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契約条件ライブラリ設定の連携の仕組み

このトピックでは、契約条件ライブラリの設定概要を示します。

次の図に、このトピックの各項で説明する契約条件ライブラリの主要な設定を示します。 左側の設定は、「設定および保守」作業領域のタスクを使用して実行します。 条項や契約条件テンプレートなどの契約条件ライブラリ機能の多くを設定するには、「条件ライブラリ」作業領域に移動する必要があります。 点線のボックスは、Oracle Procurement Contractsでのみ使用できる機能を強調しています。
この図は、契約条件ライブラリの設定の概要を示しています。

Oracle Fusion Functional Setup Managerでの設定

様々なOracle Fusion Functional Setup Managerタスクが契約条件ライブラリ機能を有効にするか、機能に影響します。 これらの設定は次のとおりです。

  • 契約条件ライブラリを操作するための契約タイプの設定

    契約タイプでは、許可される契約明細のタイプ、パーティ・ロール、契約検証チェック、契約の受入要件と署名要件などの様々な契約のプロパティを指定します。 契約条件ライブラリでは、「契約タイプの管理」タスクを使用して次の操作を実行できます。

    • 契約条件オーサリングの有効化

      ある契約タイプの契約にいずれかのライブラリ契約機能を使用するには、その契約タイプに対して契約条件オーサリングを有効にする必要があります。

    • このタイプの契約の印刷契約条件の書式設定に使用するOracle Analytics Publisherレイアウト・テンプレートを指定します。

  • 条項タイプの定義

    ライブラリ内の条項を分類する場合は、「契約条項タイプの管理」タスクを選択して条項タイプを設定します。

  • 契約のビジネス・ユニットの構成

    ほとんどの契約条件ライブラリ・コンテンツの使用は、それを作成したビジネス・ユニットに制限されています。 これには、条項、契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ビジネス・ルールが含まれます。 顧客契約管理ビジネス機能プロパティの指定タスクまたはサプライヤ契約管理ビジネス機能プロパティの指定タスクを使用して、次の操作を実行できます。

    • ビジネス・ユニット間でのコンテンツの採用およびコンテンツの自動承認を有効にする。

    • ライブラリ・コンテンツに関する承認およびその他の通知を受信する従業員である契約条件ライブラリ管理者を指定する。

    • ビジネス・ユニットの契約エキスパート機能を有効にする。

  • 契約レイアウト・テンプレートの作成

    Oracle Analytics Publisherを使用して、条項、契約条件テンプレートのプレビュー、非標準契約レポートおよび契約自体の書式を決定するレイアウト・テンプレートを設定できます。

    Oracle Analytics Publisherライブラリからアプリケーションとともに提供されるサンプル・レイアウト・テンプレートをダウンロードします。 サンプル・レイアウト・テンプレートをコピーおよび編集し、アップロードできます。

    ノート: XMLを使用して独自のレイアウトを作成する方法の例は、「企業契約の設定: パート2」のトピックを参照してください。
  • 契約条件値セットの作成

    「契約条件値セットの管理」タスクを選択して、契約条件変更項目および契約エキスパート質問で使用する値セットを設定します。

  • 条項インポートに使用するファイルの場所の指定

    Oracle Fusion Enterprise Schedulerプロセスを使用して、レガシー条項をファイルまたはインタフェース表から契約条件ライブラリにインポートできます。

    条項をファイルからインポートする場合は、「条項およびテンプレート管理プロファイルの管理」タスクを選択してシステム・プロファイル・オプション「契約条項インポートXMLファイルの場所の指定」を設定することで、ファイルの場所を指定する必要があります。

契約条件ライブラリの作業領域の設定

契約条件ライブラリは、「条件ライブラリ」作業領域内のタスクを使用して作成します。

  • 条項の作成

    代替条項、参照によって組み込まれる条項、暫定条項など、契約条件オーサリング中に使用する標準条項を作成します。 様々な条項プロパティを指定することで、条項の動作を変更できます。 たとえば、契約で条項を必須にすることや、契約作成者による編集から保護できます。

  • 変更項目の作成

    契約条件ライブラリの変更項目を使用して、契約エキスパート・ルール条件内で使用するために個別条項内の情報を示すことができます。 アプリケーションは事前定義変更項目とともに提供され、システム変更項目と呼ばれます。 プログラミングあり/プログラミングなしの別の変更項目を作成でき、ユーザー変更項目と呼ばれます。

  • 採番方式の作成

    契約条件に対して追加の条項およびセクションの採番を設定できます。 各契約条件テンプレートで使用する採番方式を選択できます。

  • 契約条件テンプレートの作成

    契約条件テンプレートを作成して、契約オーサリング中に定型条件を契約に挿入します。 契約作成者がテンプレートを手動で適用するか、設定したデフォルト設定ルールを使用してアプリケーションでテンプレートを自動的に適用できます。

  • 契約エキスパート・ビジネス・ルールの作成

    契約が企業標準に確実に準拠するためのビジネス・ルールを設定します。

    契約エキスパートは、次のことができるビジネス・ルールの設定に役立ちます。

    • 契約への適切な契約条件テンプレートの適用

      たとえば、契約が北米オペレーションズ・ビジネス・ユニットで作成され、契約金額が100万ドルを超える場合、契約条件テンプレートのソフトウェア・ライセンスおよびサービス契約が適用されます。

    • 契約の特定の事前定義済の場所への追加条項の挿入

      たとえば、監査が必要な場合、監査条項が追加されます。

    • 企業ポリシーから外れる契約差分のレポート

      たとえば、金額が100万ドルを超え、支払条件が90日より長い契約がレポートされます。

    契約内の変更項目の値または他の条項の有無を契約エキスパート・ルール条件のベースにすることや、契約作成者がオーサリング中に回答する必要のある質問を設定できます。

    たとえば、顧客に出荷される資材の性質に関する一連の質問を作成者に対して行い、その回答に基づいて追加の責任条項を挿入できます。

    数値条件でビジネス・ルールを設定する(たとえば、契約金額が100万ドルを超えた場合に特別な支払条件条項を挿入する)場合は、数値を保持する定数を設定する必要があります。 数値を直接入力することはできません。

  • 契約提出物

    契約提出物は、契約目的に基づいて会社とそのサプライヤまたは顧客の間のネゴシエーション、購買および企業契約の一部として履行する必要がある契約および非契約の約定を追跡します。 これらの提出物は、契約条件や企業契約を含む購買およびソーシング文書で使用できます。

  • 条項のインポート

    「条項のインポート」タスクを選択することで「条件ライブラリ」作業領域から、または「プロセスの管理」タスクを選択することで設定マネージャからOracle Fusion Enterprise Scheduler (ESS)プロセスを実行して、レガシー・アプリケーションから条項をインポートできます。

  • 「キーワード」フィールドを使用した条項テキスト検索の索引の設定および保守

    「条件ライブラリ」作業領域で「プロセスの管理」タスクを選択することで、「キーワード」フィールドを使用して、条項および契約条件テンプレートの検索に必要なテキスト索引を設定および保守するために必要なESSプロセスを実行することもできます。