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Oracle® Cloud Oracle Social Networkの使用

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一般プロパティの管理

次のトピックでは、一般プロパティの管理方法について説明します。

一般プロパティの編集

  1. 管理者としてOracle Social Networkにログインします。
  2. 管理UIから、「一般」をクリックします。ユーザー・インタフェースの「管理」セクションを表示すると、デフォルトで「一般」ページが表示されます。
  3. Oracle Social Networkの一般プロパティを編集します。プロパティの詳細は、一般プロパティ・ページを参照してください。
  4. 「保存」をクリックします。

一般プロパティ・ページ

次の表に、一般プロパティの説明を示します。

要素 説明

ブランディング

Oracle Social Network Webクライアント・インタフェースの外観をカスタマイズするために、ブランディング・テキストとロゴをカスタマイズできます。これらは、ユーザー・インタフェースと新規ユーザー招待電子メールに表示されます。

ブランディング・ロゴは常に指定し、ブランディング・テキストはオプションとして指定することをお薦めします。ロゴにテキストがすでに組み込まれている場合、ブランディング・テキストを個別に追加する必要はありません。ニーズに最適な外観を見つけるために、ブランド情報のサイズやコンテンツを試験します。ロゴとテキストが期待したとおりに表示されることを確認するために、新規ユーザーの招待電子メールをテストします。

コーポレート・ブランディング・テキスト

バナーのロゴの右側および新規ユーザー招待電子メールに表示するテキストを指定します。デフォルトでは、SOCIAL NETWORKというテキストが表示されます。フィールドにブランディング・テキストを入力すると、デフォルトが置き換えられます。フィールドにスペース文字を1つ以上入力すると、コーポレート・ブランディング・テキストは表示されません。

企業ロゴ

このロゴは、ページの左側にある上部バナーに表示されます。現在のイメージが表示されます。

変更するには、「変更」をクリックし、手順に従って別のイメージをアップロードします。イメージの最大寸法は、高さ22ピクセルおよび幅160ピクセルです。イメージは、アスペクト比を維持したまま、収まるように調整されます。

通知

これらのグローバル設定により、電子メール通知およびモバイル通知を制御できます。

電子メール通知

電子メール通知をグローバルに有効または無効にします。有効にすると、ユーザー設定に基づいて電子メール通知が送信されます。

Appleプッシュ通知サービス(APNS)

ユーザーがiOSデバイスにOracle Social Networkアプリケーションをインストールしてサーバーに接続し、デバイスがサーバーに登録されたとき、ここで通知を有効にした場合は通知を受信できます。

登録されたiOSデバイスへのプッシュ通知をグローバルに有効または無効にします。有効にすると、ユーザーが選択した場合、iOSデバイスに通知が送信されます。

Androidプッシュ通知(GCM)

ユーザーがAndroidデバイスにOracle Social Networkアプリケーションをインストールしてサーバーに接続し、デバイスがサーバーに登録されたとき、ここで通知を有効にした場合は通知を受信できます。

Androidデバイスへのプッシュ通知をグローバルに有効または無効にします。有効にすると、ユーザーが選択した場合、Androidデバイスに通知が送信されます。

タイムゾーンおよび言語

エンド・ユーザーは、これらの設定を、Oracle Social Network設定で明示的に構成するか、ブラウザ設定に基づいて暗黙的に構成します。使用できる設定がない場合に使用する、タイムゾーンのフォールバック値、言語、日付書式を指定できます。

タイムゾーン

Oracle Social Networkでは、ユーザーの設定のタイムゾーンが指定されている場合にはそれが使用されます。ユーザーがタイムゾーンを選択しなかった場合は、このフィールドの値が使用されます。タイムゾーンを選択しないと、Oracle Social Networkが存在するサーバーのタイムゾーンが使用されます。

このタイムゾーン設定を使用して、毎日のダイジェスト電子メールをいつ送信するか(ユーザーのタイムゾーンの深夜)が決定され、電子メール通知のタイムスタンプが指定されます。

この設定は、メッセージの投稿やユーザーの追加などのアクションのタイムスタンプには影響しません。クライアント・マシンのタイムゾーン設定が使用されます。

言語

Oracle Social Networkクライアント(ブラウザ・クライアント、Outlook、Androidなど)では、ユーザーの設定またはブラウザで指定された言語を使用します。使用可能な言語とクライアント設定が一致しない場合、またはブラウザに設定がない場合は、ここで選択した言語が使用されます。

日付書式ロケール

Oracle Social Networkクライアント(ブラウザ・クライアント、Outlook、Androidなど)では、ユーザーの設定での指定に従うか、またはブラウザのロケールを使用して、日付の書式設定を試みます。使用可能な書式とクライアント設定が一致しない場合、またはブラウザに設定がない場合は、ここで選択した日付書式が使用されます。

