Oracle Supplier Qualificationルール・セット
Oracle Fusion Cloud Procurementには、サプライヤのライフ・サイクルの様々な時点でサプライヤに情報を要求するために使用できる機能が用意されています。 質問リストの内容とタイミングは、ルール・セットを定義することで制御します。
ルール・セットは、1つ以上の資格領域で構成されます。 これらの資格領域に定義されている質問に基づいて質問リストが生成され、サプライヤに送信されます。 サプライヤが質問リストを受け取って回答したら、その応答情報を使用してサプライヤ・プロファイル情報を更新できます。 次のことができます。
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既存の資格領域を使用します。
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Oracle Supplier Qualificationで資格領域を作成し、それらをルール・セットで使用します。
資格領域を作成する必要がある場合は、次の点に留意してください。
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質問はサプライヤ・レベルのものである必要があります。
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内部応答者を質問に含めることはできません。
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質問はアクティブです。
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特定の調達BUのソーシング資格モデルを指定して、ソーシング・ネゴシエーションに参加するためのサプライヤの適格性を査定できます。
定義したルール・セットの対象となるトリガー・イベントのいずれかが発生した場合、ルール・セットで指定した資格領域で構成される質問リストが作成されます。 サプライヤにはこの質問リストが提示されます。 サプライヤの応答を受け取ったら、サプライヤの基本登録情報と質問リストへの応答を使用して、トリガー・イベントに関するサプライヤ情報を評価します。
見込みサプライヤまたは費用承認済サプライヤとして承認されたサプライヤの応答はサプライヤ資格応答リポジトリに格納されます。 サプライヤの応答が応答リポジトリに格納されたら、それらの応答を使用してサプライヤの資格を作成できるようになります。