Oracle IoT Asset Monitoringを使用した作業オーダーの自動作成方法

Oracle Fusion Cloud IoT Intelligent Applicationsの一部であるOracle Asset Monitoringでインポートされたアセットに対してインシデントが作成されると、インシデントはOracle Maintenanceのメンテナンス作業オーダーに自動的に変換されます。たとえば、しきい値ルールによって、アセットに関連付けられたデバイスが過熱しているときにインシデントがトリガーされると、インシデントに対応するメンテナンス作業オーダーがメンテナンスで自動的に作成されます。

自動作業オーダー作成を有効にするには、メンテナンスで条件イベント・コードを含むメンテナンス・プログラムを作成する必要があります。これらのプログラムには、アセット、アセット・グループ、1つ以上の条件コードおよび1つ以上の作業定義に対して定義された作業要件があります。その後、Asset Monitoringはこれらのプログラムを使用し、MaintenanceのRESTサービスを使用して条件ベースのメンテナンス作業オーダーを作成します。さらに、作業オーダーを自動的に作成するには、作業オーダーを作成し、メンテナンス対応の組織で運用するために、アセットを有効にする必要があります。

非メンテナンス組織で営業しているアセットについては、引き続きIoTから作業指示を作成できます。ただし、メンテナンス・プログラムでは条件イベント参照および作業定義は使用されません。かわりに、ヘッダー詳細のみを使用して新しい作業オーダーを作成し、「メンテナンス作業オーダーの管理」ページで作業スコープをさらに定義できます。この機能をサポートするには、メンテナンス組織と非メンテナンス組織の間の組織関係を設定し、プライマリ関係ステータスに昇格する必要があります。作業オーダーが作成されると、その作業オーダーはアセットの営業組織ではなく、プライマリ・メンテナンス組織に作成されます。

メンテナンス作業オーダーREST APIでは、createConditionBasedWorkOrdersというタイトルの構成済処理を使用します。パブリック中、この構成済アクションは、アセット・モニタリングでのみ使用されることを意図しています。