質問のスコア付け設定オプション

適格なサブスクライバ・アプリケーションを対象として、応答に基づいてスコアを計算するように質問を構成できます。このトピックでは、質問リストのスコア付けに使用できる質問の作成について説明します。

このタスクでは「設定および保守」作業領域の「質問ライブラリ」タスクを使用します。

適格な質問タイプ

スコア付け用としては次の2つの質問タイプが適格です。

  • 単一選択

  • 複数選択

単一選択を使用した場合、選択された応答の値が質問スコアになります。複数選択の質問の場合、選択されたすべての応答の合計値が質問スコアになります。

スコア質問

質問をスコア付けするには、「スコア質問」を選択します。スコア付き質問リストでは、スコア付き質問に基づいて質問リスト・スコアが決定されます。テンプレートで設定するデフォルトの計算ルールは、質問リストで上書きできます。

質問が使用中の場合、スコア付けされているかどうかは変更できません。スコア付き質問を作成するには、新しい質問を作成するか、既存の質問をコピーします。

スコア付け対象でない質問リストにスコア付き質問を追加してもかまいません。スコア付け対象でない質問リストでは、応答スコアは使用できません。

ヒント: プレビュー機能を使用して、スコア付けが予期したとおりに動作するかどうかを確認できます。

最低計算スコアと最高計算スコア

複数選択の質問では、最低計算スコアと最高計算スコアのいずれかまたは両方を定義できます。これらの最高スコアと最低スコアは、応答者が選択した応答数や応答のスコアに関係なく、質問に割り当てられます。

最高計算スコアと最低計算スコアを定義すると、スコアをビジネス・プロセスに沿った範囲に限定できます。たとえば、次のような目的で最高スコアと最低スコアを設定できます。

  • 質問リスト内の質問の最大値と最小値を一貫させる

  • 質問が極端に高いスコアまたは極端に低いスコアで過剰に加重されないようにする

最高計算スコアと最大応答数のいずれも定義しない場合、最高可能スコアはすべての応答の合計になります。質問のスコアを更新したときに、質問リストが使用中でなければ、その最大可能スコアが自動的に更新されます。ただし、質問のスコアが質問リスト・レベルで上書きされている場合、または質問リストが使用中の場合、質問リストを更新してもそれらのスコアには影響がありません。

応答の構成

ユーザーに応答の選択肢を提示するには、応答を追加する必要があります。その後、それらの応答に追加構成を指定できます。

最小選択項目数と最大選択項目数

複数選択の質問では、オプションで、応答者にいくつの項目を選択させるか(最小数と最大数)を定義できます。応答者が指定数の応答を選択しなかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。

概略

応答を追加する際には、応答のスコアを定義できます。応答者に対して表示する概略を入力する必要があります。ビジネス・プロセスに必要な数の応答に対して、応答のスコアを入力できます。

スコアは同じにすることも、変更することもできます。たとえば、いずれのスコアも5の5つの応答を使用できます。また、値がそれぞれ1、2、3、4、5の5つの応答を使用することもできます。

ヒント: 応答を追加した後、質問リストのプレビュー機能を使用して、応答リストが長すぎないことを確認し、応答者が効果的に表示できるようにします。

評点モデル

評点モデルを選択して、事前定義済の概略とスコアを入力できます。ただし、それらの概略とスコアはいずれも編集可能です。

応答フィードバック

フィードバックを追加することで、応答者が選択した応答に関連するメッセージを表示できます。このフィードバックは、サブスクライブしているアプリケーションの構成に応じて、応答者またはレビュー担当者に表示されます。

プレビュー

質問リストのプレビュー機能を使用して、質問リストの質問と応答をレビューします。回答を選択して「テスト」をクリックすると、最終的なスコアと応答フィードバックが表示されます。スコアをクリアして再テストするには、「リセット」をクリックします。