評点モデル
評点モデルを使用して、就業者のパフォーマンス、および個人プロファイルに設定されているスキルと資質の熟達度レベルについて就業者を評点付けします。
また、評点モデルを使用すると、モデル・プロファイルの項目に対してターゲット熟達度レベルを指定できるため、モデル・プロファイルと就業者のプロファイルを比較できます。評点モデルを作成するには、「プロファイル」作業領域の「プロファイル・評点モデルの管理」タスクを使用します。
パフォーマンスおよび熟達度について就業者を評点付けするには、個人プロファイルに含まれるコンテンツ・タイプに評点モデルを添付します。次に、そのタイプ内の項目について就業者を評点付けできます。たとえば、「コンピテンシ」コンテンツ・タイプ内の「コミュニケーション」コンテンツ項目について就業者を評点付けできます。
モデル・プロファイルの場合は、プロファイルの項目に対してターゲット熟達度レベルを指定して、モデル・プロファイルと就業者プロファイルを比較できます。評点を使用して、次のことができます。
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マネージャはモデル・プロファイルと就業者のプロファイルを比較して、ポジションを補充するのに最適な個人を判断できます。
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就業者は自身のプロファイルとモデル・プロファイルを比較して、次のことを識別できます。
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組織内で適したポジション。
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スキル・ギャップを識別し、他のポジションに応募する前にギャップを埋めることができます。
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就業者のポテンシャル、離職の影響および離職のリスクを測定する評点モデルも使用できます。
モデルの使用に応じて、評点モデルには次のコンポーネントの一部または全部を含めることができます。
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評点レベル
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レビュー・ポイント
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評点カテゴリ
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分布
評点レベル
評点レベルによって、就業者の評点付けに使用する質的な値(1、2、3、4など)を特定します。
Oracle Fusion Performance Managementで使用される評点モデルでは、次の操作を行う必要があります。
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数値評点を定義します(特に、計算済評点を使用するパフォーマンス文書の評点モデルの場合)。
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評点レベルを整数で定義します(最も高い数値は最良評点を示す)。評点レベルによって、分析における最高評点と最低評点が決まります。
レビュー・ポイント
「平均」、「合計」または「区分」計算方法を使用するパフォーマンス文書の評点モデルの場合は、レビュー・ポイントを定義します。評点モデルに対して定義するレビュー・ポイントおよびポイント範囲は、評点の計算に使用されます。
評点カテゴリ
評点カテゴリを使用して、タレント・レビュー・プロセスで使用される分析ツール(タレント・レビュー・プロセスで使用されるボックス・チャートなど)用の評点レベルをグループ化できます。評点レベルを低、中、高などのカテゴリにグループ化すると、それらのカテゴリが分析用のラベルになります。評点カテゴリを変更すると分析に影響が出る可能性があるため、設定後の変更はできません。
分布
Oracle Fusion Compensation ManagementおよびOracle Fusion Performance Managementでは、評点モデル分布を使用して、各評点レベルに割り当てられる就業者のターゲット最小比率と最大比率が決まります。Compensation Managementでは、評点モデルに直接設定する分布値が使用されます。ただし、Performance Managementで使用される評点モデルの場合は、「ターゲット評点分布の管理」タスクを使用して分布を設定できます。