サポート・メッセージ

サポートされているクライアントでは、ユーザーが「サポート」オプションを選択すると、このフィールドに表示されるテキストが表示されます。デフォルトでは、Oracle Supportを使用してサービス・リクエストを作成する方法について説明するテキストになっています。Webクライアントでは新規ブラウザ・ページが開きます。(リンクにはtarget="_blank"が含まれています。)社内のサポート・チームへの連絡など、ユーザーが別のプロセスに従うようにする場合は、テキストをカスタマイズできます。

テキスト入力フィールドに任意の変更を入力し、「保存」をクリックして変更内容を保存するか、「デフォルトに戻す」をクリックしてOracle Social Networkの初期構成時に定義されたデフォルト・メッセージに戻します。

注意: サポート・メッセージは、入力された言語で表示され、ロケールに基づいて翻訳されません。

ハッシュタグの管理

ハッシュタグとして使用されないようにする単語や文字列を検閲できます。

検閲されたハッシュタグ

ハッシュタグとして使用されないようにする必要がある、1つ以上の文字列をハッシュ(#)接頭辞なしで入力します。アスタリスク(*)などのワイルドカードはサポートされません。カンマを使用してフィールド内の各文字列を区切ります。たとえば、censorthistag,censorthattagのようにします。

ユーザーが検閲されたハッシュタグを入力するか、検閲されたハッシュタグを含むメッセージを表示すると、ハッシュタグは通常のテキストとして表示されます。検閲されたハッシュタグは、ハッシュタグ提案のリストに表示されません。以前にシステムに存在していたハッシュタグを検閲すると、リンクが削除されます。ユーザーが以前にそのハッシュタグをフォローすることを選択していた場合は、ブラウザをリフレッシュしたとき、関連エントリが「概要」ページから削除され、ハッシュタグ・ページが削除されます。その後、検閲リストからタグを削除した場合は、そのハッシュタグがフォローされているタグとして復元され、ハッシュタグ・ページが復元されます。

CORS

Cross-Origin Resource Sharing (CORS)を使用することで、Webページによる別のドメインへのXMLHttpRequestが可能になります。Oracle Social Networkと統合するブラウザ・アプリケーションでサーバーにHTTPコールを行う場合は、そのアプリケーションをホストするマシンをCORSオリジンのリストに追加する必要があります。

フロント・チャネルやバック・チャネルの対話の要件に応じて、フロント・チャネルのCorsのオリジンまたはバック・チャネルのCORSのオリジン、あるいはその両方にホスト・マシン情報を追加します。一般に、REST APIと対話するフロント・チャネルに対してのみ、オリジンを有効化および追加する必要があります。

バック・チャネルのCORS

バック・チャネルのCORSの使用を有効または無効にします。デフォルトでは、この設定は有効です。

バック・チャネルのCORSのオリジン

1つ以上のCORSオリジン値を入力フィールドに入力します。カンマを使用して、フィールドの各値を区切ります。

各CORSオリジン値をhttp[s]://<domain-name.com>の形式で入力します。

注意: オリジン値として*を使用しないでください。そのようにすると、すべてのホストからのアクセスが許可されます。

フロント・チャネルのCORS

フロント・チャネルのCORSの使用を有効または無効にします。デフォルトでは、この設定は有効です。

フロント・チャネルのCORSのオリジン

1つ以上のCORSオリジン値を入力フィールドに入力します。カンマを使用して、フィールドの各値を区切ります。

各CORSオリジン値をhttp[s]://<domain-name.com>の形式で入力します。

注意: オリジン値として*を使用しないでください。そのようにすると、すべてのホストからのアクセスが許可されます。

データのエクスポート

監査の目的で、会話データをエクスポートできます。

重要: データをエクスポートする前に、「管理」の「ユーザー」ページに移動してください。「統合アカウント」で、両方のオプションが選択されていることを確認します。これらの権限は、他のユーザーが作成した会話をエクスポートするために必要です。

会話データをエクスポートするには、「開始日」および「終了日」を選択し、「エクスポート」をクリックします。

エクスポートが完了すると、エクスポートされたすべての会話データを含むzipファイルをダウンロードするためのダイアログが表示されます。

注意:

  • 開始日と終了日は、サーバーのUTC時間に基づく12:00amに開始されます。たとえば、2017年5月9日に作成された会話をエクスポートするには、「開始日」として2017年5月9日、「終了日」として2017年5月10日を選択します。

  • 1000個の会話のみを一度にエクスポートできます。zipファイルには、エクスポートされた内容をまとめたarchive-info.txtというファイルが含まれています。「Matching conversations」の件数が1000の場合は、追加の会話をエクスポートするために、日付範囲を減らす必要があります。

  • エクスポート・ジョブは最大で3分間実行されます。「Actual time taken」が「3 minutes」の場合は、ジョブが完了できるように、日付範囲を減らす必要があります。