法的エンティティ間でマッピングを再使用できます。両方が指定されている場合、雇用主レベルの設定は企業設定より優先されます。

フレックスフィールド・セグメントに対応する各行を選択して、各ポジション・フレックスフィールド・セグメントに対する企業または雇用主のマッピングを定義する必要があります。
ノート: 雇用主レベルでポジションの同期化を定義しても、雇用主に対するフレックスフィールドのマッピングを定義しないと、その雇用主のアサイメントのポジション・フレックスフィールドは同期化されません。

コンテキスト固有またはグローバル

コンテキスト固有のフレックスフィールド・セグメントはグローバル・フレックスフィールド・セグメントにマップできないため、コンテキスト固有またはグローバルのどちらのフレックスフィールド・セグメントをマップするかを決定する必要があります。異なるコンテキストの2つ以上のセグメントまたは複数のポジション・セグメントを、同じアサイメント・セグメントにマップすることはできません。

アサイメントのポジション値を変更すると、同期化されたすべてのグローバル・セグメントは、新しいポジションから値を継承します。ポジションに空白の値があるセグメントは、手動で更新できます。

アサイメントのポジション値を変更すると、すべてのコンテキスト固有のセグメントは、新しいポジションから値を継承します。新規ポジションに旧ポジションの類似値が含まれ、追加コンテキストが定義された場合、アサイメントは同じ値を保持し、追加の値を新規ポジションから継承します。

アサイメントのポジションを選択したり削除すると、コンテキストおよびセグメントは編集可能になりますが、ポジションから同期化されている現在の値は削除されません。

数値または文字

同じタイプ(たとえば、数値と数値または文字と文字のみ)、同じ精度および同じ値セット(同じ値セットID)のフレックスフィールドは、マップできます。