給与定義の作成
ここでは、1つの連結グループと1つの国別仕様データ・グループに関連付けられた、異なる支払周期の2つの給与定義を作成する方法を示します。
InFusion Companyでは、2つの従業員セットの給与定義が必要です。月2回支払われる永続的な固定給従業員のセットと、タイム・カード・データを使用して月次で支払われる臨時従業員のセットです。原価計算は月次で管理され、原価計算実行の入力パラメータとして連結グループ名を使用することで、すべての給与計算からの結果が使用されます。この例では、同じ連結グループを持つ、支払期間が異なる2つの給与定義を作成する方法を示します。どちらの定義も、2011年1月1日から有効で、5年間の給与期間を生成します。
前提条件
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InFusion LDGなど、給与の国別仕様データ・グループが存在することを確認します。
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InFusion従業員小切手やInFusion従業員EFTなど、給与について組織支払方法が存在することを確認します。
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InFusion LDGに割り当てられたInFusion従業員グループという連結グループを作成します。
給与定義の作成
次の2つの給与定義を作成します。
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永続従業員に月2回支払うためのもの。この給与定義には、動的に生成されるオフセット日が含まれます。
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月次カレンダ・ベースでタイム・カード・データを使用して臨時従業員に支払うためのもの。
次のステップを2回実行します。最初は月2回の値を使用し、次に月次の値を使用します。
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「給与定義」タスク。
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「給与定義」ページの「検索結果」セクションで、「作成」アイコンをクリックします。
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リストからInFusion LDG国別仕様データ・グループを選択します。
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給与を使用可能にする有効開始日として1/1/11と入力し、「続行」をクリックします。
この例では、会社はこの給与定義の有効開始日以降に全従業員を採用するため、従業員履歴データのロードに問題はありません。
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「基本詳細」セクションで、次の表に示すようにフィールドに入力し、「次」をクリックします。
フィールド
月2回の値
月次の値
名前
InFusion従業員月2回
InFusion従業員月次
レポート名
InFusion月2回
InFusion月次
連結グループ
InFusion従業員グループ
InFusion従業員グループ
期間タイプ
月2回
月次(カレンダ)
初回期間終了日
6/15/12
6/30/12
デフォルト支払方法
InFusion従業員小切手
InFusion従業員小切手
有効な支払方法
InFusion従業員EFT
InFusion従業員EFT
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「給与オフセット」ページで、「年数」フィールドに5と入力します。
ノート:アプリケーションによって、給与期間のカレンダは10年以下の増分で生成されます。たとえば、給与期間の12年間のカレンダが必要な場合、最初に10年を入力して変更を送信します。次に、給与定義を編集して、年数を12に設定します。 -
月2回の給与の場合、動的変数を使用して次の表に示すようにオフセットを定義し、「次」をクリックします。
フィールド
該当値
日数タイプ値
ベース日値
締め日
5
前
期間終了日
計画送信日
4
前
期間終了日
給与計算実行日
0
前
期間終了日
給与明細の使用可能日
0
前
期間終了日
対象日
0
前
期間終了日
支給日
0
前
期間終了日
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月次給与の場合、固定日を使用して次の表に示すようにオフセットを定義し、「次」をクリックします。
フィールド
値
固定日
はい
締め日
6/25/12
対象日
6/28/12
給与計算実行日
6/28/12
支給日
6/28/12
給与明細の使用可能日
6/28/12
計画送信日
6/26/12
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「給与カレンダ」ページで、次の表に示すように、銀行休業日を考慮するように給与日を調整します。
列
月2回の値
月次の値
給与計算実行日
古い値: 11/28/13
新しい値: 11/27/13
古い値: 5/27/13
新しい値: 5/28/13
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「次」をクリックします。
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給与定義の詳細を確認して、「送信」をクリックします。