Oracle Learningのコースおよび講義の再割当競合ルール

コースまたは講義を割り当てるときに、既存の失効していない完了がある学習者の結果を決定できます。学習者を再割当したり、新しい割当から免除できます。オプションで、既存の完了日を使用して結果を決定できます。

学習者を再割当すると、現在の学習に新しい割当が表示されます。学習者は構成済の完了設定に従って完了する必要があります。免除した場合、学習者には現在の学習または学習履歴で新規割当は表示されません。ただし、学習管理者には「免除済」ステータスで新規学習割当が表示されます。免除済割当は、再割当および免除の証拠です。

既存の完了がある学習者を再割当するときに、既存の完了の有効性がいつ失効するかを指定できます。有効性は新規割当の開始日または期日に基づきます。

  • 新規割当の開始日を使用して既存の完了を失効させると、学習者はただちに非準拠になり、新規割当を完了するまで続きます。
  • 新規割当の期日を使用して既存の完了を失効させる場合、学習者が非準拠になる前に猶予期間があります。

これらの再割当ルールを使用して、学習者に未更新の既存の完了がある場合に、同期された更新に学習者を加えることもできます。既存の完了日と新規割当の更新ルールにより、学習者が現在の学習の新規割当を取得するタイミングが決まります。現在の割当を完了すると、学習者は新規割当の更新ルールに従います。

学習割当または学習イニシアチブの作成時に、これらの更新および割当の競合ルールを構成できます。また、マネージャがチームに学習を割り当てるときに適用されるデフォルトの更新オプションおよび割当競合ルールを設定することもできます。「自分のクライアント・グループ」「学習」作業領域の「カタログ・デフォルトの構成」タスクを使用します。

取下済更新および新規割当

取下済更新がある学習に対する新規割当をOracle Learningがどのように処理するかは、更新シリーズの完了済割当が失効しているかどうかによって異なります。

  • 学習者の完了がすべて失効している場合は、新しいアクティブな割当が現在の学習に表示されます。最終完了がすでに失効しているため、この学習者はこの更新シリーズでもう管理されていません。
  • 学習者の最終完了が失効していない場合、新規割当は現在の学習に表示されません。これは、最終完了が失効するまで、この更新シリーズでこの学習者が引き続き管理されるためです。