年齢を使用した適格性の決定のオプション

年齢導出要因に対して選択した「使用する年齢」の値は、導出年齢の計算に誰の生年月日が使用されるかを決定します。もっとも一般的な値は、「個人」です。

年齢導出要因は、「導出要因の管理」タスクを使用して構成します。

個人の年齢

通常は、「使用する年齢」設定として「個人」を使用します。この設定を使用すると、次の表に示すように、適格評価の年齢計算に各個人の生年月日が使用されます。

シナリオ

結果

「使用する年齢」の値として「個人」を選択し、年齢導出要因を扶養家族適格プロファイルに関連付けたとします。

各扶養家族の適格は、その扶養家族の生年月日から計算された年齢に基づいて評価されます。

その他の使用する年齢

加入者または扶養家族の適格やレートを、別の個人(配偶者、子など)の年齢に基づいて評価するには、「個人」以外の値を選択します。

次の表に例を示します。

シナリオ

結果

「使用する年齢」の値として「個人の長子」を選択し、この導出要因を扶養家族適格プロファイルに関連付けたとします。

すべての扶養家族の適格は、加入者の長子の年齢に基づきます。たとえば、すべての扶養家族は、長子が適格の最大年齢に達した時点で不適格になります。

「使用する年齢」の値として「引継ぎ年齢」を選択し、この導出要因を扶養家族適格プロファイルに関連付けたとします。

すべての扶養家族の適格は、「個人その他情報」フレックスフィールドに定義された生年月日に基づきます。