作成する給与ベースの数

就業者の基本給に関連付けられている次の特性の一意の組合せごとに、個別の給与ベースを作成する必要があります。

組織で多くの給与ベースが必要な場合は、わかりやすい名前を使用することをお薦めします。たとえば、CA Hourly Wages、UK Annual Salary with Components、Adjunct Pay 3 Credit Coursesのような名前を付けます。

国別仕様データ・グループ(LDG)

企業内にLDGはいくつありますか。特定のLDG内に給与ベースを作成できます。LDG間で給与ベースを共有することはできません。各給与ベース名と各給与ベース・コードは、国別仕様データ・グループ(LDG)内で一意である必要があります。

周期および年換算係数

基本給の見積に、いくつの異なる周期が使用されていますか。異なる給与周期に複数のアサイメントがある個人は、アサイメントごとに異なる給与ベースを関連付ける必要があります。

いずれかの周期で、基本給に対して複数の年換算係数が設定されていますか。給与ベースの数は、各LDG内の年換算係数が増えるたびに1ずつ増加します。

給与エレメントおよび通貨

異なる給与ベースに同じ給与エレメントを使用しますか。これは、エレメントに次の構成がある場合に実行できます。

  • 固定処理支給項目エレメントである
  • 同一期間の複数の入力が許可されている

1つのLDG内でいくつの通貨で個人に支払をしますか。LDG内の通貨ごとに1つの給与エレメントが必要です。また、給与エレメントごとに異なる給与ベースが必要です。

コンポーネント

給与を項目化する必要がありますか。コンポーネントの一意の集合ごとに、追加の給与ベースが1つ必要です。

等級レートと差分プロファイル

使用している等級レートはいくつありますか。給与ベースの数は、使用される等級レートごとに1ずつ増加します。差分プロファイルを使用して等級レートの数を減らすことができます。報酬ゾーンまたは報酬ゾーンとビジネス・ユニットの基準が指定されたプロファイルには、乗数のかわりに等級レートを指定できます。給与ベースの数は、使用される差分プロファイルごとに1ずつ増加します。

端数処理ルールおよび小数点精度

給与額にいくつの端数処理ルールを使用しますか。給与ベースの数は、使用される端数処理ルールごとに1ずつ増加します。

小数点以下の桁数はいくつ表示しますか。給与ベースの数は、使用される小数点精度ごとに1ずつ増加します。