自動、複数または追加のエレメント・エントリ・オプションの有効化

エレメントに対して次のいずれかのオプションを選択し、そのエレメント・エントリの更新方法を定義できます。

  • 自動入力

  • 同一期間の複数入力の許可

自動入力

エレメントを作成する際に、「エレメントに対して適格なすべての個人がエレメントを自動的に受け取る必要がありますか?」という質問に対して「はい」を選択できます。この設定では、そのエレメントに対して作成するすべての適格レコードに、デフォルトで「自動入力」オプションが選択されます。ただし、特定の適格レコードを保存する前に、その選択を上書きできます。

このオプションを選択した場合は、適格レコードを保存すると、すべての適格就業者に対してエレメント・エントリを作成する給与フローが開始されます。このフローをモニターするには、次のタスクを実行します。

  • 「自動入力ステータス」フィールドでプロセスの進捗を確認します。エラーが発生したことがステータスに示されている場合は、適格レコードを再度保存して、フローを再送信できます。

  • 「プロセスおよびレポート」タブで自動エレメント・エントリの生成フローの進捗をモニターします。

適格就業者の雇用レコードを更新(採用および退職を含む)すると、それに応じて、エレメント・エントリが自動的に更新、作成または終了されます。

ヒント: 「自動入力」オプションを選択した場合は、「同一期間の複数入力の許可」も選択できません。

同一期間の複数入力の許可

このオプションを使用すると、同じ支払期間に、個人にエレメントの複数入力を行うことができます。月次支払の個人の超過勤務時間を週ベースで入力する場合のシナリオを考えてみます。この場合、各期間の超過勤務エレメントに5つのエントリを入力する必要があります。

グロスアップ・エレメントを作成する場合は、「同一期間の複数入力の許可」を選択する必要があります。

ノート: 自動入力オプションが選択されたエレメントでは、同じ期間の複数入力は許可できません。