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キー・フレックスフィールドの管理に関する考慮事項

キー・フレックスフィールドを構成するときは、キー・フレックスフィールド、セキュリティ、生成結果のランタイム・ページについての計画を検討します。

計画

構成は慎重に計画し、将来のニーズに対応できるようにします。 フレックスフィールド・データを取得したら、セグメントの番号、順序番、最大長は変更しないでください。

構成デリミタ

デリミタは、ユーザーに表示されるセグメントを区切ります。 構成のデリミタ値には、キー・フレックスフィールドが連結されたセグメントの文字列としてUIに表示されるときに、セグメント値を視覚的に区切るために使用する文字を指定します。

キー・フレックスフィールドのデリミタ値は、フレックスフィールドのデータと競合しないように、慎重に識別してください。 たとえば、貨幣値や数値などのピリオドが含まれることが多いデータを扱う場合は、セグメント・セパレータとしてピリオドを使用しないでください。 セグメント値や説明に頻繁に出現することが予期される文字は、デリミタの適正な選択肢にはなりません。 デリミタなどのキー・フレックスフィールドの構成を変更すると、その構成を使用する以前に格納されたキー・フレックスフィールドも変更の影響を受けます。

セキュリティ

Oracleデータ・セキュリティにより、値セットのセキュリティが実施されます。

キー・フレックスフィールド内で、値セットのセキュリティは、セグメントの値リストでの個々のセグメント値の選択に適用されます。 組合せ表からキー・フレックスフィールドのセグメント値を選択する場合、データ・セキュリティにより、ユーザーがアクセス権を持つセグメント値がある組合せのみ表示することが許可されます。 値セットのセキュリティ・ルールを外部キー表にまで伝播するかどうかは、アプリケーション開発者が制御します。 デフォルトでは、伝播されます。

ランタイム・ページ

フレックスフィールドのレンダリングに使用するユーザー・インタフェース(UI)ページは、アプリケーション開発で決定されます。 キー・フレックスフィールドUIページには、次のタイプがあります。

  • 組合せページ。ここでは、基礎となるエンティティ・オブジェクトが、組合せ表自体を使用します

  • 外部キー・ページ。ここでは、基礎となるエンティティ・オブジェクトに、組合せ表への外部キー参照が含まれます

  • 部分的な使用方法ページ。ここでは、キー・フレックスフィールドのセグメント列の一部またはすべてが、製品表内にあります

同じキー・フレックスフィールドを、別々のページ上で異なる方法で使用できます。

外部キー参照を持つページには、実際のフレックスフィールドのセグメント列を持つ組合せ表への外部キー参照を含む、元表またはベース・ビューがあります。 これにより、勘定科目組合せID (勘定科目の組合せ)を含む行を操作できます。

キー・フレックスフィールドの部分的な使用方法を含むページには、組合せ表での定義に加えて、製品のトランザクション表で定義されたセグメントが表示されます。 部分的な使用方法ページの場合、構成の一部のみを表示できる可能性があります。 これにより、キー・フレックスフィールドを、付加フレックスフィールドのように動作させることができます。

勘定科目の組合せ保守ページまたは組合せページには、組合せ表が表示されます。 これにより、勘定科目の組合せを直接作成したり、保守したりできます。 この組合せ表には、キー・フレックスフィールドのすべてのセグメント列と、一意のID列が含まれます。

一般的なアプリケーションには、組合せページが1つしかありません。 管理者による保守をサポートしていないアプリケーションには、組合せページがない場合もあります。

検索リージョンを含むページでは、フレックスフィールド・メタデータの検索基準として使用する、キー・フレックスフィールドのビュー・オブジェクトの属性をユーザーが選択できます。

たとえば、会計キー・フレックスフィールドに7個のセグメントを構成できます。 外部キー参照ページには、キー・フレックスフィールド・ピッカーと7個すべてのセグメントが表示され、ユーザーは組合せを検索できます。 同じキー・フレックスフィールドを使用する部分的な使用方法ページでは、ユーザーは「コスト・センター」というラベルが付いたセグメントなど、単一のセグメントしか表示できないという可能性があります。また、複数のセグメントが表示されるが、組合せを選択するためのオプションではなく、個々のセグメントとして表示される可能性があります。