上書きの設定

エレメント適格レコードで選択された特定の従業員のグループについて、デフォルト値または式を上書きできます。特定の従業員のエレメント・エントリのデフォルト値を上書きする。

領域上書きの設定

一部の国または地域では、領域入力パラメータを上書きとして使用できるようにして、タイム・カード・エレメントを作成します。この上書きにより、雇用主は勤務地に基づいて従業員に課税できます。たとえば、従業員は通常の就業事業所から離れている間、臨時アサイメントで勤務する地域の領域情報を指定します。これらの領域エントリはその後、「タイム・カード・バッチのロード」プロセスによって給与に転送されるタイム・カード・レコードに含められます。

原価計算上書きの設定

勤怠管理に追加属性を指定して、タイム・カードに原価計算セグメント値を入力できます。セグメントは、エレメント・エントリに入力できるセグメントに一致する必要があります。個人のレコードを検索するには、「エレメント・エントリ」タスクを使用します。「個人詳細」ページの「原価計算」タブで使用可能なセグメントを表示します。原価計算は、結果エレメントのエレメント適格レコードに定義されています。時間入力を転送した場合、転送プロセスでは計算エレメントに原価計算が表示されます。

たとえば、原価配賦キー・フレックスフィールドの構造により、部門セグメントをエレメント・エントリ・レベルで入力するように指定できます。この追加属性をタイム・カードに指定できます。従業員は、別の部門への出向中に発生した超過勤務時間の賃金を請求する部門を指定できます。時間入力を転送すると、給与計算では超過勤務時間に対して指定されている部門を使用して原価計算結果が導出されます。

給与に転送された原価計算上書きの結果を表示するには、次のステップを実行します。

  1. ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「プロセス結果要約」クイック処理をクリックします。

  2. 「個人プロセス結果の表示」ページで、処理された給与のリストを確認できます。個人を検索する前に正しい給与を選択し、このページで個人を選択します。

  3. 「プロセス結果」タブの下矢印をクリックします。

  4. その個人の支給明細に移動します。

  5. 「原価計算結果」を選択します。