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キー・フレックスフィールドの計画の考慮事項

キー・フレックスフィールドを計画する際の最初のステップは、アプリケーションで必要とされるキー・フレックスフィールドを判別することです。

計画には次のタスクを含める必要があります。

  • キー・フレックスフィールドの目的を特定します。

  • 使用可能なセグメント列の数と長さを識別します。

  • キー・フレックスフィールドで複数の構成を許可するかどうかを識別します。

  • 複数の構成を定義する必要があるかどうかを識別します。

  • 各構成におけるセグメントの数、順序および長さを識別します。

始める前に

フレックスフィールドを特定したら、その構成を事前に計画します。 構成の影響を受ける、デプロイメント内のUIページや他のアーティファクトのリストをまとめます。 フレックスフィールドの表示と構成に必要なロールがプロビジョニングされていることを確認します。 「管理」メニューのフレックスフィールドの強調表示コマンドを使用して、フレックスフィールドが表示されるランタイム・ページを表示します。 テストおよび本番ユーザーに対してフレックスフィールドをデプロイする方法を計画し、フレックスフィールドの管理に使用できるツールとタスクをレビューします。

値セットの使用を計画している場合は、値セットを作成してから、キー・フレックスフィールドを構成します。 キー・フレックスフィールド・セグメントを追加および構成するときに、キー・フレックスフィールドの値セットを作成することはできません。

フレックスフィールド関連タスクへのアクセス

フレックスフィールドと値セットを構成するには、フレックスフィールドの管理タスクへのアクセス権が必要です。 詳細は、セキュリティ管理者に問い合せてください。 「固定資産キー・フレックスフィールドの管理」などの製品固有のフレックスフィールド・タスクについては、製品固有の資料を参照してください。

制限

値セットの使用を計画している場合は、値セットを作成してから、フレックスフィールドを構成します。 キー・フレックスフィールドの構成は、企業のニーズに合わせて拡張できるように計画します。 たとえば、古いコスト・センターを使用不可にして、新しいコスト・センターの使用頻度を増やす予定であれば、使用可能な値を増やすことができるように、コスト・センター値セットの最大サイズを大きめに計画します。 1000個の使用可能な値がある3文字の値セットでは、100個の使用可能な値がある2文字の値セットに比べて、変更のための余地が大きくなります。

構成する予定のフレックスフィールドのコード名を書き留めて、キー・フレックスフィールドの管理タスクですぐに検索できるようにしておきます。 ページ上でのフレックスフィールドの表示方法を構成できる場合もあります。 製品固有のキー・フレックスフィールドの使用に関する制限事項を確認するには、製品固有のドキュメントを参照してください。

ノート: ID列および翻訳済の非依存または依存値セットがある表検証値セットは、キー・フレックスフィールドではサポートされていません。

レポート

口座番号やプロジェクトや地域など、特定の基準やサブエンティティに基づくデータについてレポートを作成するには、そのサブエンティティを別のサブエンティティと組み合せるのではなく、それを単独のセグメントにすることを検討します。 より小さな情報単位で、分類およびレポート作成ができます。