原価ファクタの計算方法
バイヤーは原価ファクタを使用して、ネゴシエーション明細に関連付けられている追加原価を識別して管理できます。 原価ファクタは、ネゴシエーション文書の明細、ネゴシエーション・テンプレートの明細デフォルト値、または原価ファクタ・リストに追加できます。
原価ファクタの計算方法
原価ファクタは、ユニット当たり原価、明細価格率、応答金額率または応答金額と明細の両方の定額として定義できます。 応答金額率の価格設定基準は、内部原価ファクタにのみ使用できます。 単一の明細に(タイプを問わず) 1つ以上の原価ファクタを定義できます。 明細価格(サプライヤが提示する1ユニット当たりの価格)にすべての原価ファクタを加算したものが応答価格になります。 応答価格は、該当するすべての原価ファクタを適用した後の実際の単価です。
応答価格は、明細価格 + ((明細価格 * 明細価格率原価ファクタ) + ユニット当たり原価ファクタ + (定額原価ファクタ/応答数量))として計算されます。
計算例: この例では、バイヤーが定義したすべての原価ファクタを考慮してサプライヤの応答を調整する方法を示します。 これらの数値は、サプライヤが入力した明細価格およびすべての原価ファクタの値です。
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明細価格 = 30
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明細価格率原価ファクタ = 35
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ユニット当たり原価ファクタ = 5
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定額原価ファクタ = 15
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応答数量 = 100
計算: 30 + ((30 * 0.35) + 5 + (15/100)) = $45.65 (応答価格)