指定日の後にのみ新規供給を作成する方法
場合によっては、計画オーダーの作成を、指定した日付より後に延期する場合があります。 たとえば、一時製品リコールがある場合は、特定の日付以降にのみ新規オーダーの発行を許可できます。
次より後に供給を作成属性を使用すると、指定した日付より後になるまで、新しい供給オーダー推奨が作成されないようにできます。 各製品の最早供給作成日を構成できます。
供給の作成後属性は、供給の作成属性と組み合せて使用する必要があります。 供給の作成属性では、計画で品目の新規供給を作成できるかどうかを指定します。 「次より後に供給を作成」フィールドは、供給の作成属性が最初にYesに設定されている場合にのみ有効になります。
これらの属性を設定するには、製品情報管理作業領域から品目ページの仕様タブにナビゲートします。 これらの属性は、品目表で、プランおよびシミュレーション・セットで変更することもできます。
指定した日付より後の日付まで計画オーダーの作成を遅延するには:
- 「供給の作成」をYesに設定します。
- 「次の後に供給を作成」フィールドに日付を入力します。
これらの属性は、新規製造および購買計画オーダーの作成を制御します。 サプライ・チェーンで考えられるすべての既存在庫を利用しながら新規オーダーを制限することが目的であるため、新規転送計画オーダーの作成や既存オーダーの再スケジュールは管理されません。
計画では、新規製造または購買供給の提示納期が次より後に供給を作成の日付より後であることを確認します。 しかし、それ以外の日付(「提示納入予定日」など)は、リード・タイムに応じて「次より後に供給を作成」の日付より前になることがあります。 集計プランニング・バケットでは、期日は常にバケットの末日になりますが、ソース・システムにリリースされた日付はバケットの先頭にあります。 そのため、このような場合、リリース日は次より後に供給を作成の日付より前になる可能性があります。
次の日付より後に供給を作成制約のために需要が遅延して充足されると、販売オーダーにペグされた遅延供給(または予測)例外が生成されることに注意してください。
供給の作成および供給の作成後属性は、制約付き供給計画または制約なし供給計画で使用できます。