この項では、Outlook用のアドインでソーシャル・オブジェクトを使用する方法について説明します。
ソーシャル・オブジェクトは、Oracle Social Networkと共有される、ビジネス・アプリケーションまたはビジネス・プロセス内のビジネス・オブジェクトです。共有されるビジネス・オブジェクトは、Oracle Social Networkでソーシャル・オブジェクトと呼ばれます。
ソーシャル・オブジェクトには、メッセージおよびドキュメント用の独自のウォールと独自のメンバーシップがあります。ソーシャル・オブジェクトのメンバーシップには、そのオブジェクトを中心とするプロジェクトに関係するすべてのユーザーが含まれます。たとえば、CRMシステムから発生した顧客ソーシャル・オブジェクトのメンバーシップには、営業チーム、製品管理、履行などの事業部門のユーザーが含まれる場合があります。
Oracle Social Networkの実装で、独自の記録システムからのソーシャル・オブジェクトが使用される場合があります。
選択したソーシャル・オブジェクトの詳細で、詳細の上部に表示されるタブを使用して、次のビューを切り替えることができます。
投稿: このオブジェクトのウォールに追加されたメッセージおよびドキュメントをすべて表示します。
ドキュメント: このオブジェクトのウォールに追加されたドキュメントのみを表示します。
メンバー: オブジェクトのメンバーシップを表示および管理します。
関連アイテム: このオブジェクトに関連するアイテムのリストを表示します。
参照アイテム: このソーシャル・オブジェクトを参照する他のソーシャル・オブジェクトを表示します(参照アイテムとは何ですか。を参照)。
ヒント: ソーシャル・オブジェクトには、ソース・システム(顧客関係管理、エンタープライズ・リソース・プランニング、人材管理など)の関連付けられたレコードに戻るリンクが含まれている場合があります。使用可能な場合は、オプション・メニュー(ソーシャル・オブジェクトのバナーでをクリック)またはソーシャル・オブジェクトの属性のリストの下部で、「詳細の表示」をクリックして、ソース・レコードを開くことができます。
参照アイテムは、現在のアイテムにリンクするアイテムです。たとえば、Acmeコレクションに会話Wileyが含まれています。一方、会話Wileyでは、参照アイテムのリストにAcmeコレクションがリストされています。
アイテムに対してユーザーが追加または削除されると、メンバーシップ・メッセージがそのアイテムに投稿されます(「現在、<ソーシャル・オブジェクト>は次からのアクセスが可能です: Jane Doe。」など)。これらのメッセージが表示されないようにする場合は、非表示にできます。メンバーシップ・メッセージを非表示にするにはどうすればよいですか。を参照してください